
CSS(中国
宇宙ステーション)の上空
通過が、6月14日〜18日の夜に見られます。
特に、16日は奈良のほぼ真上を通過しますので、とても明るく見えます(マイナス2.3等級、1等星の約20倍の明るさ)。1等星アークトゥルス(うしかい座)やベガ(こと座)の近くを通りますので、明るさをくらべてみましょう。
いずれも、南西方向から北東方向へ
通過してゆきます。
【見える時間】
6/14 20:35 → 20:38(地球のかげに入り光らなくなる)
6/15 21:13 → 21:17(地球のかげに入り光らなくなる)
6/16 20:14 → 20:21
6/17 20:53 → 20:59
6/18 19:54 → 20:00
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からのきょりが遠く、
観察がむずかしいものはのせていません。また、CSSの
軌道変更により、通過
時刻が2〜3分ずれることがあります。)

CSS(中国宇宙ステーション)は、
望遠鏡や
双眼鏡を使わなくても、まちなかで
肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。
飛行機かと思うくらい明るい(1等星の数倍〜十数倍の明るさ)ですが、チカチカ
点滅せず音もしないので、飛行機と
区別がつきます。

CSSは中国が
建設した宇宙ステーションです。2021年4月に建設を始めて、2022年11月に長さ20m
幅36mの宇宙ステーションが完成しました。

次回は6月24日ごろに見られる予定です。
posted by rihaku at 20:35|
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人工天体