2020年05月22日

水星が観望好期

★ 5月22日〜6月12日頃、日の入り後の西の空で、今年一番の好条件で水星が見られます。
水星は太陽から28度以上離れないので、空が暗くなり始める頃には、地平線から10度くらいの高さしかなく、その後1時間ほどで沈んでしまいます。西の方向に見晴らしの良い場所で、19:30〜20:00頃に観察してみましょう。明るさは0〜1等級なので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が沈んでからにするようにして下さい。
★ 日の入り後の高さがもっとも高くなるのは6月2日頃ですが、5月22日の明るさ(マイナス0.6等級)に比べて、6月2日の明るさは0.4倍(0.4等級)、6月12日の明るさは0.16倍(1.4等級)と、日が経つにつれ次第に暗くなってゆきますので、なるべく5月中に観察した方が良いでしょう。
★ 5月22日には金星が約1度、5月24日には細い月が約3度まで近づいて見えます。

水星の次の観望好期は、11月上旬〜中旬の明け方です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍の大きさで描いています。)
水星_20190219-0305.png
タグ: 金星 水星
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2020年05月13日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ 5月15日〜17日の夜、ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過が見られます。
 5/15 19:53 南 →19:56 南東→19:59 東
 5/16 20:42 西 →20:45 北西→20:48 北東
 5/17 19:54 南西→19:57 真上→20:00 北東
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良から遠い所を通過するため観察が難しいものは除いています。)

★ 特に17日の通過は、日本列島を縦断してゆきますので、日本全国で見ることが出来ます。(通過時刻は場所によって異なります。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、街中で肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機かと思うくらい明るい(1等星の約10倍〜100倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅せず音もしないので、飛行機と区別が付きます。

次回は5月31日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より)
ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過
タグ:ISS
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月と木星・土星が接近

★ 5月13日の未明、月、木星、土星の集合が見られます。
月と土星は約3度に、月と木星、木星と土星は約5度に接近しています。
月・木星・土星は、0時頃南東から上り、4時半頃に明るくなるまで、南東〜南の空に見えます。
★ 月は13日以外は離れてしまいますが、木星・土星は5月中、5度以下に接近している様子がずっと見られます。この後、8月下旬にかけていったん8度以上に離れますが、再度接近し、12月21日に0.1度という大接近を迎えます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の2倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年05月10日

天体観望会 中止のお知らせ

5月10日(日)、けいはんな記念公園で予定しておりました天体観望会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止といたします。楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
 この後、梅雨や日没の遅い季節になるため、天体観望会はしばらくお休みで、次回は9月13日(日)19〜21時の予定です。
マスク
タグ:イベント
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2020年05月01日

5月の星空


2020/05星空

★ 夜空には、おおぐま座、しし座、うみへび座、おとめ座、うしかい座といった、春を代表する星座が見えています。
昨年の10月頃から宵の明星として輝いていた金星も、いよいよ見納めです。下旬の月、水星との競演を最後に、宵の明星としては来年の8月までしばらく見られなくなります。一方、水星は5月下旬〜6月上旬の間、今年一番の好条件で観察できます。ふだんあまり見られない水星を、ぜひこの機会に見てみましょう。
★ 大彗星になると期待されていたアトラス彗星(C/2019 Y4)ですが、残念ながら核が分解して暗くなってしまいました。
代わりにスワン彗星(C/2020 F8)という明るい彗星が地球に近づいていますが、こちらは日本では低空にしか見えず、観察は難しいでしょう。

★ 注目の天文現象・暦
星2 13日:月と木星、土星が接近
星2 15日〜17日頃:ISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過
星2 22日:水星と金星が接近
星2 24日:月と水星、金星が接近
星2 24日〜30日頃:HST(ハッブル宇宙望遠鏡)が上空を通過

★ 今月の惑星
水星 ★ 5月下旬から6月上旬にかけて、日の入り後の西の空に見えます。
金星 ★ 日の入りから20時〜21時ごろまで、西〜北西の空に見えます。
火星 ★ 午前1時〜1時半ごろから明け方まで南東の空に見えます
木星 ★ 23時〜0時ごろから明け方まで南東〜南の空に見えます
土星 ★ 23時〜0時半ごろから明け方まで南東〜南の空に見えます

★ 日の出・日の入り【奈良市】
  5日 出 5:02 / 入り 18:45
15日 出 4:54 / 入り 18:53
25日 出 4:48 / 入り 19:00

★ 月の満ち欠けと月の出・月の入り【奈良市】
  1日 ★ 上弦(半月)
     出 11:34 / 入り 01:51(翌日)
  7日 ★ 望(満月)
     出 18:35 / 入り 05:32(翌日)
14日 ★ 下弦(半月)
     出 01:13(翌日) / 入り 11:56(翌日)
23日 ★ 朔(新月)
     出 05:08 / 入り 19:26
30日 ★ 上弦(半月)
     出 11:39 / 入り 01:07(翌日)

2020/05星空



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