2020年06月14日

火星と海王星が接近

★ 6月中旬、火星と海王星が接近して見えます。最も接近するのは6月14日未明で、約1.6度(満月3個分)まで接近します。明るい火星(0等級)の近くで探しやすいので、海王星を見つけるチャンスです。
★ 海王星は8等星で肉眼では見えないので、見るためには望遠鏡や大きめの双眼鏡(口径40mm以上くらい)が必要になります。下の図をたよりに海王星を探してみて下さい。6月13、14日は、20倍の望遠鏡でも同じ視野に火星と海王星が見えます。海王星は青い色をしているので、他の星と区別がつきます。海王星の見かけの大きさは火星の1/4なので、小さな望遠鏡や双眼鏡では、点に見えるだけで表面の模様などは見えません。
★ 火星と海王星は0時頃東の空から上ってきますが、観察ができるようになるのは1時半頃からでしょう。空が明るくなる3時半頃まで南東の空に見えます。6月13日には、月と火星が接近しますが、海王星を観察する場合は、この日以外が良いでしょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。2度の視野は、20倍の望遠鏡で見たときのだいたいの視野。)
月と火星の接近
火星と海王星の接近
タグ:火星 海王星
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2020年06月08日

月と木星・土星が集合

★ 6月8日深夜〜9日未明、月、木星、土星の集合が見られます。
月と木星は約3度、月と土星は約7度、木星と土星は約5度に接近しています。
月・木星・土星は、22時頃南東から上り、空が明るくなる4時頃まで、南東〜南の空に見えます。
★ 翌日以降、月はいったん離れてしまいますが、木星・土星は左右に並んでいる様子が年内ずっと見られます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
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2020年06月01日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ 6月1日、3日、4日の夜、ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過が見られます。
 6/01 20:55 北西→20:59 北東(地球の影に入り見えなくなる)
 6/03 20:56 北西→21:00 南西(地球の影に入り見えなくなる)
 6/04 20:09 北西→20:12 真上→20:14 南東
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良から遠い所を通過するため観察が難しいものは除いています。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、街中で肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機かと思うくらい明るい(1等星の約10倍〜100倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅せず音もしないので、飛行機と区別が付きます。

次回は7月14日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より)
ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過
タグ:ISS
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6月の星空

2020/06星空

★ しし座やおとめ座、うみへび座といった春を代表する星座が西の空に移り、さそり座、へびつかい座、ヘルクレス座、こと座といった夏を代表する星座が東の空から上ってくるようになりました。夜20時〜21時頃、北天で最も明るい恒星アークトゥルス(うしかい座)がちょうど天頂に輝いて見えます。
★ 夜が短く星空を眺められる時間の短い6月ですが、今月はなんといっても21日の日食が注目です。これを逃すと、近畿地方では2030年まで日食が見られません。梅雨の時期ですが、晴れることを祈りましょう。

★ 注目の天文現象・暦
星2   1日〜4日:ISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過
星2   9日:月と木星が接近
星2 14日ごろ:火星と海王星が接近
星2 21日:部分日食

★ 今月の惑星
水星 ★ 1日〜10日ごろまで日の入り後の西の空に見えます。
金星 ★ 太陽に近く見れません。
火星 ★ 1時ごろから明け方まで南東の空に見えます
木星 ★ 22時ごろから明け方まで南東〜南西の空に見えます
土星 ★ 22時半ごろから明け方まで南東〜南の空に見えます

★ 日の出・日の入り【奈良市】
  5日 出 4:44 / 入り 19:07
15日 出 4:43 / 入り 19:11
25日 出 4:45 / 入り 19:14

★ 月の満ち欠けと月の出・月の入り【奈良市】
  6日 ★ 望(満月)
     出 18:35(前日)/入り 04:52
13日 ★ 下弦(半月)
     出 00:16/入り 11:39
21日 ★ 朔(新月)
     出 04:28/入り 19:15
28日 ★ 上弦(半月)
     出 11:45/入り 00:16(翌日)


2020/06星空




タグ:星空
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2020年05月24日

HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過

★ 5月24日〜28日の夜、HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過が見られます。上空通過といっても、本州のおよそ600km南の太平洋上、奄美大島〜小笠原あたりの上空を飛んでいます。
どの日も、南の方角、高さ30度くらいを右(南西)から左(南東)へまっすぐ飛んでゆく様子が観察できます。
・5/24 20:41〜20:43頃
・5/25 20:30〜20:33頃
・5/26 20:19〜20:23頃
・5/27 20:08〜20:13頃
・5/28 19:58〜20:03頃
(※ 他に見られる日時もありますが、日本からの距離が遠く、観察が難しいものは挙げていません。)
★ HSTは肉眼で見えますが、2等級の明るさなので、街灯や家の灯りの少ない、なるべく暗い場所で見て下さい。
次回は7月10日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より)
HST上空通過HST上空通過HST上空通過HST上空通過HST上空通過HST上空通過
タグ:HST
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