
12月30日の19時半〜21時ごろ、月面に「X」の文字があらわれます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの
境界部分に、真横から太陽光が当たることで「X」の文字がうかび上がって見える
現象です。
肉眼では
観察できませんので、
望遠鏡で見てみましょう。10倍くらいの
双眼鏡でも、
三脚などでしっかり
固定すれば観察することができます。また、月のかけぎわが正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。

月面Xは、月が1回
満ち
欠けする間(およそ30日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間が夜間で、さらに、月が
上っているという
条件がつくので、月食ほどではないですがめずらしい現象です。この後、2023年中は夜間に月面Xを見ることはできません。次に夜間に月面Xを見られるのは、2024年1月18日です。
posted by rihaku at 20:00|
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月面現象