2020年10月29日

十三夜、月と火星が接近

月 10月29日は十三夜です。十三夜は旧暦9月13日の夜で、十五夜(旧暦8月15日、芋名月)に対し、豆名月または栗名月と呼ばれ、昔からお月見の風習があります。左側が少し欠けていて、十五夜とはまた違った趣があります。なお、満月となるのは、2日後の31日の夜です。
火星 ちょうどその十三夜に、月と火星が接近して見えます。間隔は19時で約5度です。月と火星は一晩中見えていて、翌朝3時に西に沈む頃には約3度にまで近づきます。

赤く輝く火星と名月の競演をぜひ鑑賞してみましょう。

(画像1枚目はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。画像2枚目は NASA Scientific Visualization Studio によるCGです。)
十三夜_20201029a.png
十三夜_20201029b.jpg
タグ: 火星
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2020年09月25日

月・木星・土星が集合

★ 9月25日、月、木星、土星の集合が見られます。
月、木星、土星は、空が暗くなり始める18時半ごろには南の空に見えていて、23時半頃に南西の空に沈むまで見えています。
月と木星は約2.5度、月と土星は約6.5度、木星と土星は約7.5度に近づいています。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)

月・木星・土星_20200925.png
タグ: 木星 土星
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2020年08月29日

月・木星・土星が集合

★ 8月29日、月、木星、土星の集合が見られます。
月、木星、土星は、空が暗くなる19時半ごろには南の空に見えていて、深夜2時前後に南西の空に沈むまで見えています。
木星と土星は約8.5度、月と木星は約5.5度、月と土星は約4度に近づいています。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年08月01日

月と木星・土星が集合

★ 8月1日夜から3日未明にかけて、月、木星、土星の集合が見られます。
月、木星、土星は、夜空が暗くなる20時ごろには南東の空に見えていて、3時すぎに南西の空に沈むまで、一晩中見えています。
月と木星は1日の20時ごろ7度くらい離れていますが、2日3時ごろには4度にまで近づきます。2日の20時ごろには再び7度くらいに離れて見えます。月と土星は3日の0時ごろ3度まで近づきます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年07月05日

月と木星・土星が接近

★ 7月5日〜6日、月、木星、土星の集合が見られます。
6日未明に月と木星は約3度、6日夕方に月と土星は約3.5度まで接近します。月・木星・土星は、20時半頃南東から上り、4時頃に空が明るくなるまで、南東〜南西の空に見えます。
★ 7月5日は満月で、月はとても明るいですが、木星はマイナス3等級(1等星の30倍の明るさ)、土星も0等級(1等星の2倍の明るさ)と明るいので、月の明るさに負けずに見ることができるでしょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の2倍の大きさで描いています。)
月と木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年06月14日

火星と海王星が接近

★ 6月中旬、火星と海王星が接近して見えます。最も接近するのは6月14日未明で、約1.6度(満月3個分)まで接近します。明るい火星(0等級)の近くで探しやすいので、海王星を見つけるチャンスです。
★ 海王星は8等星で肉眼では見えないので、見るためには望遠鏡や大きめの双眼鏡(口径40mm以上くらい)が必要になります。下の図をたよりに海王星を探してみて下さい。6月13、14日は、20倍の望遠鏡でも同じ視野に火星と海王星が見えます。海王星は青い色をしているので、他の星と区別がつきます。海王星の見かけの大きさは火星の1/4なので、小さな望遠鏡や双眼鏡では、点に見えるだけで表面の模様などは見えません。
★ 火星と海王星は0時頃東の空から上ってきますが、観察ができるようになるのは1時半頃からでしょう。空が明るくなる3時半頃まで南東の空に見えます。6月13日には、月と火星が接近しますが、海王星を観察する場合は、この日以外が良いでしょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。2度の視野は、20倍の望遠鏡で見たときのだいたいの視野。)
月と火星の接近
火星と海王星の接近
タグ:火星 海王星
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2020年06月08日

月と木星・土星が集合

★ 6月8日深夜〜9日未明、月、木星、土星の集合が見られます。
月と木星は約3度、月と土星は約7度、木星と土星は約5度に接近しています。
月・木星・土星は、22時頃南東から上り、空が明るくなる4時頃まで、南東〜南の空に見えます。
★ 翌日以降、月はいったん離れてしまいますが、木星・土星は左右に並んでいる様子が年内ずっと見られます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年05月13日

月と木星・土星が接近

★ 5月13日の未明、月、木星、土星の集合が見られます。
月と土星は約3度に、月と木星、木星と土星は約5度に接近しています。
月・木星・土星は、0時頃南東から上り、4時半頃に明るくなるまで、南東〜南の空に見えます。
★ 月は13日以外は離れてしまいますが、木星・土星は5月中、5度以下に接近している様子がずっと見られます。この後、8月下旬にかけていったん8度以上に離れますが、再度接近し、12月21日に0.1度という大接近を迎えます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の2倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
タグ: 木星 土星
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2020年04月15日

月と火星・木星・土星が大集合

★ 2月中旬頃から、明け方の空で火星、木星、土星の三惑星が集合していますが、そこに月も加わった大集合が、4月15〜17日に見られます。
火星、木星、土星は、午前3時〜5時頃の南東の空に見えます。木星がマイナス2等級で一番明るく、火星と土星は1等級で、木星の1/10くらいの明るさです。
★ 木星・土星はこのあと年末まで、接近している様子がずっと見られますが、火星はどんどん東(左)に離れてゆき、三惑星の競演はそろそろ見納めです。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
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2020年04月07日

スーパームーン

★ 4月7日の夜は、1年で最も大きい満月(スーパームーン)です。
月は地球の周りを楕円軌道で回っているので、月と地球の距離(中心間の距離)は約36〜41万kmの間で変化し、見かけの大きさが変化します。
4月7日夜は1年間で月が地球に最も近く、しかも満月になります(日付としては4月8日の午前)。逆に1年で最も小さい満月は10月31日です。最も大きい月と最も小さい月は、大きさで14%、面積や明るさで30%の違いがあります。

画像は、NASA Scientific Visualization Studio(https://svs.gsfc.nasa.gov/4768)より
スーパームーン
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