2021年08月11日

月と金星が接近

★ 8月11日の夕方、月と金星の接近が見られます。
★ 19時半〜20時頃に、西の空低くに、約3度(月の直径の6倍)の間隔に接近した細い月と金星が見えます。肉眼で見ることが出来るので、西の方角に見晴らしのよいところで観察してみましょう。月の影の部分に地球の光があたってうっすらと見える「地球照」も観察してみましょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)

月、金星_20210811.png
タグ: 金星
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2021年07月10日

金星、火星、月が集合

★ 7月10日〜16日ごろ、金星と火星が接近して見えます。最も接近するのは13日で、0.5度(満月1個分)にまで大接近します。
金星は19時半ごろ、火星は20時ごろから、西の空低くに見えますが、20時半すぎには沈んで見えなくなってしまいます。西の方角に見晴らしの良い場所で、機会を逃さず観察しましょう。
火星は2等級で、金星(マイナス4等級)の200分の1の暗さなので、肉眼では見えないかも知れません。その場合は、双眼鏡で観察してみましょう。
★ 12日には、接近中の金星、火星にさらに細い月(三日月)が接近します。月と金星の接近は肉眼でも楽しむことが出来るでしょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の2倍の大きさで描いています。)

月、金星、火星_20210710-16.png
タグ: 金星 火星
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2021年06月12日

月と金星が接近

★ 6月12日、月と金星の接近が見られます。
★ 20時前後に、西北西の空低くに、約1度(月の直径の2倍)の間隔に接近した月と金星が見えます。肉眼で見ることが出来るので、西の方角に見晴らしのよいところで観察してみましょう。当日は旧暦5月3日なので、文字通りの「三日月」で、月は細いです。月の影の部分に地球の光があたってうっすらと見える「地球照」も観察してみましょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)

月、金星_20210612.png
タグ: 金星
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2021年05月16日

月と火星が接近

★ 5月16日、月と火星の接近が見られます。
★月と火星は日没後の西の空に見えます。空が暗くなる19時半ごろは2度(月の直径の4倍)くらいの間隔ですが、次第に遠ざかってゆき、火星が沈む22時頃には3度くらいの間隔です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)

月、火星_20210516.png
タグ: 火星
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2021年04月17日

月と火星が接近

★ 4月17日、月と火星の接近が見られます。
★月と火星の間隔は、空が暗くなる19時半ごろは1.5度(月の直径の3倍)くらいですが、次第に間隔がせばまってゆき、月と火星が沈む23時頃には0.4度(月の直径以下)にまで大接近します。
インドや東南アジアでは火星が月に隠される火星食として見えます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は4倍に拡大して描いています。)

月、火星_20210417.png
タグ: 火星
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2021年03月19日

月と火星、アルデバランが接近

★ 今月、火星はおうし座の中を移動していますが、3月19日、月と火星、アルデバラン(おうし座の1等星)の接近が見られます。
★3天体の接近は、19時頃から23時頃まで、西の空で見ることが出来ます。火星とアルデバランの2つの赤い星が目、月が口で、ちょうどスマイルマーク ★ のように見えることでしょう。
★また、18:56頃には、ISS(国際宇宙ステーション)が、それらの天体の間を通って行く様子が観察できます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)
月、火星、アルデバラン_20210319.png
火星・おうし座・月
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2020年12月17日

木星、土星が大接近

★ 12月13日〜29日の間、木星と土星が間隔1度以下に大接近します。
最も接近するのは21日から22日にかけてで、約0.1度にまで超大接近します。前後数日間は、100倍程度の望遠鏡で見ても同じ視野に見えますので、望遠鏡をお持ちの方はぜひ望遠鏡で観察してみて下さい。
木星、土星は、空が暗くなり始める17時半ごろには南西の空低くに見えていますが、1時間ほどで沈んでしまうので、見逃さないようにしましょう。
★ 12月17日には、大接近中の木星、土星にさらに月が接近します。
★ 次に木星と土星が接近するのは2040年、今年のように1度以下にまで接近するのは2080年です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月・木星・土星_20201217.png

【12月16日から27日までの、木星、土星とその衛星の望遠鏡(66倍)での見え方。望遠鏡で見たときの向きに合わせて上下左右反転しています。】
木星・土星_20201216.png木星・土星_20201217.png木星・土星_20201218.png木星・土星_20201219.png木星・土星_20201220.png木星・土星_20201221.png木星・土星_20201222.png木星・土星_20201223.png木星・土星_20201224.png木星・土星_20201225.png木星・土星_20201226.png木星・土星_20201227.png
タグ: 木星 土星
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2020年12月13日

月と金星が大接近

★ 12月13日の明け方、細い月が金星に接近します。間隔約0.6度(月の直径とほぼ同じ)の大接近です。
★ 月と金星は5時過ぎに南東の方角から上り、空が明るくなる6時過ぎまでの短い時間見えます。高さが10度ほどと低いので、東〜南東の方向に見晴らしの良い場所で観察してみましょう。双眼鏡で見るのも良いでしょう。地球照といって、地球に照らされた月の影の部分をうっすらと見ることも出来ます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)

月・金星.png
タグ: 金星
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2020年11月19日

月、木星、土星が集合

★ 11月19日、月、木星、土星の集合が見られます。
月、木星、土星は、空が暗くなり始める17時半ごろには南西の空に見えていて、20時頃に沈むまで南西の空に見えています。
月と木星は約3度、木星と土星は約3.5度、月と土星は約5.5度に近づいています。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月・木星・土星

タグ: 木星 土星
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2020年11月13日

月が金星、水星と接近

★ 日の出前の金星と水星が観望好期を迎えていますが、11月13日と14日に、細い月が金星、水星に接近します。13日の月と金星は約2.5度、14日の月と水星は約1度に近づきます。
★ 金星は4時半頃から、水星は5時半頃から、空が明るくなるまでの短い時間、東の空に見えます。肉眼でも見えますので、東の方向に見晴らしの良い場所で観察してみましょう。双眼鏡で見るのも良いでしょう。地球照といって、地球に照らされた月の影の部分をうっすらと見ることも出来ます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の2倍の大きさで描いています。)
月・水星・金星・スピカ.png

(※11/14追記:11月14日 5:40ごろ見ることが出来ました。)月・金星・水星
タグ: 金星 水星
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