
4月上旬、日の出前の南東の空で、火星と土星が大接近します。
朝4時半ごろ南東の空を見ると、ひときわ明るくかがやく金星(明けの明星)が見えますが、その右に火星、土星がならんでいるのを見つけることができます。
その火星と土星が、4月5日に約0.3度まで接近します。これは、100倍の望遠鏡で見ても同じ視野内に見える「超大接近」です。双眼鏡や望遠鏡を持っている人は、双眼鏡や望遠鏡でも観察してみましょう。
金星の明るさはマイナス4.4等級、火星の明るさは1.1等級、土星の明るさは0.8等級です。金星と火星は160倍、金星と土星は120倍の明るさの違いがあります。

3惑星の集合は、4月いっぱい楽しむことが出来ます。4月下旬になると、これに木星が加わります。
posted by rihaku at 04:40|
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接近現象