2023年03月28日

月と火星が接近

★ 3月28日の夜、月と火星が接近せっきんして見えます。
空が暗くなる19時ごろには、やく2.5度(満月まんげつ5こ分)、西の空にしずむ0時ごろにはやく1.5度(満月まんげつ3こ分)にまで接近して見えます。
近くには、ベテルギウス(オリオン座)、アルデバラン(おうし座)という赤い一等星もあるので、赤い火星との色のちがいをくらべてみましょう。

月、火星_20230328.jpg
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
タグ: 火星
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2023年03月24日

月と金星が大接近

★ 3月24日の夜、西の空で月と金星が接近せっきんして見えます。
19時ごろにやく1度(満月まんげつ2こ分)、20時ごろにはやく0.5度(満月まんげつ1こ分)にまで接近する大接近です。鹿児島や沖縄では、金星が月にかくされる「金星食」が見られます。
地球照ちきゅうしょうといって、月のかげの部分が地球にうっすらてらされている様子も観察かんさつしてみましょう。

月、金星_20230324.jpg
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)
タグ: 金星
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2023年03月02日

金星と木星が大接近

★ 2月おわり〜3月はじめ、金星と木星が大接近せっきんします。
日の入り後の西の空を見ると、ひときわ明るくかがやく金星と木星がたてにならんでいるのを見つけることができます。同じ時刻じこくだと、金星は日に日に右上に、木星は右下に動いてゆき、3月2日にはすれちがいに0.5度(満月まんげつ1つ分)まで接近します。これは、80倍の望遠鏡ぼうえんきょうで見ても同じ視野しや内に見える「超大接近」です。双眼鏡そうがんきょうや望遠鏡を持っている人は、双眼鏡や望遠鏡でも観察かんさつしてみましょう。
★ 金星の明るさはマイナス3.9等級(1等星の90倍の明るさ)、木星の明るさはマイナス2.1等級(1等星の17倍の明るさ)です。金星はこのあと7月まで見ることができますが、木星は太陽に近づき3月いっぱいで見れなくなります。
金星、木星_20230226-0306.jpg

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:金星 木星
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2023年02月22日

月と金星、木星が接近

★ 2月も後半になり、日の入り後の西の空では金星と木星がたてにならんでかがやいていますが、2月22日と23日には、そこに細い月がくわわります。
22日には月と金星がやく2度(満月まんげつ4こ分)、23日には月と木星がやく5度(満月まんげつ10こ分)にまで接近せっきんして見えます。地球照ちきゅうしょうといって、月のかげの部分が地球にてらされている様子もうっすら見えます。18時半〜19時ごろ、3つの天体の競演きょうえん観察かんさつしてみましょう。

月、金星、木星_20230222.jpg
月、金星、木星_20230223.jpg
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)
タグ: 金星 木星
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2022年12月29日

月と木星が接近

★ 12月29日夜、月と木星の接近せっきんが見られます。18時〜22時ごろ、肉眼にくがんで見ることができます。
18時ごろで3度(満月まんげつ6こ分)、22時ごろで2度(満月4こ分)に接近して見えます。どの時間でも、双眼鏡そうがんきょうで月と木星を同じ視野しやに見ることができます。

月・木星_20221229.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2.5倍に、木星、土星は60倍に拡大して描いています。)
タグ: 木星
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2022年11月11日

月と火星が接近

★ 11月11日夜、月と火星の接近せっきんが見られます。一晩ひとばん中、肉眼にくがんで見ることができます。
★ もっとも接近するのは20時ごろで、1.7度(満月まんげつ3〜4こ分)まで接近しますが、まだ高さが低いので21時ごろのほうが観察かんさつしやすいでしょう。双眼鏡そうがんきょう低倍率ていばいりつ(16倍)の望遠鏡ぼうえんきょうで、月と火星を同じ視野しやに見ることができます。

月・火星_20221111.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
タグ: 火星
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2022年10月08日

十三夜、月と木星が接近

★ 10月8日夜から9日明け方にかけて、月と木星の接近せっきんが見られます。ひとばん中、肉眼にくがんで見ることができます。
8日の20時ごろで5.5度(満月まんげつ11こ分)、9日の朝4時ごろで2度(満月4こ分)に接近して見えます。どの時間でも、双眼鏡そうがんきょうで月と木星を同じ視野しやに見ることができます。
★ 10月8日は十三夜でもあります。十三夜とは旧暦きゅうれき9月13日の夜で、十五夜(旧暦8月15日、中秋の名月、いも名月)に対し、豆名月またはくり名月とよばれ、昔からお月見の風習があります。少しけた名月とひときわ明るい木星の競演きょうえんを楽しんでみましょう。

月・木星、十三夜_20221008.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
タグ: 木星 十三夜
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2022年09月11日

月と木星が接近

★ 中秋の名月の翌晩よくばん、9月11日夜から12日明け方にかけて、月と木星の接近せっきんが見られます。一晩中、肉眼にくがんで見ることができます。
★ もっとも接近するのは12日明け方3時半ごろで、1.7度(満月まんげつ3こ分)まで接近します。11日の20時ごろでも、3.5度(満月7こ分)に接近しています。どの時間でも、双眼鏡そうがんきょうで月と木星を同じ視野しやに見ることができます。

月・木星_20220911.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
タグ: 木星
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2022年04月25日

木星、金星、火星、土星、月が集合

★ 4月下旬〜5月上旬、日の出前の東の空で、木星、金星、火星、土星の集合が見られますが、4月25日〜28日にそこに月が加わります。
朝4時〜4時半ごろ東の空を見ると、木星、金星、火星、土星が左下から右上に一直線に並んでいます。
4月25日には土星と月が、26日には火星と月が、27日には金星と月が、28日には木星と月がそれぞれ接近します。
毎朝少しずつ変わってゆく惑星と月の位置を観察してみましょう。
★ 金星と木星は、日に日に近づいてゆき、5月1日にもっとも接近します。

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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)

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2022年04月05日

火星と土星が大接近

★ 4月上旬、日の出前の南東の空で、火星と土星が大接近します。
朝4時半ごろ南東の空を見ると、ひときわ明るくかがやく金星(明けの明星)が見えますが、その右に火星、土星がならんでいるのを見つけることができます。
その火星と土星が、4月5日に約0.3度まで接近します。これは、100倍の望遠鏡で見ても同じ視野内に見える「超大接近」です。双眼鏡や望遠鏡を持っている人は、双眼鏡や望遠鏡でも観察してみましょう。
金星の明るさはマイナス4.4等級、火星の明るさは1.1等級、土星の明るさは0.8等級です。金星と火星は160倍、金星と土星は120倍の明るさの違いがあります。
★ 3惑星の集合は、4月いっぱい楽しむことが出来ます。4月下旬になると、これに木星が加わります。

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火星・土星・金星_20220405.png
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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:火星 土星
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