
4月
中旬、木星と天王星が大
接近します。
4月の日の入り後は、西の空ひくくに木星がひときわ明るくかがやいています。天王星はその少し上にあります。天王星は6等級なので
肉眼で見ることはできませんが、木星のすぐ近くにあって、
双眼鏡で同じ
視野内に見えるので、木星を目じるしに天王星を見つけられるチャンスです。
4月21日には0.5度(
満月1つ分)まで
接近します。これは、80倍の
望遠鏡で見ても同じ
視野内に見える「超大接近」です。

19時半ごろに
双眼鏡や
望遠鏡で
観察してみましょう。4月10日、11日は月も
接近します。日の入り後の木星と天王星の高さは、日に日にひくくなるので、4月21日をすぎると
観察がむずかしくなります。





(画像はプラネタリウムソフト
Stellarium で作成。
紫色の大きい円は8倍くらいの
双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の
望遠鏡(
国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。)
posted by rihaku at 19:30|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
接近現象