2022年07月21日

火星食、月と火星が接近

★ 7月21日深夜(22日未明)、火星が月に隠される現象「火星食」が起こります。
 奈良市では、火星が月にかくれる瞬間は、月がまだ上っておらず見られません。22日0:15に月の後ろから火星が現れますが、その時の月は地平線から3度の高さしかないので、東の空が晴れ渡っていて、東の方角に見晴らしの良い場所でないと見るのはむずかしいでしょう。
 火星食を見られなくても、月と火星が接近している様子は、明け方まで東の空で見ることができます。

★ 火星食や月と火星の接近は肉眼で見られます。双眼鏡や望遠鏡があれば、より詳しく観察することができます。

★ 火星食は、次に見られるのは2024年5月5日ですが、これは昼間に起こります。夜間だと20年後の2042年3月4日まで見られません。


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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。火星は5倍に拡大して描いています。)

タグ: 火星
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2021年11月19日

部分月食

★ 11月19日の夜、月食が見られます。
月は太陽の光を反射して光っていますが、地球の影に月が入って暗くなる現象が月食です。
★ 奈良では、月が上る17時ごろにはすでに月食が始まっていて、半分ほどが欠けた状態で月が上ります。その後、次第に欠けていって、18:03に欠ける割合が最大となとなった後、欠けた部分が徐々に減ってゆき、19:47に月食が終わります。
月全体が地球の影に入る月食を皆既(かいき)月食と言いますが、今回の月食は最大で98%までしか欠けないので、惜しくも皆既月食とはならず部分月食となります。
★ 前回奈良で月食を見るチャンスがあったのは、今年の5月26日ですが、残念ながら曇り空で見られませんでした。条件よく見られる月食としては、2018年1月31日以来、3年10ヶ月ぶりとなります。次に奈良で月食が見られるのは、2022年11月8日です。

月食_202111119.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は5倍に拡大して描いています。)
タグ:月食
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2021年11月08日

金星食、月と金星が接近

★ 11月8日の昼間、金星が月に隠される現象「金星食」が見られます。
【奈良市での見え方】
13:44-46 潜入(金星が月に隠れる)
14:24-26 出現(月の後ろから金星が現れる)
★ 金星食は、奈良で前回見られたのが9年前の2012年8月14日、次に見られるのが15年後の2036年9月17日という大変珍しい現象です。平日昼間なので、学校や仕事がある人は観察が難しいですが、チャンスのある人はぜひ見てみましょう。肉眼では見れませんので、見るには双眼鏡か望遠鏡が必要です。

(画像は 国立天文台暦計算室 より)
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★ 昼間金星食を見られなかった人も、夕方の月と金星の接近は見ることができるでしょう。日の入り後の西の空に、約1度(満月2つ分)に近づいた細い月と金星を見ることができます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
月、金星_20211108.png

タグ: 金星
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2021年05月26日

皆既月食

★ 5月26日、皆既月食が見られます。

【見え方】
 18:53 月の出(奈良市、月は欠けた状態で上る)
 20:09 皆既月食の始まり
 20:28 皆既月食の終わり
 21:52 月食の終わり

月食は月が地球の影に隠される現象です。皆既月食中は月全体が地球の影に入っています。影に入るといっても真っ黒で見えなくなるということはなく、地球の大気を通って回り込んだ光に照らされるため、赤黒く見えます。

★ 月は地球の周りをだ円軌道で回っているため、近いときと遠いときとで大きさが変化します(14%くらい)。5月26日は、1年でいちばん大きい(地球に近い)満月「スーパームーン」でもあります。

★ 奈良で月食が見られるのは、2018年以来3年ぶりとなります。次に月食が見られるのは、今年の11月19日です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は5倍に拡大しています。)
月食_20210526.png
タグ: 月食
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2021年03月23日

ふたご座κ(カッパ)星の食

★ 太陽が月に隠される現象を日食といいますが、恒星が月に隠される現象を星食といいます。夜空に星はたくさんありますので、いつもどれかの星が月に隠されていますが、4等星以上の明るい星が隠される星食は、日食ほどではありませんが珍しい現象です。
★ 3月23日に、夜の早い時間に月が高くにあるという好条件で、ふたご座κ(カッパ)星(4等星)の食が見られます。
奈良近辺では、ふたご座κ星は、18:48に月の左側(暗い側)から隠れ、20:19に月の右側(明るい側)から現れます。星食が起こっている間は何も見えませんので、隠れる瞬間(潜入)と現れる瞬間(出現)を観察しましょう。
月と4等星では明るさが違いすぎて肉眼では見れませんので、双眼鏡か望遠鏡で観察しましょう。

(1枚目の画像は ステラナビゲータ より作成)
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タグ:星食
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2020年06月21日

部分日食


★ 6月21日の夕方、部分日食が見られます。
奈良市での見え方は下記の通りです。太陽の面積の最大43%が月に隠されます。
・16:06 食の開始(太陽高度36度)
・17:10 食の最大(太陽高度23度)
・18:07 食の終了(太陽高度11度)
この日食は、オマーンのクライヤート、パキスタンのサッカル、インドのシルサ、中国の廈門、台湾の嘉義などでは金環日食として見られます。奈良県北部や大阪府、京都府、兵庫県では、なんと10年後の2030年6月1日まで日食が見られません。梅雨の時期で天気が心配されますが、ぜひ見たいですね。
★ 太陽を見ると目を痛めます。観察には日食メガネを使うなどし、絶対に直接太陽を見ないようにしましょう。安全な太陽の観察方法は、国立天文台の解説記事などを参考にして下さい。

(動画・画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。動画は実際の100倍速です。太陽黒点は実際のものではありません。)

日食
タグ:日食
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2020年03月02日

月とヒアデス星団が接近

★ 3月2日の夜、おうし座の1等星アルデバラン、ヒアデス星団と月が接近します。ヒアデス星団の中の4等星アイン(おうし座イプシロン星)が月に隠される現象(星食)も見られます。
★ ヒアデス星団はおうし座の顔にあたるV字型に星が集まった星団で、右目にあたるのが1等星アルデバラン、左目にあたるのが4等星アイン(おうし座イプシロン星)です。
アルデバランは月に約3度まで近づいて見えます。アインは22:20に月の暗い側(上側)から月の後ろに隠れ、約1時間後の23:26に月の明るい側(下側)から現れます。肉眼では観察が難しいですので、双眼鏡か望遠鏡で観察してみましょう。

(1、2枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium より。1枚目の画像の月は実際の4倍に大きく描いています。3枚目の画像は AstroArts より。)
月とヒアデス星団の接近月とヒアデス星団の接近月とヒアデス星団の接近
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2019年12月26日

部分日食


★ 12月26日、部分日食が見られます。
奈良市での見え方は下記の通りです。太陽の面積の最大25%が月に隠されます。
・14:23 食の開始(太陽高度22度)
・15:32 食の最大(太陽高度13度)
・16:33 食の終了(太陽高度3度)
・16:52 日の入り
★ 太陽を見ると目を痛めます。観察には日食メガネを使うなどし、絶対に直接太陽を見ないようにしましょう。安全な太陽の観察方法は、国立天文台の解説記事などを参考にして下さい。
また、太陽の高さはかなり低いので、南西方向に見晴らしの良いところで観察しましょう。
★ この日食は、オマーンやインド南部、スリランカ、シンガポール、インドネシアでは、金環日食として見られます。奈良市で日食が見られるのは、今年の1月6日以来約1年ぶり、次に日食が見られるのは、来年6月21日です。

(画像は 国立天文台 暦計算室 より)
部分日食部分日食
タグ:日食
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2019年01月06日

部分日食

1月6日の午前、部分日食が見られます。
奈良市で太陽が最も欠けて見えるのは9時57分で、面積で26%が欠けて見えます。
日本で日食が見られるのは、2016年3月9日以来約3年ぶりのことで、次回見られるのは、2019年12月26日です。

太陽を肉眼や望遠鏡で見るのは大変危険です
必ず日食グラスを使ったり、ピンホールで投影するなどして、安全に観察してください。
正しい日食の観察方法は、国立天文台「日食を観察する方法」(http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090722/obs.html)などを参考にして下さい。

(画像は国立天文台 暦計算室 http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ より)
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タグ: 太陽
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