2021年02月24日

水星が観望好期

★ 2月24日〜3月3日頃、日の出前の東の空で水星が見られます。
水星は太陽から28度以上離れないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、わずかな時間しか見ることが出来ません。2月末〜3月初めは日の出が遅く、あまり早起きしなくても5:30〜6:00頃に見ることが出来ますので、東の方向に見晴らしの良い場所で観察してみましょう。
水星は肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が上る6:20頃には終わるようにして下さい。水星の日の出前の高さがもっとも高くなるのは2月28日頃です。
★ 水星の右上には土星が、左下には木星が見えます。土星は水星よりやや暗く、木星は水星の約8倍の明るさです。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
水星_20210224.png
タグ:木星 土星 水星
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2021年01月17日

水星が観望好期

★ 1月17日〜30日頃、日の入り後の西の低空で、水星が見られます。
水星は太陽から28度以上離れないので、空が暗くなり始める頃には、地平線から10度くらいの高さしかなく、その後1時間ほどで沈んでしまいます。西の方向に見晴らしの良い場所で、18時頃に観察してみましょう。明るさは0〜マイナス1等級なので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が沈んでからにして下さい。
★ 水星の日の入り後の高さがもっとも高くなるのは1月25日頃ですが、明るさは23日以降、日に日に暗くなってゆきますので、なるべく期間の前半に観察した方が良いでしょう。

水星の次の観望好期は、2月下旬の明け方です。

(画像は ステラナビゲータ で作成)
水星_20210117.png
タグ:水星
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2020年12月13日

ふたご座流星群

★ ふたご座流星群の活動がピークを迎えます。
ふたご座流星群の流れ星は、12月7日頃から17日頃まで現れていますが、特に12月13日夜〜14日明け方と、14日夜〜15日明け方にかけて、たくさんの流れ星が見られると予想されます。
★ 流れ星は21時頃から現われ始め、明け方に近づくにつれて増えてゆきます。12月13日夜〜14日明け方は、多いときで1時間に十数個程度、14日夜〜15日明け方は、多いときで1時間に数個程度の流れ星が見られるでしょう。
★ チリの粒がふたご座の方向(「放射点」といいます)から地球に飛び込んで来て、流れ星となって見えるので、「ふたご座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はふたご座に限らず、夜空のどこにでも現れるので、望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼で夜空全体を観察しましょう。
★ 街灯や家の灯りが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。暗い場所に行ってから、暗さに慣れて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。最低でも15分間は観察を続けましょう。また、この季節の屋外はとても冷えます。暖かい格好で観察しましょう。

ふたご座流星群

【12月13日 1:20頃に流れた流れ星】

タグ:流星群
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2020年11月05日

水星が観望好期

★ 11月5日〜20日頃、日の出前の東の空で水星が見られます。
水星は太陽から28度以上離れないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、わずかな時間しか見ることが出来ません。11月は日の出がおそく、あまり早起きしなくても5:30〜6:00頃に見ることが出来ますので、東の方向に見晴らしの良い場所で観察してみましょう。
水星は肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が上る6:20には終わるようにして下さい。水星の日の出前の高さがもっとも高くなるのは11月11日頃です。
★ 水星の右上には金星が輝いていて目印になります。また、おとめ座の1等星スピカも並んでいます。スピカの明るさを基準にすると、水星の明るさは2〜5倍、金星の明るさは100倍です。
★ 11月13日には金星と細い月の接近が、14日には水星と細い月の接近が見られます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
水星・金星・スピカ
タグ:金星 水星
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2020年10月06日

火星が最接近

火星 10月6日に火星が地球に最接近します。
火星は夕方東の空から上り、真夜中に南の空を通って、明け方に西の空に沈むまで一晩中見えています。明るさはマイナス2.6等級(1等星の30倍)と明るく、オレンジ色に輝いているので、すぐに見つけることが出来るでしょう。

火星 最接近時の火星までの距離は、6,200万km(地球〜月の距離の160倍、地球〜太陽の距離の0.4倍)です。これは、2018年7月の大接近時の5,800万kmにはおよびませんが、「ほぼ」大接近といってもよい接近です。10月6日の1日間だけ接近しているわけではなく、11月半ばまでずっと8,000万km以下の距離にあります。火星が地球に8,000万km以下まで接近するのは、次は2033年までありません。

火星 図は、毎日20時に見える火星の模様です。次第に遠ざかって小さくなってゆく火星の大きさも表しています。小さな望遠鏡でも、黒い模様と、火星の南極(図で上側)にある、極冠という氷のかたまりが白く見えるので、観察してみましょう。なお、2018年の大接近時には、火星で大規模な砂嵐が発生して、表面の模様を詳しく見ることが出来ませんでした。今回の接近は模様を詳しく観察できる貴重なチャンスと言うことになります。

火星 毎日同じ時刻に火星を観察すると、少しずつ見える模様が変わってゆくことに気づきます。角度で約10度ずつ、見える面が変わってゆき、約40日で一周して同じ模様に戻ります。火星の自転周期は約24時間40分なので、3日+2時間後に見える模様はほぼ同じです。例えば、10月3日20時と10月6日22時に見える模様はほぼ同じです。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。望遠鏡での観察に合わせて、上下左右反転しています。)
火星_20200906.jpg
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