2022年04月20日

水星が観望好期

★ 4月20日〜5月5日ごろ、日の入り後の西の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、空が暗くなってから1時間もすると沈んでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。4月23日〜5月5日は、日の入り40分後の水星の高さが10度以上あり、今年いちばんの観望好期です。
★ 水星はとても低くに(地平線からの高さが約10度)見えるので、西の方向に見晴らしの良い場所で、夜19:10〜19:30頃に観察してみましょう。日の入り後の高さがもっとも高いのは4月29日ですが、水星は日に日に暗くなるので、4月29日より前のほうが探しやすいでしょう。1等星の1〜10倍の明るさなので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、18:50以降に太陽が沈んでからにして下さい。
★ 5月2日には、細い月が左下に近づきます。

水星の次の観望好期は、10月上旬の明け方です。

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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:水星
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2022年02月06日

水星が観望好期、金星が最大光度

★ 2月6日〜20日ごろ、日の出前の南東の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。もっとも条件良く見られるのは2月10日ごろです。
★ 水星は地平線からの高さが10度以下くらいととても低くに見えるので、南東の方向に見晴らしの良い場所で、朝6時頃に観察してみましょう。肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が上る6:40には終わって下さい。
★ 同じ時間に、金星も南東の低空に見えていますので、金星を目印に左下を探すと水星が探しやすいでしょう。金星の右下には火星も見えます。
金星は2月13日に今年で最も明るく輝きます(マイナス4.9等級、1等星の200倍の明るさ)。水星は0.1等級(1等星の2倍の明るさ)、火星は1.4等級(1等星の0.7倍の明るさ)です。

水星の次の観望好期は、4月下旬の夕方です。

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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:金星 水星
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2022年01月01日

水星が観望好期

★ 1月1日〜13日ごろ、日の入り後の南西の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、空が暗くなってから1時間もすると沈んでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。もっとも条件良く見られるのは1月8日ごろです。
★ 水星は地平線からの高さが10度以下くらいととても低くに見えるので、南西の方向に見晴らしの良い場所で、夕方17:30〜18:10頃に観察してみましょう。1等星の2〜5倍の明るさなので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が沈む17:10以降にして下さい。
★ 1日〜3日は明るい金星が右下に、4日は細い月が左にあり、探す目印になります。5日以降は土星が左上から接近してきます。

水星の次の観望好期は、2月中旬の明け方です。

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(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)
タグ:水星
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2021年12月18日

レナード彗星が観望好期

★ 12月上旬、明け方の東の空に見えていたレナード彗星(C/2021 A1)が、12月下旬には夕方の南西の空低くに見えます。

高さが10度以下と低いので、南西方向に見晴らしが良く、街灯や家の明かりが目に入らない暗い場所で、日の入りの1時間〜1時間半後(17:45〜18:15頃)南西の空を探してみましょう。近くにある金星や土星が目印になります。

★ 肉眼で見るのは難しいので双眼鏡を使うと良いですが、双眼鏡を使ってもコマ(頭の部分)がぼんやりと見えるだけで、尾を見るのは難しいでしょう。

レナード彗星は、12月12日に地球に3500万km(月までの距離の90倍)まで接近しました。来年1月3日に太陽まで9000万kmの距離に最接近した後、宇宙のかなたに飛び去ってゆきます。

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(上の画像は12月9日明け方に撮影したレナード彗星。下の画像はプラネタリウムソフト SkySafari で作成。彗星の尾は拡大して描いています。)
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2021年12月13日

ふたご座流星群

★ ふたご座流星群の活動がピークを迎えます。
ふたご座流星群の流れ星は、12月7日頃から17日頃まで現れていますが、特に12月13日夜〜14日明け方と、14日夜〜15日明け方にかけて、たくさんの流れ星が見られると予想されます。
★ 流れ星は21時頃から現われ始め、明け方に近づくにつれて増えてゆきます。多いときで1時間に十数個程度の流れ星が見られるでしょう。
★ チリの粒がふたご座の方向(「放射点」といいます)から地球に飛び込んで来て、流れ星となって見えるので、「ふたご座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はふたご座に限らず、夜空のどこにでも現れるので、望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼で夜空全体を観察しましょう。
★ 街灯や家の灯りが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。深夜1〜2時頃までは西の方角に月明かりがありますので、月の方を見ないようにしましょう。
暗い場所に行ってから、暗さに慣れて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。最低でも20分間は観察を続けましょう。
また、この季節の屋外はとても冷えます。寒さ対策をしっかりして観察しましょう。

ふたご座流星群_20211214.png
タグ:流星群
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