
12月12日〜14日の夜、ふたご座
流星群の流れ星が見られます。
ふたご座流星群の流れ星は、12月9日ごろから16日ごろまで現れていますが、もっともたくさんの流れ星が見られると予想されているのは、14日の明け方です。残念ながら、今年は月明かりのため空が明るいので、見られる流星は少なくなります。
流れ星は21時ごろから
翌朝5時ごろにかけてあらわれます。奈良市内くらいの空の暗さの場所で、13日夜〜14日明け方は1時間あたり10
個くらい、前後の12日夜〜13日明け方と14日夜〜15日明け方は、1時間あたり5個くらいの流れ星が見られると予想されています。

流れ星は、大きさ1ミリ〜数センチメートルくらいの小さなつぶが、
宇宙から地球に秒速数十キロメートルの速さでとびこんで来て、大気と
衝突して光を放つ
現象です。ふたご座の方向(「
放射点」といいます)からつぶがとびこんでくるので、「ふたご座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はふたご座にかぎらず、夜空のどこにでも現れるので、
望遠鏡や
双眼鏡は使わず、月の方を見ないようにして、
肉眼で夜空全体を
観察しましょう。
街灯や家のあかりが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。暗い場所に行ってから、暗さになれて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。少なくとも20分間は観察をつづけましょう。
また、冬の屋外はとてもひえます。あたたかい
服装で観察しましょう。

posted by rihaku at 03:00|
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観望好期