2023年03月22日

3〜4月の月

★ 3〜4月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、3月24日〜4月7日の間です。その後、4月8日〜4月22日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
03/22 06:22 18:45 ● 新月
     23 06:50 19:53
     24 07:20 21:01 ★ 金星と接近
     25 07:52 22:07
     26 08:27 23:12
     27 09:07 00:14(翌日よくじつ
     28 09:52 01:11( 〃 ) ★ 火星と接近
     29 10:43 02:01( 〃 ) ◐ 半月
     30 11:38 02:45( 〃 )
     31 12:36 03:22( 〃 )
04/01 13:34 03:54( 〃 )
     02 14:33 04:23( 〃 )
     03 15:32 04:49( 〃 )
     04 16:30 05:14( 〃 )
     05 17:29 05:38( 〃 )
     06 18:29 06:04( 〃 ) ○ 満月
     07 19:31 06:32( 〃 )
     08 20:36 07:05( 〃 )
     09 21:44 07:44( 〃 )
     10 22:52 08:30( 〃 )
     11 23:59 09:26( 〃 )

月の満ち欠け2023.jpg
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2023年02月20日

2〜3月の月

★ 2〜3月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、2月22日〜3月9日の間です。その後、3月10日〜3月24日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
02/20 06:49 17:36 ● 新月
     21 07:24 18:50
     22 07:56 20:00 ★ 金星と接近
     23 08:25 21:08 ★ 木星と接近
     24 08:54 22:15
     25 09:24 23:20
     26 09:56 00:24(翌日よくじつ
     27 10:32 01:26( 〃 ) ◐ 半月(上弦じょうげん
     28 11:13 02:24( 〃 ) ★ 火星と接近
03/01 12:00 03:18( 〃 )
     02 12:52 04:05( 〃 )
     03 13:47 04:47( 〃 )
     04 14:46 05:22( 〃 )
     05 15:45 05:53( 〃 )
     06 16:43 06:20( 〃 )
     07 17:42 06:46( 〃 ) ○ 満月
     08 18:40 07:10( 〃 )
     09 19:38 07:35( 〃 )
     10 20:38 08:01( 〃 )
     11 21:40 08:30( 〃 )
     12 22:44 09:04( 〃 )
     13 23:52 09:45( 〃 )

月の満ち欠け2023.jpg
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2023年01月28日

ZTF彗星が地球に接近

★ ZTFズィーティーエフ彗星すいせい(C/2022 E3)が地球に接近せっきんしています。地球に最接近さいせっきんするのは2月1日夜(2月2日未明みめい)ですが、その前後10日間くらいも見られそうです。

★ 明るさは5〜6等級とうきゅうで、街中まちなかでは肉眼にくがんで見ることはできないので、なるべく暗い場所で双眼鏡そうがんきょう観察かんさつしてみましょう。彗星の頭にあたるコマという部分がぼんやりと広がって見えます。彗星のを見るのはむずかしいしいでしょう。

★ ZTF彗星は1月まつから2月前半にかけて、きりん座→ぎょしゃ座→おうし座を通過してゆきます。1月下旬げじゅんだと一晩中ひとばんじゅう、2月上旬じょうじゅんだと空が暗くなってから深夜2時ごろまで見れるいち置にあります。毎晩見える位置がかわるので、下の図やComet Bookなどのアプリでで位置をたしかめてください。

★ ZTF(Zwicky Transient Facility)は、全天の突発とっぱつ天体現象げんしょう(短時間で明るさがかわるような天体現象)をくまなく観測かんそくしているアメリカのプロジェクトです。5年間の観測で、6,600超新星ちょうしんせい、230個の小惑星しょうわくせいと彗星を発見しています。
ZTF彗星(C/2022 E3)は、ZTFによる観測で2022年3月に発見された彗星です。今回太陽と地球に接近した後、太陽系たいようけいのかなたにんでいってしまい、二度ともどってこないと考えられています。

(1枚目の画像は 国立天文台 より引用。2枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
ZTF彗星_20230128.jpg
ZTF彗星_20230128b.png
タグ:彗星
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2023年01月27日

金星が観望好期

★ 1月下じゅん〜7月中旬、日の入り後の南西〜西の空に金星が見えます。金星は太陽から47度以上いじょうはなれないので、日の入り後の西の空(よいの明星みょうじょう)か、日の出前の東の空(あけの明星)でしか見れません。

★ 金星は1等星の100倍以上いじょうの明るさなので肉眼にくがんでもすぐに見つけることができます。日の入り後に見える位置いちは、1月から5月にかけて日に日に右上方向に高くなり、5月にもっとも高くなります。その後、6月から7月にかけて日に日に低くなり、7月下旬には見えなくなります。9月からは明けの明星として明け方の東の空に見えます。
★ 4月ごろまでは望遠鏡ぼうえんきょうで見ても小さくしか見えませんが、5月以降いこうは大きく見え、けの形も観察かんさつしやすくなります。金星の満ち欠けについては、5月ごろにあらためてお知らせします。

金星_20230116-0716.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:金星
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2023年01月22日

1〜2月の月

★ 1〜2月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、1月24日〜2月8日の間です。その後、2月9日〜2月23日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
01/22 07:33 17:32 ● 新月
     23 08:19 18:50 ★ 金星、土星と接近せっきん
     24 08:57 20:04
     25 09:30 21:15
     26 10:00 22:22 ★ 木星と接近せっきん
     27 10:28 23:26
     28 10:56 00:30(翌日よくじつ
     29 11:25 01:32( 〃 ) ◐ 半月(上弦じょうげん
     30 11:58 02:34( 〃 )
     31 12:35 03:34( 〃 ) ★ 火星と接近せっきん
02/01 13:17 04:30( 〃 )
     02 14:05 05:22( 〃 )
     03 14:58 06:07( 〃 )
     04 15:55 06:46( 〃 )
     05 16:54 07:20( 〃 )
     06 17:52 07:50( 〃 ) ○ 満月
     07 18:51 08:17( 〃 )
     08 19:48 08:42( 〃 )
     09 20:46 09:06( 〃 )
     10 21:44 09:31( 〃 )
     11 22:43 09:58( 〃 )
     12 23:46 10:28( 〃 )

月の満ち欠け2023.jpg
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2023年01月20日

水星が観望好期

★ 1月20日〜2月3日ごろ、日の出前の南東のひくい空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上いじょうはなれないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。1月20日〜2月3日ごろは、日の出前の水星の高さが10度近くあり、観望かんぼう好期こうきです。

★ 水星はとてもひくくに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、南東の方向に見晴らしのよい場所で、朝6時〜6時半ごろに観察かんさつしてみましょう。日の出前の高さがもっとも高いのは1月25日ですが、水星は日に日に明るくなるので、期間の後半のほうが見つけやすいでしょう。1等星の数倍の明るさなので肉眼にくがんで見えますが、双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。太陽をあやまって見ないため、双眼鏡での観察は太陽が上る7時までには終えるようにして下さい。

水星の次の観望好期は、4月上旬の夕方です。

水星_20230119-0203.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。背景の星のは1/25の配置。)
タグ:水星
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2022年12月23日

12月〜1月の月

★ 12〜1月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、12月25日〜1月10日の間です。その後、1月11日〜1月24日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

★ 12月30日は半月ですが、月面にXの文字が現れる「月面X」が見られます。

 日付  月の出 月の入り
12/23 06:47 16:22 ● 新月
     24 07:56 17:30
     25 08:57 18:45
     26 09:47 20:01
     27 10:28 21:14
     28 11:02 22:24
     29 11:32 23:30
     30 11:59 00:34(翌日よくじつ) ◐ 半月(上弦じょうげん
     31 12:26 01:36( 〃 )
01/01 12:54 02:37( 〃 )
     02 13:24 03:39( 〃 )
     03 13:58 04:40( 〃 )
     04 14:36 05:39( 〃 )
     05 15:20 06:34( 〃 )
     06 16:10 07:24( 〃 )
     07 17:04 08:08( 〃 ) ○ 満月
     08 18:02 08:46( 〃 )
     09 19:00 09:18( 〃 )
     10 19:59 09:47( 〃 )
     11 20:56 10:13( 〃 )
     12 21:54 10:38( 〃 )
     13 22:51 11:02( 〃 )
     14 23:50 11:28( 〃 )

月面X_20221230.jpg
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2022年12月18日

水星が観望好期

★ 12月18日〜28日ごろ、日の入り後の南西の空ひくくに水星が見えます。
水星は太陽から28度以上いじょうはなれないので、空が暗くなってから1時間もするとしずんでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。12月18日〜28日は、日の入り後の水星の高さが10度近くあり、観望かんぼう好期こうきです。

★ 水星はとても低くに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、南西の方向に見晴らしのよい場所で、夕方17:30〜17:50ごろに観察かんさつしてみましょう。日の入り後の高さがもっとも高いのは12月24日ですが、水星は日に日に暗くなるので、期間の前半のほうが見つけやすいでしょう。1等星の数倍の明るさなので肉眼にくがんで見えますが、双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。太陽をあやまって見ないため、観察は太陽がしずむ17:00以降いこうにして下さい。

★ 25日には三日月が左上に見えるので目印めじるしになります。また、高さが低いので見るのがむずかしいですが、期間中、金星が右下から近づいてきます。

水星の次の観望好期は、1月下旬の明け方です。

水星_20221219-1228.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。背景の星は12/25の配置。月は2.5倍に拡大しています。)
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2022年12月14日

ふたご座流星群

★ 12月14日、ふたご座流星群りゅうせいぐんの活動がピークをむかえます。
ふたご座流星群の流れ星は、12月7日ごろから17日ごろまで現れていますが、とくに13日21時ごろ〜14日5時ごろにかけて1時間あたり5〜10個、14日21時ごろ〜15日5時ごろにかけて1時間あたり10個くらいの流れ星が見られると予想されます。

★ 流れ星は、宇宙うちゅうにある大きさ1ミリ〜数センチメートルくらいの小さなつぶが秒速数十キロメートルの速さで地球にとびこんで来て、大気と衝突しょうとつして光を放つ現象げんしょうです。ふたご座の方向(「放射点ほうしゃてん」といいます)からつぶがとびこんでくるので、「ふたご座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はふたご座にかぎらず、夜空のどこにでも現れるので、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうは使わず、肉眼にくがんで夜空全体を観察かんさつしましょう。

★ 街灯がいとうや家のあかりが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。東の方角に月明かりがありますので、月の方は見ないようにしましょう。暗い場所に行ってから、暗さになれて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。少なくとも20分間は観察をつづけましょう。
また、冬の屋外はとてもひえます。寒くないかっこうで観察しましょう。

ふたご座流星群_20221214.png
タグ:流星群
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2022年11月24日

11〜12月の月

★ 11〜12月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、11月26日〜12月12日の間です。その後、12月14日〜12月26日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
11/24 06:46 16:50 ● 新月
     25 08:00 17:42
     26 09:11 18:43
     27 10:15 19:52
     28 11:09 21:05
     29 11:53 22:18
     30 12:30 23:27 ◐ 半月(上弦じょうげん
12/01 13:01 00:34(翌日よくじつ
     02 13:29 01:38( 〃 )
     03 13:56 02:40( 〃 )
     04 14:23 03:42( 〃 )
     05 14:51 04:44( 〃 )
     06 15:22 05:46( 〃 )
     07 15:57 06:47( 〃 )
     08 16:38 07:46( 〃 ) ○ 満月
     09 17:24 08:40( 〃 )
     10 18:16 09:28( 〃 )
     11 19:11 10:10( 〃 )
     12 20:09 10:46( 〃 )
     13 21:08 11:17( 〃 )
     14 22:06 11:45( 〃 )
     15 23:04 12:11( 〃 )

moon.jpg
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