2022年01月01日

水星が観望好期

★ 1月1日〜13日ごろ、日の入り後の南西の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、空が暗くなってから1時間もすると沈んでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。もっとも条件良く見られるのは1月8日ごろです。
★ 水星は地平線からの高さが10度以下くらいととても低くに見えるので、南西の方向に見晴らしの良い場所で、夕方17:30〜18:10頃に観察してみましょう。1等星の2〜5倍の明るさなので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が沈む17:10以降にして下さい。
★ 1日〜3日は明るい金星が右下に、4日は細い月が左にあり、探す目印になります。5日以降は土星が左上から接近してきます。

水星の次の観望好期は、2月中旬の明け方です。

水星_20220101-0113.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は2倍に拡大して描いています。)
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2021年12月18日

レナード彗星が観望好期

★ 12月上旬、明け方の東の空に見えていたレナード彗星(C/2021 A1)が、12月下旬には夕方の南西の空低くに見えます。

高さが10度以下と低いので、南西方向に見晴らしが良く、街灯や家の明かりが目に入らない暗い場所で、日の入りの1時間〜1時間半後(17:45〜18:15頃)南西の空を探してみましょう。近くにある金星や土星が目印になります。

★ 肉眼で見るのは難しいので双眼鏡を使うと良いですが、双眼鏡を使ってもコマ(頭の部分)がぼんやりと見えるだけで、尾を見るのは難しいでしょう。

レナード彗星は、12月12日に地球に3500万km(月までの距離の90倍)まで接近しました。来年1月3日に太陽まで9000万kmの距離に最接近した後、宇宙のかなたに飛び去ってゆきます。

レナード彗星_20211209.jpg
レナード彗星_20211218-31.png
(上の画像は12月9日明け方に撮影したレナード彗星。下の画像はプラネタリウムソフト SkySafari で作成。彗星の尾は拡大して描いています。)
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2021年12月13日

ふたご座流星群

★ ふたご座流星群の活動がピークを迎えます。
ふたご座流星群の流れ星は、12月7日頃から17日頃まで現れていますが、特に12月13日夜〜14日明け方と、14日夜〜15日明け方にかけて、たくさんの流れ星が見られると予想されます。
★ 流れ星は21時頃から現われ始め、明け方に近づくにつれて増えてゆきます。多いときで1時間に十数個程度の流れ星が見られるでしょう。
★ チリの粒がふたご座の方向(「放射点」といいます)から地球に飛び込んで来て、流れ星となって見えるので、「ふたご座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はふたご座に限らず、夜空のどこにでも現れるので、望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼で夜空全体を観察しましょう。
★ 街灯や家の灯りが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。深夜1〜2時頃までは西の方角に月明かりがありますので、月の方を見ないようにしましょう。
暗い場所に行ってから、暗さに慣れて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。最低でも20分間は観察を続けましょう。
また、この季節の屋外はとても冷えます。寒さ対策をしっかりして観察しましょう。

ふたご座流星群_20211214.png
タグ:流星群
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2021年12月03日

レナード彗星が観望好期

★ 12月上旬、レナード彗星(C/2021 A1)が明け方の東の空に見えます。レナード彗星は、今年の1月にアメリカの天文学者グレゴリー・レナードさんが発見しました。

日の出の1時間半〜1時間前(5:00〜6:00頃)、街灯や家の明かりが目に入らない暗い場所で、東の空を探してみましょう。うしかい座の1等星アークトゥルスが目印になります。

★ 肉眼で見るのは難しいので双眼鏡を使うと良いですが、双眼鏡を使ってもコマと呼ばれる頭の部分がぼんやりと見えるだけで、尾を見るのは難しいでしょう。

レナード彗星は、12月12日に地球に3500万km(月までの距離の90倍)まで接近して、16日以降夕方の空に見えるようになります。

レナード彗星_20211204-12.png
(画像はプラネタリウムソフト SkySafari で作成。彗星の尾は拡大して描いています。)
タグ:彗星
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2021年10月25日

水星が観望好期

★ 10月19日〜11月4日頃、日の出前の東の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。もっとも条件良く見られるのは10月25日ごろです。
★ 水星は地平線から5度くらいととても低くに見えるので、東の方向に見晴らしの良い場所で、明け方5:10〜5:40頃に観察してみましょう。1等星の2〜5倍の明るさなので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が上る6時ごろまでには終わるようにして下さい。
★ 11月4日には、細い月が水星の左下1.5度にまで接近します。

★ 水星へは、日本とヨーロッパの共同探査機ベピ・コロンボが向かっています。スイングバイ(水星の重力を利用した軌道変更)のため、10月2日に、最初に水星に接近して写真を撮影しました。ベピ・コロンボが水星の周回軌道に入るのは、2025年の予定です。

水星の次の観望好期は、来年1月上旬の夕方です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
水星_20211019-1104.png
タグ:水星
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