2022年09月04日

季節の星座案内 〜やぎ座〜

★ 星座せいざうらないにも登場する星座ですが、1等星も2等星もなく、3等星も2つしかない、目立たない星座です。
市街地しがいちでは見つけにくいですが、双眼鏡そうがんきょうを使えば三角形のならびをたどってゆくことができるでしょう。また、2022年はちょうど土星がかがやいているので、星座の場所はすぐに分かります。20時〜21時ごろの時間だと、8月〜11月ごろに見ることができます。

星図カラー2022年09月.png

★ やぎ座の物語
やぎ座は上半身やヤギ、下半身が魚のすがたをしていますが、古代バビロニア時代(今から4千年〜3千年くらい前)は、水と知恵ちえの神エンキのすがたとされていました。このあと紹介しょうかいする予定のみずがめ座、うお座もそうですが、太陽がやぎ座の方向にあるころ(冬〜春)、バビロニア(今のイラクのあたり)では雨期になり川の水がふえることから、水と関係かんけいすると考えられたようです。
古代バビロニア時代の後、古代ギリシャ時代(今から3千年〜2千年くらい前)には、やぎ座は羊いの神様パーンのすがたとされました。パーンは下半身がヤギ、上半身が人間で山羊の角が生えている神ですが、ギリシャ神話では、怪物かいぶつテューポーンにおそわれて川ににげる時に、上半身ヤギ、下半身魚にへんしんしたという話になっています。

やぎ座a.png

★ やぎ座の天体
★ アルゲディ(やぎ座アルファ星)
黄色とオレンジ色の二重星で、間隔かんかくがはなれている(満月まんげつの直径の1/5くらい)ので、双眼鏡そうがんきょうで見ると二重星とすぐに分かります。肉眼にくがんで2つに見えるという人もいます。左右にも1つずつ星があって、4つの星が一直線にならんでいます。
アルゲディはアラビア語で「子ヤギ」という意味です。

★ ダビー(やぎ座ベータ星)
双眼鏡そうがんきょうで見ると、アルゲディと同じ視野しやに見えます。アルゲディの半分くらいの間隔かんかくの二重星です。黄色とうす青の色の対比たいひがきれいです。
ダビーはアラビア語で「屠殺者とさつしゃ」という意味です。屠殺者とさつしゃというと何かこわいですが、神様にいけにえをささげる人を指しています。

★ やぎの「し」っぽ
やぎ座の左下(2022年だと土星の下の方)に、「し」の字が横だおしになった形に星がならんでいます。双眼鏡そうがんきょうで見てみましょう。左右さかさまの「つ」の字にも見えますし、つりばりのようにも見えます。

やぎ座b.png
αCap、βCap.png
ζCap.png

紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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2022年09月02日

望遠鏡工作教室 参加者募集中!

★ 子ども向け望遠鏡工作教室を開催します。
口径5cmの望遠鏡を組み立てて、月や木星、土星を観望します。組み立てた望遠鏡は、各自お持ち帰りいただけます。マイ望遠鏡を工作して、月のクレーターや木星の衛星、土星の環を見てみませんか?

★ 下記2会場で開催します。内容は各会場同じです。各会場の2回は連続する内容ですので、2回ともご参加下さい

★ 奈良市会場
 会場:奈良学園小学校
 第1回 10月1日(土)16:00〜18:30
 第2回 11月5日(土)17:00〜18:30
★ 精華町会場
 会場:けいはんなオープンイノベーションセンター
 第1回 10月8日(土)17:00〜19:30
 第2回 10月29日(土)17:00〜18:30

★ いずれも雨天でも開催

【対象】小学校3〜6年生(保護者同伴、または送迎をお願いします)
【定員】各会場30名
【参加費】2,500円

お申し込みはコチラ↓
https://forms.gle/zMnHkXUsVw8edDTS8
(9月18日お申し込み分まで抽選。定員に余裕があれば以後先着順。)

講師:嶋田理博(奈良学園大学 教授、日本天文教育普及研究会 会員)
主催:けいはんな科学共育デザインラボ
助成:国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」
後援:精華町教育委員会、奈良学園小学校、奈良学園大学 社会・国際連携センター

望遠鏡工作教室2022リーフレット.jpg
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2022年08月27日

9月の月

★ 8〜9月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
月が、日の入り〜21時ごろの時間に見えるのは、8月28日〜9月14日の間です。その後、9月15日〜30日の期間は、日の入り〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
08/27 04:56 18:47 ● 新月
     28 05:56 19:14
     29 06:56 19:41
     30 07:56 20:07
     31 08:58 20:34
09/01 10:01 21:04
     02 11:08 21:38
     03 12:16 22:19
     04 13:26 23:08 ◐ 半月(上弦)
     05 14:34 00:07(翌日)
     06 15:36 01:15( 〃 )
     07 16:30 02:28( 〃 )
     08 17:15 03:42( 〃 )
     09 17:53 04:55( 〃 )
     10 18:26 06:04( 〃 ) ○ 満月
     11 18:56 07:11( 〃 )
     12 19:24 08:16( 〃 )
     13 19:53 09:19( 〃 )
     14 20:22 10:22( 〃 )
     15 20:54 11:24( 〃 )
     16 21:31 12:24( 〃 )
     17 22:12 13:21( 〃 )
     18 22:58 14:13( 〃 ) ◑ 半月(下弦)
     19 23:50 15:00( 〃 )

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2022年08月06日

季節の星座案内 〜いて座〜

★ 夏を代表する星座です。
20時〜21時ごろの時間だと、7月〜9月ごろに見ることができます。1等星はありませんが、2等星と3等星が8つ「ティーポット」の形に並んでいて見つけやすい星座です。いて座の方向は、銀河系の中心方向なので、たくさんの天体が見られます。

星図カラー2022年08月.png

★ いて座の物語
ギリシャ神話では、上半身が人で下半身が馬のケンタウロス族の賢者けんじゃケイロンのすがたとされています。ケイロンは弓の名手で、勇者ヘルクレスの弓矢の先生でしたが、ヘルクレスとケンタウルス族の争いにまきこまれて、ヘルクレスが放った毒矢に当たって死んでしまいました。
いて座a.png

★ いて座の天体
★ Mメシエ8(干潟ひがた星雲) 【写真】
双眼鏡そうがんきょうで見ると、星が横長にならんでいて、まわりがぼんやり光っているのが分かります。望遠鏡ぼうえんきょうで見ると、星雲の形を詳しく観察できます。
Mメシエ8のすぐ上にはMメシエ20(三裂さんれつ星雲)という写真でよく見る星雲がありますが、こちらは市街地しがいちでは見るのはむずかしいでしょう。Mメシエ20のすぐ上にはMメシエ21という星団もあります。

★ Mメシエ24 【写真】
天の川がくなってるところで、双眼鏡で見ると、たくさんの星が視野しやいっぱいに広がります。写真にると、鹿の横顔のように見えるので「バンビの横顔」とよばれています。Mメシエ24のすぐ上にはMメシエ17(オメガ星雲【写真】)という星雲、すぐ左にはMメシエ25という星団があります。

★ Mメシエ22 【写真】
生まれてから120億年という古い星が、8万個以上丸く集まっています。球状きゅうじょう星団という種類の星団です。実際の大きさは100光年もありますが、地球から1万光年はなれているので、小さく見えます。
双眼鏡でも丸くぼんやりと見えます。望遠鏡で見ると、つぶつぶの星がたくさん集まっている様子が観察できます。

★ テレベルム
いて座のしっぽにあたる部分に、明るさのそろった5等星が4つ、ダイヤのような形にならんでいます。テレベルムとは、古いラテン語で「四辺形」という意味です。

いて座b.png

M8.png

M24.png

M22.png

テレベルム.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の写真です。
タグ:星座案内
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2022年07月29日

8月の月

★ 7〜8月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
月が、日の入り〜21時ごろの時間に見えるのは、7月30日〜8月14日の間です。その後、8月15日〜31日の期間は、日の入り〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
07/29 05:05 19:42 ● 新月
     30 06:04 20:14
     31 07:04 20:44
08/01 08:03 21:11
     02 09:02 21:37
     03 10:02 22:03
     04 11:04 22:31
     05 12:08 23:02 ◐ 半月(上弦)
     06 13:16 23:39
     07 14:27 00:23(翌日)
     08 15:39 01:18( 〃 )
     09 16:47 02:23( 〃 )
     10 17:48 03:35( 〃 )
     11 18:40 04:51( 〃 )
     12 19:23 06:06( 〃 ) ○ 満月
     13 19:59 07:18( 〃 )
     14 20:30 08:25( 〃 )
     15 20:59 09:30( 〃 )
     16 21:26 10:33( 〃 )
     17 21:54 11:35( 〃 )
     18 22:24 12:36( 〃 )
     19 22:58 13:36( 〃 ) ◑ 半月(下弦)
     20 23:35 14:34( 〃 )

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2022年07月03日

季節の星座案内 〜さそり座〜

★ 夏を代表する星座です。
20時〜21時ごろの時間だと、7月〜8月ごろに見ることができます。1等星が1つ(アンタレス)、2等星が5つあって見つけやすい星座です。その名の通り、さそりのようなS字型の星のならびが分かりやすい星座です。

星図カラー202207.png

★ さそり座の物語
ギリシャ神話では、太陽神アポロンが乱暴者の狩人オリオンを殺すためにさしむけた毒さそりのすがたとされています。

さそり座a.png

★ さそり座の天体
★ アンタレス
赤い色をした1等星です。地球から550光年のきょりにあるので点にしか見えませんが、実際は、明るさは太陽の10万倍、大きさは太陽の700倍というとても大きな星です。

★ さそり座パイ星のおうぎ形
さそりののはさみにあたるパイ星(3等星)から左に、5〜6等星がきれいなをえがいてならんでいる様子が双眼鏡で観察できます。パイ星の下のロー星(4等星)がかなめとなっておうぎ形になっています。
パイ星には「ファン」という名前がついています。ファンは中国の星座(二十八宿)の一つで、漢字で書くと「房」です。
ロー星には「イクリール」という名前がついています。イクリールはイスラムの星座(月宿)の一つで、アラビア語で王冠の意味です。

★ さそり座ミュー星
3等星と4等星の二重星で、どちらも青白い色をしています。目のよい人は肉眼でも2つの星に見えるでしょう。
左の星が「ピピリマ」右の星が「ハミディムラ」という名前がついています。ピピリマはタヒチの昔話に登場するふたごの名前、ハミディムラはコイコイ人(南アフリカからナミビアに住んでいる人たち)の言葉でライオンの両目という意味です。

★ さそり座ゼータ星
オレンジ色の4等星と青白い5等星の対比が美しい二重星です。
左側の4等星のほうが明るいですが、本当の明るさは右側の5等星のほうが明るく、くわしい研究では、太陽の200万倍というとてつもない明るさであることが分かっています。

★ NGC6231
ゼータ星の上に星がたくさん集まっている様子が双眼鏡でよく見えます。観察してみましょう。

★ Mメシエ6
さそりのしっぽの部分にある星の集まりです。双眼鏡で見ると「=ï=」のような形に星が集まっていることが分かります。その形から、蝶々ちょうちょう星団ともよばれます。双眼鏡で見ると同じ視野の左側にM7が見えます。

★ Mメシエ7
さそりのしっぽの部分にある星の集まりです。とても明るく大きな星団です。空の暗いところでは肉眼でも見えるので、大昔から知られていて、今から約1900年前の古代ローマの天文学者プトレマイオスも記録をのこしています。双眼鏡で見ると「し」の字を左右さかさにしたような星のならびを観察できます。双眼鏡で見ると同じ視野の右側にM6が見えます。

さそり座b.png

πSco、ρSco.png

μSco、ζSco、NGC6231.png

M6、M7.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)、または、栗田直幸さんのウェブサイトStellar Scenesの写真です。
タグ:星座案内
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2022年06月29日

7月の月

★ 6〜7月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
月が、日の入り〜21時の時間に見えるのは、6月30日〜7月15日の間です。その後、7月16日〜29日の期間は、日の入り〜21時の時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
06/29 04:26 19:37 ● 新月
     30 05:17 20:24
07/01 06:13 21:05
     02 07:11 21:40
     03 08:10 22:12
     04 09:09 22:40
     05 10:08 23:07
     06 11:08 23:33
     07 12:09 00:00(翌日) ◐ 半月
     08 13:13 00:30( 〃 )
     09 14:20 01:04( 〃 )
     10 15:32 01:45( 〃 )
     11 16:46 02:35( 〃 )
     12 17:59 03:37( 〃 )
     13 19:07 04:47( 〃 ) ○ 今年一番大きい満月
     14 20:04 06:03( 〃 )
     15 20:51 07:18( 〃 )
     16 21:30 08:30( 〃 )
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2022年06月19日

七惑星と月が集合

★ 6月19日〜27日、明け方の東〜南の空で、太陽系の全惑星と月の大集合が見られます。朝4時ごろ、東の空から南の空にかけて、水星、金星、天王星、火星、木星、海王星、土星がこの順に一直線に並んでいるのが見られ、そこに月が加わります。
★ 金星、火星、木星、土星は肉眼でも簡単に見つけられますが、水星は高さが低くて見つけるのがむずかしく、天王星と海王星は暗いので望遠鏡か双眼鏡がないと見るのはむずかしいです。天気の悪い時期ですが、晴れた時は早起きして、太陽系を見渡してみましょう。

七惑星と月_20220619.png
七惑星と月_20220620.png
七惑星と月_20220621.png
七惑星と月_20220622.png
七惑星と月_20220623.png
七惑星と月_20220624.png
七惑星と月_20220625.png
七惑星と月_20220626.png
七惑星と月_20220627.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の4倍の大きさ、惑星は実際の100倍の大きさで描いています。)

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2022年06月09日

季節の星座案内 〜てんびん座〜

★ 20時〜21時頃の時間帯だと、5月〜8月ごろに見ることができます。一番明るい星でも3等星なので、街の明かりがあるところでは見つけるのがむずかしいです。まわりが暗いところで、さそり座の右側をさがすと、左右逆さまの「く」の字の星の並びを見つけることができるでしょう。

星図カラー202206月b.png

★ てんびん座の物語
ギリシャ神話では、正義の女神アストライアーが公正を計る天秤とされています。今から3000年〜4000年くらい前、秋分のころの太陽はてんびん座の方向にあったので、昼夜の長さを等しく計るてんびん座になったとも言われています。

てんびん座a.png

★ てんびん座の天体
★ ズベンエルゲヌビ
白い3等星と少し黄色っぽい5等星が2つ並んだ二重星です。双眼鏡で2つの星に分けて見ることができます。くわしい研究では、それぞれの星がさらに二重星(全部で四重星)になっていることが分かっています。
ズベンエルゲヌビは「南の爪」という意味で、大昔、てんびん座がさそり座の一部だったなごりです。
月の通り道(白道)にあるので、時々月にかくされます(星食)。最近では2022年5月15日に月にかくされました。

てんびん座b.png
ズベンエルゲヌビ.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。2〜4枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。

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2022年05月30日

6月の月

★ 5〜6月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り〜21時の時間に月が見えるのは、5月31日〜15日の間です。その後、6月16日〜29日の期間は、日の入り〜21時の時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
05/30 04:22 18:57 ● 新月
     31 04:59 19:55
06/01 05:41 20:50
     02 06:29 21:41
     03 07:22 22:26
     04 08:19 23:05
     05 09:17 23:39
     06 10:17 00:10(翌日)
     07 11:17 00:38( 〃 ) ◐ 半月
     08 12:17 01:05( 〃 )
     09 13:19 01:32( 〃 )
     10 14:23 02:01( 〃 )
     11 15:30 02:33( 〃 )
     12 16:42 03:12( 〃 )
     13 17:57 03:58( 〃 )
     14 19:13 04:54( 〃 ) ○ 満月
     15 20:24 06:01( 〃 )
     16 21:26 07:14( 〃 )
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