2025年12月14日

子ども向けおすすめ望遠鏡

★ 天文教室や天体観望会かんぼうかいで「どの望遠鏡ぼうえんきょうを買ったらよいですか?」というご質問しつもんをよくいただくので、2025年12月現在げんざいでの、子どもむけのおすすめ天体望遠鏡をご紹介しょうかいします。(初心者の大人の方でもOKです。)クリスマスプレゼントやお年玉でのご購入こうにゅう参考さんこうにして下さい。

  • 望遠鏡をはじめて使う小学生むけの紹介です。
  • 4万円以内いないで買えるものにしぼりました。
  • 基本的きほんてきには、口径こうけい(対物レンズの直径)が大きい方が高性能こうせいのうで、より暗い星が見えます。
  • 表の倍率ばいりつは、付属ふぞく接眼せつがんレンズを使った倍率です。A以外は、接眼レンズを買い足せば倍率はかえられます。倍率は高ければよいというものではなく、高すぎると星が暗くぼやけてしまい、ひくすぎると(まちなかでは)視野しや内の夜空が明るくなって星が見づらくなります。口径(mm)の0.3〜1.5倍くらいがちょうどよい倍率の範囲はんいです。

@ 国立天文台望遠鏡キット2
口径:50mm
倍率:16倍、57倍
重さ:0.3kg(本体のみ)、1.5kg(三脚さんきゃくセット)
価格かかく6,820円(本体のみ)、11,000円(三脚セット)
(※三脚セットは12月14日現在品切れ中)

★ けいはんな子ども天文クラブの望遠鏡工作教室でも使っています。安いですが見え味はしっかりしています。天頂てんちょうミラー(天頂プリズム)を使えない(後ろからまっすぐしかのぞけない)ので、夜空の上の方に向けづらいです。三脚セットを買わなくても、お手持ちのカメラ・ビデオ用三脚があれば、それをお使いいただけます。

NAOJ_20251214.jpg
A SVBONYエスブイボニー SV410
口径:56mm
倍率:9〜27倍(ズーム)
重さ:0.6kg(本体のみ)、1.4kg(三脚セット)
価格:18,980円(本体のみ)、19,980円(三脚セット)

★ 望遠鏡ではなくフィールドスコープですが、小さくて軽く、正立(上下左右がさかさまでない)で見れて低倍率なので、手軽に星空散歩さんぽができます。土星や木星、火星などを拡大かくだいして見るのには向きません。三脚セットを買わなくても、お手持ちのカメラ・ビデオ用三脚があれば、それをお使いいただけます。

SV410_20251214.jpg
B サイトロン インフィニD50
口径:50mm
倍率:23倍、54倍
重さ:2.9kg
価格:39,600円架台かだい・三脚セット)

★ 日本国内で作られた品質ひんしつ精度せいどのよいレンズを使い、見え味にこだわって作られた高性能こうせいのうな望遠鏡です。微動びどうつきフリーストップ架台で目標の天体に向けやすいです。星空ガイドブックがついています。

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Cビクセン モバイルポルタA70Lf
口径:70mm
倍率:45倍、143倍
重さ:4.9kg
価格:37,000円(架台・三脚セット)

★ 微動つきフリーストップ架台で目標の天体に向けやすいです。付属ふぞく接眼せつがんレンズの倍率が高いので、20〜30倍くらいで見れる低倍率の接眼レンズを買い足すとよいでしょう。つつが長く(86cm)、重さもある(4.9kg)ので、低学年のお子様が一人であつかうのはむずかしいかもしれません。星空ガイドブック、星座早見ばんがついています。

InfiniD50_20251214.jpg
D ACUTERアキュター MAK80
口径:80mm
倍率:40倍、80倍
重さ:3.3kg
価格:29,900円(架台・三脚セット)

★ 上の@〜Cは、屈折くっせつ式望遠鏡(レンズで光を集める)ですが、これはマクストフカセグレンというしゅるいの反射はんしゃ式望遠鏡(凹面鏡おうめんきょうで光を集める)です。80mmという口径のわりにコンパクトで、子どもでも移動いどう設置せっちが楽です。微動つきフリーストップ架台で目標の天体に向けやすいです。スマホで写真をとるためのアダプターもついています。

MAK80_20251214.jpg
タグ:望遠鏡
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2025年09月13日

星空観察教室を開催しました

★ 9月13日(土)、けいはんなオープンイノベーションセンター(精華町/木津川市)で星空観察かんさつ教室を開催かいさいしました。
★ 全3回の第1回となる今回は、みなさんに双眼鏡そうがんきょうをおわたしし、ピントの合わせ方、かまえ方など双眼鏡の使い方を説明せつめいしました。
天気はあいにくのくもり空で、星空の観察はできませんでしたが、遠くの明かりや看板かんばんを目じるしに双眼鏡そうがんきょうの使い方を練習したり、双眼鏡そうがんきょうのしくみのお話や、天文シミュレーター"Mitaka"を使った星空案内あんないや宇宙旅行体験たいけんをしました。ご参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました ★
★ 次回は10月11日(土)18:00〜19:30です 。

星空観察教室_20250913a.jpg星空観察教室_20250913b.jpg星空観察教室_20250913c.jpg星空観察教室_20250913d.jpg
タグ:星座 双眼鏡
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2025年07月12日

季節の星座案内 〜たて座〜

★ いて座とわし座、へび座にかこまれた小さな星座です。いちばん明るい星でも4等星なので、街中まちなかでは見つけにくい星座です。双眼鏡そうがんきょうでさがしましょう。天の川の中にあるので、双眼鏡でたくさんの星を見ることができます。20時〜21時ごろの時間だと、7月〜10月ごろに見ることができます。

星図カラー2025年07-08月.png

★ たて座の物語
17世紀せいきにできた新しい星座です。「たて」はポーランド王ヤン3世のたてのことで、トルコとの戦争せんそうに勝った王をたたえて、ポーランドの天文学者ヘヴェリウスが作りました。
17世紀にヘヴェリウスが作った星座には、たて座のほか、こぎつね座、こじし座、とかげ座、やまねこ座、ろくぶんぎ座、りょうけん座があります。

たて座a.jpg

★ たて座の天体

★ 「C」の字
わし座のしっぽからとなりのたて座にかけて、3等星〜5等星がCの字にならんでいます。双眼鏡そうがんきょうで観察してみましょう。

★ Mメシエ11
3,000もの星が集まった星団せいだんです。わたり鳥のむれのように見えるので、野鴨のがも星団とよばれています。双眼鏡そうがんきょうではにじんだ光のように、望遠鏡ぼうえんきょうではたくさんの星が見えます。地球から6,000光年のきょりにあります。

たて座b.jpgわし座〜たて座のCb.jpgM11.jpg

むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
リンク先は栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
タグ:星座
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2025年05月18日

季節の星座案内 〜りゅう座〜

★ 北の空、こと座のベガ(おりひめ星)の近くに三角形の頭があって、そこからひらがなの「て」の字の形に北斗七星ほくとしちせいと北極星の間まで星がつらなっている星座です。いちばん明るい星(エルタニン)でも2等星で、そのほかは3等星より暗く見つけにくい星座です。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、4月〜10月ごろです。

星図カラー2025年05-06月.png

★ りゅう座の物語
古代エジプト(2千〜5千年前)では、タウエレトというカバのすがたをした女神とされていました。
ギリシャ神話では、黄金のリンゴの木を守るりゅうラドンのすがたとされています。ラドンは勇者ゆうしゃヘルクレスにたおされました。星図では、ヘルクレスとりゅうがとなりあってたたかっているように見えます。

りゅう座a.jpg

★ りゅう座の天体

★ りゅうの頭
双眼鏡そうがんきょう視野しやにすっぽり入る大きさで、4つの星が見えます。左下の星(ニュー星)は二重星で、望遠鏡ぼうえんきょう三脚さんきゃく固定こていした双眼鏡そうがんきょうで見ると、白色で同じ明るさの2つの星に分かれて見えます。

★ りゅう座カッパ星
りゅうのしっぽの方にある4等星です。青白い色をしていますが、オレンジ色の2つの5等星(4番星、6番星)にはさまれていて、3つの星の色のコントラストが美しいです。

★ そっくり二重星ペア
りゅう座の「て」のカーブの上あたりに、明るさ、色の組み合わせ(白とオレンジ)、間隔かんかく、はなれている方向がそっくりな二重星が2つならんでいます。

りゅう座b.jpg
りゅうの頭.jpg
κDra.jpg
そっくり二重星ペア.jpg

むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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2025年03月23日

季節の星座案内 〜りょうけん座〜

★ 北斗七星ほくとしちせいと、しし座、うしかい座にはさまれたところにある星座です。いちばん明るい星(コル・カロリ)でも3等星で、そのほかは4等星より暗い星で見つけにくい星座です。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、3月〜8月ごろです。

星図カラー2025年04月.png

★ りょうけん座の物語
今から340年くらい前(17世紀せいき)に作られた新しい星座で神話などはありません。うしかい座がつれている猟犬りょうけんのすがたとされています。

りょうけん座a.jpg

★ りょうけん座の天体
★ ラスペルバ
炭素たんそ星というしゅるいのとても赤い星です。やく160日周期しゅうきで、5等級から7等級まで明るさがわる変光星へんこうせいです。地球から760光年のきょりにあります。
★ コル・カロリ
3等星ですが、りょうけん座でいちばん明るい星です。望遠鏡ぼうえんきょうで見ると、3等星と6等星の2つの星に分かれて見える二重星です。どちらも白い色に見えます。30倍くらいの望遠鏡でも見ることができます。地球から120光年のきょりにあります。
★ Mメシエ3
50万の星がまるく集まった球状星団きゅうじょうせいだんというしゅるいの天体です。りょうけん座、うしかい座、かみのけ座のさかい目近くにあります。双眼鏡そうがんきょうではにじんだ光のように、望遠鏡ぼうえんきょうではたくさんの星がつぶつぶに見えます。地球から3万4千光年のきょりにあります。

りょうけん座b.jpg
ラスペルバ.jpg
コル・カロリ.jpg
M3.jpg

むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
リンク先は、国立天文台ギャラリーです。
タグ:星座
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2025年02月10日

季節の星座案内 〜とも座〜

★ おおいぬ座の後ろ足の三角の左に2等星1つと3等星3つが、たて長の四角形にならんでいるので、それを目印に見つけましょう。とも座の中は天の川が流れているので、双眼鏡そうがんきょう望遠鏡ぼうえんきょうを使うとたくさんの星が見られます。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、2月〜3月ごろです。

星図カラー2025年02月.png

★ とも座の物語
もともとはアルゴ座という大きな船の星座でしたが、とても大きな星座だったので、今から100年くらい前に、とも座(船尾せんび)、りゅうこつ座(船底せんてい)、ほ座()の3つの星座に分けられました。

とも座a.jpg

★ とも座の天体

★ Mメシエ47
おおいぬ座のシリウスから左の方を双眼鏡そうがんきょう望遠鏡ぼうえんきょうでたどってゆくと見える星の集まりです。地球から1600光年のきょりにあります。
M47のすぐ左どなりにはM46というべつの星団せいだんがありますが、双眼鏡そうがんきょうで見るのはむずかしいでしょう。

★ とも座QY星
M47の左にある二重星で、同じオレンジ色で明るさも同じ2つの6等星がならんで見えます。双眼鏡そうがんきょうでも2つの星に分かれて見えます。2つの星はたまたま地球から同じ方向に見えているだけで、左の星は2000光年のきょり、右の星は10000光年のきょりにあって、じっさいには遠くはなれています。

★ NGC2451
とも座の真ん中あたりにある星の集まりです。星がまばらに集まっている様子が、双眼鏡そうがんきょうで見えます。オレンジ色の明るい星が真ん中にあるのがとくちょうです。地球から600光年のきょりにある星の集まりと1200光年のきょりにある星の集まりが重なって、1つの星団せいだんに見えています。
NGC2451のすぐ左どなりにはNGC2477というべつの星団せいだんがありますが、こちらも、双眼鏡そうがんきょうで見るのはむずかしいでしょう。

とも座b.jpg
M47、QY-Pup.jpg
NGC2451.jpg

むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
リンク先は、栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
タグ:星座
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2025年01月26日

季節の星座案内 〜うさぎ座〜

★ 2等星より明るい星がなく目立たない星座ですが、オリオン座のすぐ下にあるので見つけやすいです。3等星4つと4等星2つでカタカナの「エ」の字に星が小さくならんでいます。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、12月〜3月ごろです。

星図カラー2025年02月.png

★ うさぎ座の物語
古代メソポタミア(3千〜5千年前)では、オスのニワトリのすがたとされていました。
ギリシャ神話では、おおいぬ座に追われるうさぎのすがたとされています。
うさぎ座a.jpg

★ うさぎ座の天体

★ クリムゾンスター(うさぎ座R星)
炭素たんそ星というしゅるいのとても赤い星です。6等級から11等級までやく400日周期しゅうきで明るさが100倍いじょうわる変光星へんこうせいです。ちょうど今は11等級のいちばん暗い時期で、望遠鏡ぼうえんきょうでも観察かんさつはむずかしいでしょう。明るい時期が、うさぎ座が見える冬と重なるのは2027年よりあとになります。

★ うさぎ座ガンマ星
うさぎ座の「エ」の字の左下の星で、望遠鏡ぼうえんきょうで見ると2つの星に分かれて見える二重星です。小さな望遠鏡ぼうえんきょうでも白とオレンジの2つの星に分かれて見えます。地球から29光年ととても近くにある星の1つです。

うさぎ座b.jpg

むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2、3まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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2024年12月26日

季節の星座案内 〜エリダヌス座〜

★ 2等星より明るい星がなく、3等星が3つ、あとは4等星より暗い星だけなので、見つけにくい星座です。
双眼鏡そうがんきょうで見ると、オリオン座のリゲルの右からスタートして、地平線の下で見れない1等星アケルナルの手前まで、星のならびを点々とたどってゆくことができます。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、12月〜2月ごろです。

星図カラー2025年1月.png

★ エリダヌス座の物語
ギリシャ神話では、海の神オケアノスが生み出した3000の川の1つ、エリダヌス川とされています。
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★ エリダヌス座の天体

★ アケルナル
エリダヌス座のいちばん南にある青白い1等星ですが、日本のほとんどの場所では地平線の上に上らず、鹿児島より南でないと見ることができません。冬に沖縄や南の国に行く機会きかいがあったら見てみましょう。地球から140光年のきょりにあります。

エリダヌス座b.jpg

2、3まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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2024年11月28日

季節の星座案内 〜くじら座〜

★ しっぽにある2等星ディフダ、頭にある3等星メンカルは見つけやすいですが、ほかの星は暗いので星座全体の形は分かりにくいです。20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、11月〜1月ごろです。

星図カラー2024年12月.png

★ くじら座の物語
「くじら」という名前がついていますが、哺乳類ほにゅうるいのクジラではなく、海の怪物かいぶつケートスのすがたです。ギリシャ神話では、古代エチオピアの王女アンドロメダにおそいかかろうとしていたところを、勇者ゆうしゃペルセウスに退治たいじされています。

くじら座a.jpg

★ くじら座の天体

★ くじらの耳
くじらの頭の右がわに、数字の「3」をうら返した形に星がならんでいます。双眼鏡そうがんきょうで見てみましょう。

★ クエスチョンマーク
くじらの頭に、クエスチョンマーク「?」の形に星がならんでいます。双眼鏡そうがんきょうで見てみましょう。

★ Mメシエ77
くじらの首のところにある渦巻うずまき銀河ぎんがです。中心がとても明るくかがやいている、セイファート銀河というしゅるいの銀河です。小さな望遠鏡ぼうえんきょうでは渦巻の部分は見えませんが、中心の明るい部分がぼんやりと見えます。地球から6,000万光年のきょりにあります。

くじら座b.jpg
くじらの耳、クエスチョン.jpg
M77.jpg

むらさき色の大きい円は5倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(10度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
リンク先は、栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
タグ:星座
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2024年10月09日

季節の星座案内 〜ケフェウス座〜

★ 2〜3等星5つが5角形にならんだ星座です。2等星が1つしかないので、まちなかでは見つけにくいでしょう。北極星ほっきょくせいの上、カシオペヤ座の左あたりをさがしてみましょう。
北極星のすぐ近くにあるため、地平線の下にしずまない星座ですが、20時〜21時ごろの時間に見やすいのは、8月〜12月ごろです。

星図カラー2024年10-11月.png

★ ケフェウス座の物語
ギリシャ神話では、古代エチオピアの王ケフェウスのすがたとされています。ケフェウスのつま王妃おうひ)がカシオペヤ、むすめ(王女)がアンドロメダです。
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★ ケフェウス座の天体
★ 王の円弧えんこ
ケフェウス座の左下の方に、3〜5等星が6つ弓なりにならんでいます。カーブをそのままのばすと北極星ほっきょくせいにたどりつきます。
★ ガーネット・スター
ケフェウス座の上の方にオレンジ色の目立つ星があります。天王星を発見したウィリアム・ハーシェルが、その赤い色から「ガーネット・スター」と名づけました。大きさは太陽の1400倍、明るさも太陽の30万倍というとても大きな、赤色せきしょく超巨星ちょうきょせいというしゅるいの星です。地球から3千光年のきょりにあります。
ガーネット・スターのあたりは天の川が流れていて、たくさんの星があります。双眼鏡そうがんきょうを使うと視野しやいっぱいに星を見ることができます。ぜひ観察かんさつしてみましょう。

ケフェウス座b.jpg
νCep.jpg

むらさき色の大きい円は5倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(10度)です。
2〜4まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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