
古代バビロニア時代(今から2,500年〜3,000年くらい前)は、ライオン(しし座)が乗る、角と前足とつばさを持ったへび(竜)のすがたとされていました。
「うみへび座」という名前ですが、ギリシャ神話では、このへびは海とは関係ありません。太陽神アポロンに命じられた水くみをさぼったからす(からす座)が、「へびにじゃまされて水がくめませんでした」といううその言いわけをするために、つれてこられたへびのすがたとされています。

うみへび座の右上に3、4等星が6つかたまっています。双眼鏡で観察してみましょう。
へびの頭の右下、いっかくじゅう座との境界近くにある星団で、地球から1,500光年のきょりにあります。シャネルのココマーク
うみへび座の真ん中あたりにU星という5等星があります。炭素星というしゅるいのとても赤い星です。




紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は 国立天文台ギャラリー です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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