
3月16日〜29日ごろ、日の入り後の西の
低い空に水星が見えます。
水星は太陽から28度
以上はなれないので、空が暗くなって1時間もするとしずんでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。3月16日〜29日ごろは、水星が太陽からはなれていて、日の入り後の高さが高く、今年いちばんの
観望好期です。
春休みにぜひ
観察してみましょう。

水星はとても低くに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、西の方向に見晴らしのよい場所で、夜19時ごろに
観察してみましょう。日の入り後の高さがもっとも高いのは3月25日ですが、水星は日に日に暗くなるので、期間の前半のほうが見つけやすいでしょう。1等星より明るいので
肉眼で見えますが、
双眼鏡があればさがしやすいでしょう。西の空には木星が明るく
輝いています。木星を
目印に右下地平線近くをさがすとよいでしょう。

水星の次の観望好期は、7月中ごろの夕方です。
posted by rihaku at 18:50|
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観望好期