2等星が2つと3等星が5つ、カタカナの「ト」の形にならんでいて、見つけやすい星座です。20時〜21時ごろの時間だと、10月〜3月ごろに見ることができます。
ペルセウス座の物語
古代バビロニア時代(今から2,500年〜3,000年くらい前)は、老人のすがたとされていました。
ギリシャ神話では、大神ゼウスの息子、勇者ペルセウスのすがたとされています。ペルセウスがエチオピアを通りかかったとき、海の怪物ケートス(くじら座)におそわれようとしていた王女アンドロメダを助け、のちに二人はけっこんしました。
ペルセウス座の天体
二重星団
ペルセウス座とカシオペヤ座の境界近くに、NGC869、NGC889という2つの星団がならんでいます。地球から7,500光年のきょりにあります。双眼鏡でも、ぼんやりとした光の集まりが2つみえます。望遠鏡で見るとすばらしいながめです。
Mel20
ペルセウス座の「ト」の字の真ん中の星ミルファクの近くに星が「S」字形に集まっています。地球から600光年のきょりにあります。双眼鏡で見てみましょう。望遠鏡だと視野がせまく、全体が見えません。
アルゴル
ペルセウス座の「ト」の字の横棒の先にあたる星です。ふだんは2.1等級ですが、69時間(2日と21時間)ごとに3.4等級(1/3の暗さ)に暗くなる変光星です。暗い星が明るい星のまわりをまわっていて、暗い星が明るい星をかくすので暗くなる、食変光星というしゅるいの変光星です。地球から90光年のきょりにあります。
このあと2月〜3月にアルゴルが暗くなるのは、2/7 22時ごろ、2/10 19時ごろ、3/1 21時ごろ、3/4 19時ごろ、3/24 19時ごろのそれぞれ前後3時間ほどです。明るい星なので暗くなるようすは肉眼でも観察できます。
M34
アルゴルのそばにある星団で、地球から1,400光年のきょりにあります。双眼鏡でも10個くらいの星が集まっている様子が見えます。
ペルセウス座の物語
古代バビロニア時代(今から2,500年〜3,000年くらい前)は、老人のすがたとされていました。
ギリシャ神話では、大神ゼウスの息子、勇者ペルセウスのすがたとされています。ペルセウスがエチオピアを通りかかったとき、海の怪物ケートス(くじら座)におそわれようとしていた王女アンドロメダを助け、のちに二人はけっこんしました。
ペルセウス座の天体
二重星団
ペルセウス座とカシオペヤ座の境界近くに、NGC869、NGC889という2つの星団がならんでいます。地球から7,500光年のきょりにあります。双眼鏡でも、ぼんやりとした光の集まりが2つみえます。望遠鏡で見るとすばらしいながめです。
Mel20
ペルセウス座の「ト」の字の真ん中の星ミルファクの近くに星が「S」字形に集まっています。地球から600光年のきょりにあります。双眼鏡で見てみましょう。望遠鏡だと視野がせまく、全体が見えません。
アルゴル
ペルセウス座の「ト」の字の横棒の先にあたる星です。ふだんは2.1等級ですが、69時間(2日と21時間)ごとに3.4等級(1/3の暗さ)に暗くなる変光星です。暗い星が明るい星のまわりをまわっていて、暗い星が明るい星をかくすので暗くなる、食変光星というしゅるいの変光星です。地球から90光年のきょりにあります。
このあと2月〜3月にアルゴルが暗くなるのは、2/7 22時ごろ、2/10 19時ごろ、3/1 21時ごろ、3/4 19時ごろ、3/24 19時ごろのそれぞれ前後3時間ほどです。明るい星なので暗くなるようすは肉眼でも観察できます。
M34
アルゴルのそばにある星団で、地球から1,400光年のきょりにあります。双眼鏡でも10個くらいの星が集まっている様子が見えます。
紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜7枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は栗田直幸さんのサイトStellar Scenes と 倉敷科学センターです。
2〜7枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は栗田直幸さんのサイトStellar Scenes と 倉敷科学センターです。
タグ:星座