2023年01月27日

金星が観望好期

★ 1月下じゅん〜7月中旬、日の入り後の南西〜西の空に金星が見えます。金星は太陽から47度以上いじょうはなれないので、日の入り後の西の空(よいの明星みょうじょう)か、日の出前の東の空(あけの明星)でしか見れません。

★ 金星は1等星の100倍以上いじょうの明るさなので肉眼にくがんでもすぐに見つけることができます。日の入り後に見える位置いちは、1月から5月にかけて日に日に右上方向に高くなり、5月にもっとも高くなります。その後、6月から7月にかけて日に日に低くなり、7月下旬には見えなくなります。9月からは明けの明星として明け方の東の空に見えます。
★ 4月ごろまでは望遠鏡ぼうえんきょうで見ても小さくしか見えませんが、5月以降いこうは大きく見え、けの形も観察かんさつしやすくなります。金星の満ち欠けについては、5月ごろにあらためてお知らせします。

金星_20230116-0716.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。)
タグ:金星
posted by rihaku at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望好期
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190139079

この記事へのトラックバック