2023年01月20日

水星が観望好期

★ 1月20日〜2月3日ごろ、日の出前の南東のひくい空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上いじょうはなれないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。1月20日〜2月3日ごろは、日の出前の水星の高さが10度近くあり、観望かんぼう好期こうきです。

★ 水星はとてもひくくに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、南東の方向に見晴らしのよい場所で、朝6時〜6時半ごろに観察かんさつしてみましょう。日の出前の高さがもっとも高いのは1月25日ですが、水星は日に日に明るくなるので、期間の後半のほうが見つけやすいでしょう。1等星の数倍の明るさなので肉眼にくがんで見えますが、双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。太陽をあやまって見ないため、双眼鏡での観察は太陽が上る7時までには終えるようにして下さい。

水星の次の観望好期は、4月上旬の夕方です。

水星_20230119-0203.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。背景の星のは1/25の配置。)
タグ:水星
posted by rihaku at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望好期
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