2023年01月04日

しぶんぎ座流星群

★ 三大流星群りゅうせいぐんの1つ、しぶんぎ座流星群の活動がピークをむかえます。1月4日3時(未明みめい)〜6時ごろにかけて、1時間あたり5くらいの流れ星が見られると予想されます。
今年は月明かりもあり、ピーク時刻じこくも4日昼と予想されているので、条件じょうけんはあまりよくないです。明け方近くの方が月の高さもひくく、ピーク時刻に近くなるので、よりたくさんの流れ星を見ることができるでしょう。
★ 流れ星は、宇宙うちゅうにある大きさ1ミリ〜数センチメートルくらいの小さなつぶが秒速数十キロメートルの速さで地球にとびこんで来て、大気と衝突しょうとつして光を放つ現象げんしょうです。「しぶんぎ座」というのは、うしかい座とりゅう座の間に昔あった星座で、現在げんざいはありません。昔あったしぶんぎ座の方向(「放射点ほうしゃてん」といいます)からつぶがとびこんでくるので、「しぶんぎ座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はしぶんぎ座にかぎらず、夜空のどこにでもあらわれるので、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうは使わず、肉眼にくがんで夜空全体を観察かんさつしましょう。
★ 街灯がいとうや家のあかりが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。西の方角に月明かりがありますので、月の方は見ないようにしましょう。暗い場所に行ってから、暗さになれて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。少なくとも20分間は観察をつづけましょう。また、冬の屋外はとてもひえます。寒くない服装ふくそうで観察しましょう。

しぶんぎ座流星群_20230104.png
タグ:流星群
posted by rihaku at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空
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