
星座占いの順番では最初の星座ですが、このページで紹介するのは最後となりました。これで星座占いの12星座を1年かけてすべて紹介したことになります。これから1年は1等星がある星座を中止に季節の星座を紹介してゆきます。


古代バビロニア時代(今から4,000年〜3,000年くらい前)は、現在ペガスス座となっている四角い畑に麦のたねをまく農夫のすがたとされていました。
ギリシャ神話では空とぶ金色の羊とされています。オルコメノス(ギリシャの都市の一つ)のプリクソス王子が、継母にころされそうになったとき、この羊に乗ってコルキス(現在のジョージア)までにげたという話になっています。その後、イオールコス(ギリシャの都市の一つ)の王子イアーソーンが50人の英雄(アルゴナウタイ)を集め、巨大船アルゴー号に乗って金色の羊をもとめてコルキスまで冒険する物語にも登場します。



ハマルのそばに、横向きのUの字に星がならんでいて、羊の角のようにもみえます。双眼鏡で観察してみましょう。

ほとんど同じ明るさの白い星が2つならぶ、ふたごのような二重星です。双眼鏡で2つに見るのはむずかしいので、望遠鏡で観察してみましょう。人類がはじめて望遠鏡で発見した二重星で、1664年にロバート・フックが発見しました。

黄白色と青の星がならぶ、美しい二重星です。双眼鏡で2つに見るのはむずかしいので、望遠鏡で観察してみましょう。

現在は使われていない星座です。羊のしっぽの部分に星が三角形にならんでいます。双眼鏡で観察してみましょう。17世紀にみつばち座として作られたものが、すずめばち座、はえ座と名前がかわりました。


紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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