2022年10月21日

火星が観望好期

★ 火星が21時より早い時間に上ってくるようになりました。
来年の7月ごろまで見ることができますが、地球に接近せっきんしていてひときわ明るく見えるのは11月〜12月です。その間、火星はおうし座にあります。日の入り後〜21時ごろの時間だと、東の空〜真上の方向に見えます。
★ 11月〜12月の間、火星は1等星の10倍くらいの明るさなので、肉眼にくがんでもすぐに見つけられます。赤い色(オレンジ色)が目を引きます。すぐ近くにアルデバラン(おうし座)、ベテルギウス(オリオン座)という赤い(オレンジ色の)1等星がありますので、色のちがいを観察かんさつしてみましょう。
★ 2018年に火星は地球に5800万kmまで接近しましたが、今回は8100万kmまでしか接近しません。小さな望遠鏡ぼうえんきょうで丸い形は分かりますが、表面のもようを観察するのはむずかしいでしょう。

星図カラー2022年11月.png
星図カラー2022年12月.png
火星_20200908.jpg
(写真は2020年に撮影した火星)
タグ:火星
posted by rihaku at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望好期
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