けいはんな子ども天文クラブ

10月8日夜から9日明け方にかけて、月と木星の接近（せっきん）が見られます。ひとばん中、肉眼（にくがん）で見ることができます。
8日の20時ごろで5.5度（満月（まんげつ）11こ分）、9日の朝4時ごろで2度（満月4こ分）に接近して見えます。どの時間でも、双眼鏡（そうがんきょう）で月と木星を同じ視野（しや）に見ることができます。
10月8日は十三夜でもあります。十三夜とは旧暦（きゅうれき）9月13日の夜で、十五夜（旧暦8月15日、中秋の名月、芋（いも）名月）に対し、豆名月または栗（くり）名月とよばれ、昔からお月見の風習があります。少し欠（か）けた名月とひときわ明るい木星の競演（きょうえん）を楽しんでみましょう。

（画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は３倍に拡大して描いています。）