2021年12月03日

レナード彗星が観望好期

★ 12月上旬、レナード彗星(C/2021 A1)が明け方の東の空に見えます。レナード彗星は、今年の1月にアメリカの天文学者グレゴリー・レナードさんが発見しました。

日の出の1時間半〜1時間前(5:00〜6:00頃)、街灯や家の明かりが目に入らない暗い場所で、東の空を探してみましょう。うしかい座の1等星アークトゥルスが目印になります。

★ 肉眼で見るのは難しいので双眼鏡を使うと良いですが、双眼鏡を使ってもコマと呼ばれる頭の部分がぼんやりと見えるだけで、尾を見るのは難しいでしょう。

レナード彗星は、12月12日に地球に3500万km(月までの距離の90倍)まで接近して、16日以降夕方の空に見えるようになります。

レナード彗星_20211204-12.png
(画像はプラネタリウムソフト SkySafari で作成。彗星の尾は拡大して描いています。)
タグ:彗星
posted by rihaku at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 観望好期
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