2021年01月20日

HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過

★ 1月20日〜23日の日の入り後、HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過が見られます。上空通過といっても、本州のおよそ600km南の太平洋上、奄美大島〜小笠原あたりの上空を飛んでいます。
どの日も、南の方角、高さ30度くらいを右(南西)から左(南東)へまっすぐ飛んでゆく様子が観察できます。
 1/20 19:08 〜 19:12
 1/21 18:57 〜 19:01
 1/22 18:46 〜 18:51
 1/23 18:35 〜 18:41
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からの距離が遠く、観察が難しいものは挙げていません。)

★ HSTは肉眼で見えますが、2等級の明るさなので、街灯や家の灯りの少ない、なるべく暗い場所で見て下さい。
今回の上空通過はいずれも、くじら座で一番明るい星ディフダ(2等星)のすぐそばを通りますので、ディフダを目印に待ち構えていると良いでしょう。ほぼ同じ明るさで見ることが出来ます。

次回は3月6日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より)
HST_20210121_orbit.jpegHST_20210120.pngHST_20210121.pngHST_20210122.pngHST_20210123.png
タグ:HST
posted by rihaku at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 人工天体
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