
いて座とわし座、へび座にかこまれた小さな星座です。いちばん明るい星でも4等星なので、
街中では見つけにくい星座です。
双眼鏡でさがしましょう。天の川の中にあるので、双眼鏡でたくさんの星を見ることができます。20時〜21時ごろの時間だと、7月〜10月ごろに見ることができます。

たて座の物語17
世紀にできた新しい星座です。「たて」はポーランド王ヤン3世の
盾のことで、トルコとの
戦争に勝った王をたたえて、ポーランドの天文学者ヘヴェリウスが作りました。
17世紀にヘヴェリウスが作った星座には、たて座のほか、こぎつね座、こじし座、とかげ座、やまねこ座、ろくぶんぎ座、りょうけん座があります。

たて座の天体
「C」の字わし座のしっぽからとなりのたて座にかけて、3等星〜5等星がCの字にならんでいます。
双眼鏡で観察してみましょう。
M113,000
個もの星が集まった
星団です。わたり鳥のむれのように見えるので、
野鴨星団とよばれています。
双眼鏡ではにじんだ光のように、
望遠鏡ではたくさんの星が見えます。地球から6,000光年のきょりにあります。



紫色の大きい円は8倍くらいの
双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の
望遠鏡(
国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5
枚目の図はプラネタリウムソフト
Stellarium をもとに
作成しました。
リンク先は栗田直幸さんのサイト
Stellar Scenesです。
posted by rihaku at 00:00|
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星空