けいはんな子ども天文クラブ

2025年4月28日〜5月26日（旧暦4月）の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察（かんさつ）できるのは、4月30日〜5月13日の間です。その後、5月14日〜29日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

   日付 月の出　　日付 月の入り
04/28 05:03 → 28 19:23 新月
     29 05:44 → 29 20:41
     30 06:33 → 30 21:55
05/01 07:30 → 01 23:01
     02 08:35 → 02 23:56
     03 09:43 → 04 00:41
     04 10:50 → 05 01:16 半月（上弦（じょうげん））
     05 11:55 → 06 01:46
     06 12:56 → 07 02:12
     07 13:54 → 08 02:36
     08 14:50 → 09 02:58
     09 15:46 → 10 03:21
     10 16:42 → 11 03:46 スピカと接近（せっきん）
     11 17:40 → 12 04:13
     12 18:39 → 13 04:44 満月
     13 19:39 → 14 05:21
     14 20:39 → 15 06:05
     15 21:36 → 16 06:56
     16 22:28 → 17 07:53
     17 23:14 → 18 08:56
     18 23:54 → 19 10:01
     19（月は上りません）
     20 00:28 → 20 11:07 半月（下弦（かげん））
     21 00:59 → 21 12:13
     22 01:27 → 22 13:20
     23 01:55 → 23 14:29 土星と接近（せっきん）
     24 02:24 → 24 15:40 金星と接近（せっきん）
     25 02:56 → 25 16:55
     26 03:33 → 26 18:12

けいはんな記念公園で天体観望会（かんぼうかい）を開催（かいさい）しました。
カメラの映像（えいぞう）をディスプレイに映（うつ）しながら、望遠鏡（ぼうえんきょう）も直接（ちょくせつ）のぞける「ハイブリッド方式」で天体観望をしていただきました。
19時台はうすぐもり、20時台はくもりで、ほとんど星が見えないというお天気で、星座や星団（せいだん）、銀河（ぎんが）はごらんいただけなかったですが、雲ごしですがなんとか望遠鏡で木星、火星を見ていただくことができました。
ご参加（さんか）いただいたみなさま、ありがとうございました
5月〜8月は日の入りがおそいので天体観望会はしばらくお休み。次回開催は9月14日（日）です。

本日の天体観望会は、予定通り開催します。ご参加お待ちしています

日時：4月19日（土）19:30〜20:30
場所：けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。

今夜の星空



今日の観望（予定）天体
木星
CSS（中国宇宙ステーション）
�@ Mメシエ35（ふたご座の散開（さんかい）星団）
�A Mメシエ81、Mメシエ82（ボーデの銀河（ぎんが）、葉巻（はまき）銀河（ぎんが）、おおぐま座）
�B Mメシエ3（りょうけん座の球状（きゅうじょう）星団）
�C Mメシエ87（おとめ座の銀河（ぎんが））
�D Mメシエ104（ソンブレロ銀河（ぎんが）、おとめ座）

Mはメシエカタログ番号です。
※ リンク先はStellar Scenes（栗田直幸さんの天体写真集サイト）です。

CSS（中国宇宙（うちゅう）ステーション）の上空通過（つうか）が、4月18日〜20日の夜に見られます。いずれも、西〜北西の方角から東〜南東の方角へ通過（つうか）してゆきます。
【見える時間】
　4/18　19:36 → 19:38
　4/19　20:12 → 20:13（地球のかげに入り光らなくなる）
　4/20　19:12 → 19:14
（※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、CSSの軌道（きどう）変更（へんこう）により、通過時刻（じこく）が２〜３分ずれることがあります。）

 CSSは、望遠鏡（ぼうえんきょう）や双眼鏡（そうがんきょう）を使わなくても、まちなかで肉眼（にくがん）で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機（ひこうき）かと思うくらい明るい（１等星の10倍以上の明るさ）ですが、チカチカ点滅（てんめつ）せず音もしないので、飛行機と区別（くべつ）がつきます。

 次は5月27日ごろに見られる予定です。

（画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成）

 4月〜10月、金星が日の出前の東の空に見えます。金星は太陽から47度以上（いじょう）はなれないので、日の入り後の西の空（よいの明星（みょうじょう））か、日の出前の東の空（あけの明星）でしか見れません。

 金星は１等星の100倍以上（いじょう）の明るさなので肉眼（にくがん）でもすぐに見つけることができます。日の出前に見える位置（いち）は、4月から7月にかけて日に日に高くなり、4月下旬（げじゅん）にもっとも明るくなり、7月下旬（げじゅん）にもっとも高くなります。その後、日に日に低くなり11月上旬（じょうじゅん）には見れなくなります。来年3月には、よいの明星として夕方の西の空に見えるようになります。

（画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。動画はアストロアーツより。）

CSS（中国宇宙（うちゅう）ステーション）の上空通過（つうか）が、4月9日、10日の夜に見られます。いずれも、西〜南西の方角から東〜北東の方角へ通過（つうか）してゆきます。
【見える時間】
　4/09　18:56 → 18:59
　4/10　19:31 → 19:34
（※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、CSSの軌道（きどう）変更（へんこう）により、通過時刻（じこく）が２〜３分ずれることがあります。）

 CSSは、望遠鏡（ぼうえんきょう）や双眼鏡（そうがんきょう）を使わなくても、まちなかで肉眼（にくがん）で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機（ひこうき）かと思うくらい明るい（１等星の10倍以上の明るさ）ですが、チカチカ点滅（てんめつ）せず音もしないので、飛行機と区別（くべつ）がつきます。

 次は4月19日ごろに見られる予定です。

（画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成）

4月19日（土）けいはんな記念公園で天体観望会を開催します。
木星や春の星座、星団、銀河を望遠鏡で観望します。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい

日時：4月19日（日）19:30〜20:30
場所：けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
雨天、曇天時は中止です。当日17:30までに当ホームページでお知らせします。

2025年は、このあと9/14、10/19、11/23、12/7に天体観望会を予定しています。

4月5日の22時〜24時ごろ、月面に「X」の文字があらわれます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの３つのクレーターの境界（きょうかい）部分に、真横から太陽光が当たることで「X」の文字がうかび上がって見える現象（げんしょう）です。
肉眼（にくがん）では観察（かんさつ）できませんので、望遠鏡（ぼうえんきょう）で見てみましょう。10倍くらいの双眼鏡（そうがんきょう）でも、三脚（さんきゃく）などでしっかり固定（こてい）すれば観察することができます。また、月のかけぎわが正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。

月面Xは、月が１回満（み）ち欠（か）けする間（およそ30日）の間に２時間ほどしか見られず、かつ、その時間が夜間で、さらに、月が上（のぼ）っているという条件（じょうけん）がつくので、月食ほどではないですがめずらしい現象です。
2025年は、2月5日、4月5日、6月3日、8月1日、9月29日、11月27日の６回「月面X」を見ることができます。

（画像は NASA Scientific Visualization Studio より作成。）

ISS（国際（こくさい）宇宙（うちゅう）ステーション）の上空通過（つうか）が、4月1日の夜に見られます。北西方向から南東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
　4/01　18:59 → 19:02

（※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、ISSの軌道（きどう）変更（へんこう）により、通過時刻（じこく）が予報（よほう）から２〜３分ずれることがあります。）

ISSには、日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが、船長として3月16日から搭乗（とうじょう）しています。

 ISS（国際宇宙ステーション）は、望遠鏡（ぼうえんきょう）や双眼鏡（そうがんきょう）を使わなくても、まちなかで肉眼（にくがん）で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機（ひこうき）かと思うくらい明るい（１等星の10倍以上の明るさ）ですが、チカチカ点滅（てんめつ）せず音もしないので、飛行機と区別（くべつ）がつきます。

 次は5月9日ごろに見られる予定です。

（画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成）