


もともとはアルゴ座という大きな船の星座でしたが、とても大きな星座だったので、今から100年くらい前に、とも座(船尾)、りゅうこつ座(船底)、ほ座(帆)の3つの星座に分けられました。



おおいぬ座のシリウスから左の方を双眼鏡か望遠鏡でたどってゆくと見える星の集まりです。地球から1600光年のきょりにあります。
M47のすぐ左どなりにはM46というべつの星団がありますが、双眼鏡で見るのはむずかしいでしょう。

M47の左にある二重星で、同じオレンジ色で明るさも同じ2つの6等星がならんで見えます。双眼鏡でも2つの星に分かれて見えます。2つの星はたまたま地球から同じ方向に見えているだけで、左の星は2000光年のきょり、右の星は10000光年のきょりにあって、じっさいには遠くはなれています。

とも座の真ん中あたりにある星の集まりです。星がまばらに集まっている様子が、双眼鏡で見えます。オレンジ色の明るい星が真ん中にあるのがとくちょうです。地球から600光年のきょりにある星の集まりと1200光年のきょりにある星の集まりが重なって、1つの星団に見えています。
NGC2451のすぐ左どなりにはNGC2477というべつの星団がありますが、こちらも、双眼鏡で見るのはむずかしいでしょう。



紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は、栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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