うしかい座の左(東)にある星座です。街中では肉眼で見える星は2等星が1つだけですが、5倍くらいの双眼鏡で見ると、7つくらいの星が「C」の形にまるくならんでいるようすが分かります。20時〜21時ごろの時間だと、4月〜9月ごろに見ることができます。
かんむり座の物語
古代ギリシャ時代(今から2000〜2500年くらい前)には、酒の神ディオニュソスがクレタ島の王女アリアドネにおくった冠またはリースとされていました。
かんむり座の天体
かんむり座ν星
オレンジ色の5等星が2つならんだ二重星です。双眼鏡で見ることができます。
カムイ(HD145457)
7等星で、双眼鏡で見ることができます。
2010年、日本のすばる望遠鏡を使った観測で、惑星がまわっていることが発見されました。2019年に、この星にカムイ(アイヌ語で「神」の意味)、まわっている惑星にチュラ(沖縄方言で「美しい」の意味)という名前がつけられました。日本語の名前がついためずらしい星です。地球から400光年のきょりにあります。
かんむり座T星
ふだんは10等星で、望遠鏡を使わないと見れない星ですが、およそ80年ごとにくりかえし爆発をおこして2〜3等星まで(約1000倍に)明るくなる星(再帰新星)です。次の爆発が今年2024年に起こると予想されています。明るくなるのは1〜2日だけなので見のがさないようにしましょう。地球から3000光年のきょりにあります。
かんむり座の物語
古代ギリシャ時代(今から2000〜2500年くらい前)には、酒の神ディオニュソスがクレタ島の王女アリアドネにおくった冠またはリースとされていました。
かんむり座の天体
かんむり座ν星
オレンジ色の5等星が2つならんだ二重星です。双眼鏡で見ることができます。
カムイ(HD145457)
7等星で、双眼鏡で見ることができます。
2010年、日本のすばる望遠鏡を使った観測で、惑星がまわっていることが発見されました。2019年に、この星にカムイ(アイヌ語で「神」の意味)、まわっている惑星にチュラ(沖縄方言で「美しい」の意味)という名前がつけられました。日本語の名前がついためずらしい星です。地球から400光年のきょりにあります。
かんむり座T星
ふだんは10等星で、望遠鏡を使わないと見れない星ですが、およそ80年ごとにくりかえし爆発をおこして2〜3等星まで(約1000倍に)明るくなる星(再帰新星)です。次の爆発が今年2024年に起こると予想されています。明るくなるのは1〜2日だけなので見のがさないようにしましょう。地球から3000光年のきょりにあります。
紫色の大きい円は5倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(10度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜4枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
2〜4枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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