
ペガスス座の
四辺形の左上の星は、実はペガスス座ではなくアンドロメダ座の星(アルフェラッツ)で、そこから左に4つまっすぐにならぶ2〜3等星がアンドロメダ座です。20時〜21時ごろの時間だと、9月〜2月ごろに見ることができます。

アンドロメダ座の物語古代メソポタミアア時代(今から4,000年〜3,000年くらい前)は、アンドロメダ座の一部分とうお座の一部分は、アヌニトゥという
戦争の女神とされていました。
ギリシャ神話では、古代エチオピア国王ケフェウスと王妃カシオペヤの娘アンドロメダのすがたとされています。
海の
怪物ケートス(くじら座)におそわれそうになったところ勇者ペルセウスに助けられ、ペルセウスと
結婚しました。

アンドロメダ座の天体
M31「アンドロメダ
銀河」の名前で有名な銀河です。1兆個の星が
直径20万光年の
円盤の形に集まっていて、地球から250万光年のきょりにあります。
双眼鏡でぼんやりと見えます。夜空の暗いところでは
肉眼でも見えます。

ショッピングカート
とかげ座との
境界にあります。5〜6等星がショッピングカートの形に8つならんでいます。
望遠鏡だと
視野からはみ出してしまうので、双眼鏡で見てみましょう。

ホームベース
7〜8等星がホームベースの形にならんでいます。そのうち、左上の星と下の星は二重星になっています。

ゴルフパター、アンドロメダ座56番星、NGC752
6〜8等星が7つ「J」の字のゴルフパターの形にならんでいて、その左がわの星の集まり(NGC752)がゴルフボールにあたります。パターの先が二重星(56番星)になっています。





紫色の大きい円は8倍くらいの
双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の
望遠鏡(
国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜7
枚目の図はプラネタリウムソフト
Stellarium をもとに
作成しました。
posted by rihaku at 00:00|
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星空