2022年08月28日
本日の天体観望会 開催します









@ M7(トレミー星団)
A M6(蝶々星団)
B B72(へび星雲)
C M22(いて座の球状星団)
D M8(干潟星雲)、M20(三裂星雲)
E M24(いて座の散開星団)、M17(オメガ星雲)、M16(わし星雲)
F M11(野鴨星団)
G IC4756(へび座の散開星団)、NGC6633(へびつかい座の散開星団)
H Cr399(コートハンガー星団)
I M27(亜鈴
星雲)
J NGC 6992-5,6960(網状星雲)
K NGC7000(北アメリカ星雲)
☆ 土星
Mはメシエカタログ番号、
Bはバーナードカタログ番号、
Crはコリンダーカタログ番号、
NGCはニュージェネラルカタログ番号、
ICはインデックスカタログ番号です。
※ リンク先は、Stellar Scenes(栗田直幸さんの写真集サイト)、または、Wikipediaです。
2022年08月27日
星空観察教室を開催しました
9月の月

月が、日の入り〜21時ごろの時間に見えるのは、8月28日〜9月14日の間です。その後、9月15日〜30日の期間は、日の入り〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が見やすいです。
日付 月の出 月の入り
08/27 04:56 18:47

28 05:56 19:14
29 06:56 19:41
30 07:56 20:07
31 08:58 20:34
09/01 10:01 21:04
02 11:08 21:38
03 12:16 22:19
04 13:26 23:08

05 14:34 00:07(翌日)
06 15:36 01:15( 〃 )
07 16:30 02:28( 〃 )
08 17:15 03:42( 〃 )
09 17:53 04:55( 〃 )
10 18:26 06:04( 〃 )

11 18:56 07:11( 〃 )
12 19:24 08:16( 〃 )
13 19:53 09:19( 〃 )
14 20:22 10:22( 〃 )
15 20:54 11:24( 〃 )
16 21:31 12:24( 〃 )
17 22:12 13:21( 〃 )
18 22:58 14:13( 〃 )

19 23:50 15:00( 〃 )

タグ:月
2022年08月18日
8月天体観望会のお知らせ


みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい






2022年は、このあと、9/18、10/16、11/13、12/4にも天体観望会を予定しています。

2022年08月12日
ペルセウス座流星群

ペルセウス座流星群の活動そのものは、7月下旬から始まっていて、8月20日ごろまで見ることが出来ますが、特に8月11日〜13日の夜、たくさんの流れ星が現れます。最もたくさんの流れ星が見られると予想されているのは、8月13日の未明です。
残念ながら、今年は8月12日が満月で月明かりのため空が明るいので、見られる流星は少なくなります。
流れ星は21時頃から翌朝4時頃にかけて現れます。奈良市郊外で、12日夜〜13日未明は1時間あたり10個程度、前後の11日夜〜12日未明と13日夜〜14日未明は、1時間あたり数個程度の流れ星が見られると予想されています。


タグ:流星群
2022年08月06日
季節の星座案内 〜いて座〜

20時〜21時ごろの時間だと、7月〜9月ごろに見ることができます。1等星はありませんが、2等星と3等星が8つ「ティーポット」の形に並んでいて見つけやすい星座です。いて座の方向は、銀河系の中心方向なので、たくさんの天体が見られます。


ギリシャ神話では、上半身が人で下半身が馬のケンタウロス族の賢者ケイロンのすがたとされています。ケイロンは弓の名手で、勇者ヘルクレスの弓矢の先生でしたが、ヘルクレスとケンタウルス族の争いにまきこまれて、ヘルクレスが放った毒矢に当たって死んでしまいました。



双眼鏡で見ると、星が横長にならんでいて、まわりがぼんやり光っているのが分かります。望遠鏡で見ると、星雲の形を詳しく観察できます。
M8のすぐ上にはM20(三裂星雲)という写真でよく見る星雲がありますが、こちらは市街地では見るのはむずかしいでしょう。M20のすぐ上にはM21という星団もあります。

天の川が濃くなってるところで、双眼鏡で見ると、たくさんの星が視野いっぱいに広がります。写真に撮ると、鹿の横顔のように見えるので「バンビの横顔」とよばれています。M24のすぐ上にはM17(オメガ星雲【写真】)という星雲、すぐ左にはM25という星団があります。

生まれてから120億年という古い星が、8万個以上丸く集まっています。球状星団という種類の星団です。実際の大きさは100光年もありますが、地球から1万光年はなれているので、小さく見えます。
双眼鏡でも丸くぼんやりと見えます。望遠鏡で見ると、つぶつぶの星がたくさん集まっている様子が観察できます。

いて座のしっぽにあたる部分に、明るさのそろった5等星が4つ、ダイヤのような形にならんでいます。テレベルムとは、古いラテン語で「四辺形」という意味です。





紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の写真です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の写真です。
タグ:星座案内