2022年08月28日

天体観望会を開催しました

★ けいはんな記念公園で天体観望会を開催しました。夏の間は日没時刻の関係で休止していたため、4月以来4か月ぶりの開催となりました。秋の天体観望シーズンの始まりです。
お天気は快晴で、夏の大三角など夏の星空を実際に見ながらの解説を聞いていただき、広角カメラで撮した天の川や天の川に散らばる星雲・星団、望遠鏡で撮した土星、木星などをディスプレイでご覧いただきました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました★
次回は9月18日(日)19:00〜21:00です。

天体観望会_20220828b.jpg天体観望会_20220828a.jpg
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本日の天体観望会 開催します

★ 本日の天体観望会は、予定通り開催します。ご参加お待ちしています。★
★ 日時:8月28日(日)19:30〜21:00
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。

★ 今日の星空
星図カラー20220828.png

★ 今日の観望(予定)天体
@ Mメシエ7(トレミー星団)
A Mメシエ6(蝶々星団)
B Bバーナード72(へび星雲)
C Mメシエ22(いて座の球状星団
D Mメシエ8干潟ひがた星雲)、Mメシエ20三裂さんれつ星雲
E Mメシエ24(いて座の散開星団)、Mメシエ17(オメガ星雲)、Mメシエ16(わし星雲)
F Mメシエ11野鴨のがも星団
G IC4756(へび座の散開星団)、NGC6633(へびつかい座の散開星団)
H Crコリンダー399(コートハンガー星団)
I Mメシエ27亜鈴あれい
星雲)
J NGC 6992-5,6960網状あみじょう星雲)
K NGC7000(北アメリカ星雲)
土星


Mメシエカタログ番号、
Bバーナードカタログ番号、
Crコリンダーカタログ番号、
NGCニュージェネラルカタログ番号、
ICインデックスカタログ番号です。

※ リンク先は、Stellar Scenes(栗田直幸さんの写真集サイト)、または、Wikipediaです。

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2022年08月27日

星空観察教室を開催しました

★ けいはんなオープンイノベーションセンター(精華町/木津川市)で星空観察教室を開催しました。
★ 全6回の第1回となる今回は、みなさんに双眼鏡を配布し、双眼鏡の使い方についての講義のあと、外に出て双眼鏡を使って星空を観望しました。
あいにく雲の多いお天気でしたが、時々雲が切れて、ベガ(おりひめ)、アルタイル(ひこぼし)、デネブの「夏の大三角」、いるか座、や座といった双眼鏡の視野にすっぽり入るミニ星座、コートハンガー星団(Crコリンダー399)などを観察できました。
★ ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。次回は9月10日(土)18:30〜です ★

望遠鏡工作教室_20220827a.jpg
望遠鏡工作教室_20220827b.jpg
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望遠鏡工作教室_20220827c.jpg
タグ:星座 双眼鏡
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9月の月

★ 8〜9月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
月が、日の入り〜21時ごろの時間に見えるのは、8月28日〜9月14日の間です。その後、9月15日〜30日の期間は、日の入り〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
08/27 04:56 18:47 ● 新月
     28 05:56 19:14
     29 06:56 19:41
     30 07:56 20:07
     31 08:58 20:34
09/01 10:01 21:04
     02 11:08 21:38
     03 12:16 22:19
     04 13:26 23:08 ◐ 半月(上弦)
     05 14:34 00:07(翌日)
     06 15:36 01:15( 〃 )
     07 16:30 02:28( 〃 )
     08 17:15 03:42( 〃 )
     09 17:53 04:55( 〃 )
     10 18:26 06:04( 〃 ) ○ 満月
     11 18:56 07:11( 〃 )
     12 19:24 08:16( 〃 )
     13 19:53 09:19( 〃 )
     14 20:22 10:22( 〃 )
     15 20:54 11:24( 〃 )
     16 21:31 12:24( 〃 )
     17 22:12 13:21( 〃 )
     18 22:58 14:13( 〃 ) ◑ 半月(下弦)
     19 23:50 15:00( 〃 )

moon.jpg
タグ:
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2022年08月18日

8月天体観望会のお知らせ

★ 8月28日(日)けいはんな記念公園で天体観望会を開催いたします。夏の星座や天の川にちらばる星団や星雲、土星を観望します。

★ 新型コロナウイルス感染症対策で接触を避けるため、望遠鏡を直接覗くのではなく、望遠鏡映像をモニターで観望していただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい ★

★ 日時:8月28日(日)19:30〜21:00
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
★ 雨天、曇天時は中止です。当日17:30までに当ホームページでお知らせします。

2022年は、このあと、9/18、10/16、11/13、12/4にも天体観望会を予定しています。

2022.08-12チラシ.jpg
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2022年08月12日

ペルセウス座流星群

★ 8月12日夜〜13日未明、ペルセウス座流星群の活動がピークを迎えます。

ペルセウス座流星群の活動そのものは、7月下旬から始まっていて、8月20日ごろまで見ることが出来ますが、特に8月11日〜13日の夜、たくさんの流れ星が現れます。最もたくさんの流れ星が見られると予想されているのは、8月13日の未明です。
残念ながら、今年は8月12日が満月で月明かりのため空が明るいので、見られる流星は少なくなります。

流れ星は21時頃から翌朝4時頃にかけて現れます。奈良市郊外で、12日夜〜13日未明は1時間あたり10個程度、前後の11日夜〜12日未明と13日夜〜14日未明は、1時間あたり数個程度の流れ星が見られると予想されています。

★ 流れ星がペルセウス座の方向(「放射点」といいます)から地球に飛びこんでくるので、「ペルセウス座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はペルセウス座に限らず、夜空のどこにでも現れますので、見える範囲が狭い望遠鏡や双眼鏡は使わず、月の方を見ないようにして、肉眼で夜空全体を観察しましょう。

★ 街灯や家の灯りが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。暗い場所に行って、暗さに慣れて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。最低でも20分間は観察を続けましょう。

ペルセウス座流星群2022.png
タグ:流星群
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2022年08月06日

季節の星座案内 〜いて座〜

★ 夏を代表する星座です。
20時〜21時ごろの時間だと、7月〜9月ごろに見ることができます。1等星はありませんが、2等星と3等星が8つ「ティーポット」の形に並んでいて見つけやすい星座です。いて座の方向は、銀河系の中心方向なので、たくさんの天体が見られます。

星図カラー2022年08月.png

★ いて座の物語
ギリシャ神話では、上半身が人で下半身が馬のケンタウロス族の賢者けんじゃケイロンのすがたとされています。ケイロンは弓の名手で、勇者ヘルクレスの弓矢の先生でしたが、ヘルクレスとケンタウルス族の争いにまきこまれて、ヘルクレスが放った毒矢に当たって死んでしまいました。
いて座a.png

★ いて座の天体
★ Mメシエ8(干潟ひがた星雲) 【写真】
双眼鏡そうがんきょうで見ると、星が横長にならんでいて、まわりがぼんやり光っているのが分かります。望遠鏡ぼうえんきょうで見ると、星雲の形を詳しく観察できます。
Mメシエ8のすぐ上にはMメシエ20(三裂さんれつ星雲)という写真でよく見る星雲がありますが、こちらは市街地しがいちでは見るのはむずかしいでしょう。Mメシエ20のすぐ上にはMメシエ21という星団もあります。

★ Mメシエ24 【写真】
天の川がくなってるところで、双眼鏡で見ると、たくさんの星が視野しやいっぱいに広がります。写真にると、鹿の横顔のように見えるので「バンビの横顔」とよばれています。Mメシエ24のすぐ上にはMメシエ17(オメガ星雲【写真】)という星雲、すぐ左にはMメシエ25という星団があります。

★ Mメシエ22 【写真】
生まれてから120億年という古い星が、8万個以上丸く集まっています。球状きゅうじょう星団という種類の星団です。実際の大きさは100光年もありますが、地球から1万光年はなれているので、小さく見えます。
双眼鏡でも丸くぼんやりと見えます。望遠鏡で見ると、つぶつぶの星がたくさん集まっている様子が観察できます。

★ テレベルム
いて座のしっぽにあたる部分に、明るさのそろった5等星が4つ、ダイヤのような形にならんでいます。テレベルムとは、古いラテン語で「四辺形」という意味です。

いて座b.png

M8.png

M24.png

M22.png

テレベルム.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の写真です。
タグ:星座案内
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2022年08月01日

土星が観望好期

★ 土星が21時より早い時間に上ってくるようになりました。
2022年の土星はやぎ座にあります。日の入り後〜21時頃の時間帯だと、8月〜9月は南東の空、10月〜11月は南の空、12月〜1月前半は南西の空に見えます。
★ 土星自体は1等星の1〜2倍の明るさなので、肉眼や双眼鏡でも見れますが、を見るには30倍くらいの望遠鏡が必要です。

星図カラー2022年08月.png
土星_20220730.jpg
(写真は2022年7月31日に撮影した土星)
タグ:土星
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