2022年06月09日

季節の星座案内 〜てんびん座〜

★ 20時〜21時頃の時間帯だと、5月〜8月ごろに見ることができます。一番明るい星でも3等星なので、街の明かりがあるところでは見つけるのがむずかしいです。まわりが暗いところで、さそり座の右側をさがすと、左右逆さまの「く」の字の星の並びを見つけることができるでしょう。

星図カラー202206月b.png

★ てんびん座の物語
ギリシャ神話では、正義の女神アストライアーが公正を計る天秤とされています。今から3000年〜4000年くらい前、秋分のころの太陽はてんびん座の方向にあったので、昼夜の長さを等しく計るてんびん座になったとも言われています。

てんびん座a.png

★ てんびん座の天体
★ ズベンエルゲヌビ
白い3等星と少し黄色っぽい5等星が2つ並んだ二重星です。双眼鏡で2つの星に分けて見ることができます。くわしい研究では、それぞれの星がさらに二重星(全部で四重星)になっていることが分かっています。
ズベンエルゲヌビは「南の爪」という意味で、大昔、てんびん座がさそり座の一部だったなごりです。
月の通り道(白道)にあるので、時々月にかくされます(星食)。最近では2022年5月15日に月にかくされました。

てんびん座b.png
ズベンエルゲヌビ.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。2〜4枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。

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posted by rihaku at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 星空