2021年10月31日

天体観望会 中止のお知らせ

本日10月31日、けいはんな記念公園で予定しておりました天体観望会は、曇天のため中止といたします。楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
 次回は11月28日(日)17:30〜19:30を予定しています。ご参加お待ちしています。
曇天中止
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10月天体観望会のお知らせ

★ 10月31日(日)けいはんな記念公園で天体観望会を開催いたします。秋の夜空に見える星座と、観望好期の木星、土星、アンドロメダ銀河、二重星団などを観望します。

★ 新型コロナウイルス感染症対策で接触を避けるため、望遠鏡を直接覗くのではなく、望遠鏡映像をモニターで観望していただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい ★

★ 日時:10月31日(日)18:00〜20:00
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
★ 雨天、曇天時は中止です。(当日16:00までに当ホームページでお知らせします)

2021年はこの後、11/28、12/12に天体観望会を予定しています。

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2021年10月25日

水星が観望好期

★ 10月19日〜11月4日頃、日の出前の東の低空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上離れないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。もっとも条件良く見られるのは10月25日ごろです。
★ 水星は地平線から5度くらいととても低くに見えるので、東の方向に見晴らしの良い場所で、明け方5:10〜5:40頃に観察してみましょう。1等星の2〜5倍の明るさなので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。太陽を誤って見ないため、双眼鏡での観察は、太陽が上る6時ごろまでには終わるようにして下さい。
★ 11月4日には、細い月が水星の左下1.5度にまで接近します。

★ 水星へは、日本とヨーロッパの共同探査機ベピ・コロンボが向かっています。スイングバイ(水星の重力を利用した軌道変更)のため、10月2日に、最初に水星に接近して写真を撮影しました。ベピ・コロンボが水星の周回軌道に入るのは、2025年の予定です。

水星の次の観望好期は、来年1月上旬の夕方です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
水星_20211019-1104.png
タグ:水星
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2021年10月18日

十三夜

★ 10月18日は十三夜です。十三夜は旧暦9月13日の夜で、十五夜(旧暦8月15日、中秋の名月、芋名月)に対し、豆名月または栗名月と呼ばれ、昔からお月見の風習があります。左側が少し欠けていて、十五夜とはまた違った趣があります。18日の月は、日の入り後の18時ごろには東の空、22時ごろには南の空、翌未明4時ごろには西の空、と一晩中見ることができます。

(画像は10月18日20時ごろの月の様子。NASA Scientific Visualization Studio より作成)
十三夜_20211018.jpg
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2021年10月16日

望遠鏡工作教室を開催しました

奈良学園小学校(奈良市)で望遠鏡工作教室を開催しました。
★ 1時間目は 国立天文台望遠鏡キット を組み立てました。キットの筒の決められた部分に、レンズを種類と向きを間違えないようにはめ込んでゆきます。
★ 2時間目は、望遠鏡を三脚に取り付けます。天体を観察するには、望遠鏡を三脚にしっかり固定することが大事です。
★ 3時間目は、作った望遠鏡を使って屋外で操作練習です。天気はあいにくの曇りで、月を使った練習はできませんでしたが、遠くの街灯や看板、 信号機などを目標に、対象導入、ピント合わせの練習をしました。途中雲の切れ間から、金星、木星がのぞく時間が少しだけありました。うまく望遠鏡を向けられた人は、その美しさに感動されていました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました★
★ 望遠鏡工作教室C日程(11/13、11/27、会場:けいはんなオープンイノベーションセンター)は、現在 参加申し込み受付中 です。星や宇宙に興味がある、という小学生の方はぜひご参加下さいexclamation

望遠鏡工作教室_20211016a.jpg
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金星とアンタレスが接近

★ 夕方の南西の空では、金星が宵の明星として輝いています。金星はさそり座の中を移動中ですが、10月16日ごろにさそり座の1等星アンタレスに接近します。
最も近づくのは16日で、約1.5度に近づいて見えます。高さが10度と低いので、南西の方向に見晴らしの良い場所で、夕方18時〜19時頃に観察してみましょう。アンタレスは1等星ですが、金星(マイナス4.4等級)と比べると1/150の暗さです。高さが低いこともあって、肉眼で探すのは難しいかもしれません。双眼鏡を使うと探しやすいでしょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
金星、アンタレス_20211016.png
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2021年10月14日

月と土星、木星が接近

★ 10月14日と15日、月と土星、月と木星がそれぞれ接近します。 月、木星、土星は、空が暗くなり始める18時ごろには南東〜南の空に見えていて、0時頃に沈むまで南〜南西の空に見えています。14日の月と土星、15日の月と木星はどちらも約4.5度(月の直径の9倍)に近づいて見えます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)

月、木星、土星_20211014.png
月、木星、土星_20211015.png

タグ: 木星 土星
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2021年10月13日

月面X

★ 10月13日の19時半〜21時頃、月面に「X」の文字が現れます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界部分に、真横から太陽光が当たることで「X」の文字が浮かび上がって見える現象です。肉眼では観察できませんので、望遠鏡で見てみましょう。三脚などでしっかり固定すれば、10倍くらいの双眼鏡でも観察することが出来ます。また、月の欠け際が正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。

月面Xは、月が1回満ち欠けする間(約29.5日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間に月が上っていて、昼間でないという条件がつくので、月食ほどではないですが珍しい現象です。今年は月面Xの「あたり年」で、月面Xを見られるチャンスが6回あります。次に月面Xを見られるのは12月11日です。

(画像は NASA Scientific Visualization Studio より作成。左上丸囲みは月面Xの拡大画像。その右上の丸囲みは翌日の同じ場所の様子。)
月面X_20211013.jpg
タグ:月面X
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2021年10月09日

望遠鏡工作教室を開催しました

けいはんなオープンイノベーションセンター(精華町/木津川市)で望遠鏡工作教室を開催しました。9月11日に予定していた第1回が、緊急事態宣言のため中止になってしまいましたので、2回分の内容を1回にまとめて盛りだくさんの内容です。
★ 1・2時間目は 国立天文台望遠鏡キット を組み立てて、三脚に取り付けて操作の練習をしました。みなさん上手に組み立てられて、遠くの街灯を使って操作練習もバッチリです。
★ 3時間目は、作った望遠鏡を使って天体観望をしました。幸いお天気にも恵まれ、観望好期を迎えている木星や土星を観察することが出来ました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました★
★ 望遠鏡工作教室C日程(11/13、11/27)はまだ 申し込み受付中 です。星や宇宙に興味がある、という小学生の方はぜひご参加下さいexclamation

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月と金星が接近

★ 10月9日、10日の夕方、月と金星の接近が見られます。
★ 18時〜18時半頃に、南西の空低くに、約7度(月の直径の14倍)の間隔に接近した細い月と金星が見えます。肉眼で見ることが出来るので、南西の方角に見晴らしのよいところで観察してみましょう。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
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月、金星_20211010.png
タグ: 金星
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