

一昨年の11月ごろから約1年半の間、夜空に輝いていた火星もいよいよ見納めとなります。フィナーレは、13日頃の金星との接近です。昨年10月の地球最接近時は金星に匹敵する明るさ(マイナス2.6等級)でしたが、今は金星の1/200の明るさ(1.8等級)にまで暗くなっています。次に火星が見られるようになるのは、来年4月の明け方の空です。

火星に代わって夜空に輝くのは、金星と土星です。金星は日没後の西の空、土星は日暮れから夜明けまでほぼ一晩中、南東〜南西の空に見えます。どちらも今年12月頃まで観察することが出来ます。

注目の天文現象

3日〜5日:天和コアモジュールが上空を通過

12日:月と金星、火星が集合

13日ごろ:金星と火星が接近

13日〜16日:ISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過

14日〜16日:天和コアモジュールが上空を通過

今月の惑星
水星 
6日〜14日ごろ、日の出前の東の空に見えます。
金星 
日の入り〜20時半頃、西の空に見えます。
火星 
太陽に近く観望に適しません。
木星 
21時半〜23時半頃から日の出30分前頃まで南東〜南西の空に見えます。
土星 
20時半〜22時半頃から日の出30分前頃まで南東〜南西の空に見えます。

日の出・日の入り時刻【奈良市】
1日 出 4:47 / 入り 19:14
11日 出 4:52 / 入り 19:12
21日 出 4:59 / 入り 19:07
31日 出 5:06 / 入り 19:00

月の満ち欠けと月の出・月の入り時刻【奈良市】
2日
下弦(半月) 出 23:56(前日)/入 12:13
10日
朔 (新月) 出 04:37/入 19:37
17日
上弦(半月) 出 11:53/入 23:39
24日
望 (満月) 出 19:36/入 05:44(翌日)
31日
下弦(半月) 出 23:16/入 12:52(翌日)

posted by rihaku at 00:00|
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