2021年04月22日

HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過

★ 4月22日〜25日の日の入り後、HST(ハッブル宇宙望遠鏡)の上空通過が見られます。上空通過といっても、本州のおよそ600km南の太平洋上、奄美大島〜小笠原あたりの上空を飛んでいます。
どの日も、南の方角、高さ30度くらいを右(南西)から左(南東)へまっすぐ飛んでゆく様子が観察できます。
【見える時間】
 4/22 19:49 → 19:52
 4/23 19:37 → 19:42
 4/24 19:26 → 19:31
 4/25 19:15 → 19:21
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からの距離が遠く、観察が難しいものは挙げていません。)

★ HSTは肉眼で見えますが、2等級の明るさなので、街灯や家の灯りの少ない、なるべく暗い場所で見て下さい。
今回の上空通過はいずれも、おおいぬ座の1等星シリウスのすぐ下を通りますので、シリウスを目印に待ち構えていると良いでしょう。

次回は6月8日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
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タグ:HST
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2021年04月19日

月面X

★ 4月19日の21時頃、月面に「X」の文字が見られます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界部分に、横から太陽光が当たることで「X」の文字が浮かび上がって見える現象です。肉眼では観察できませんので、望遠鏡で見てみましょう。30倍くらいの倍率でも観察することが出来ます。また、月の欠け際が正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。

月面Xは、月が1回満ち欠けする間(約29.5日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間に月が上っていて、昼間でないという条件がつくので、月食ほどではないですが珍しい現象です。今年は月面Xの「あたり年」で、月面Xを見られるチャンスが6回あります。次に月面Xを見られるのは6月17日です。

(画像は NASA Scientific Visualization Studio より作成)
月面X_20210419.jpg
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2021年04月17日

月と火星が接近

★ 4月17日、月と火星の接近が見られます。
★月と火星の間隔は、空が暗くなる19時半ごろは1.5度(月の直径の3倍)くらいですが、次第に間隔がせばまってゆき、月と火星が沈む23時頃には0.4度(月の直径以下)にまで大接近します。
インドや東南アジアでは火星が月に隠される火星食として見えます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は4倍に拡大して描いています。)

月、火星_20210417.png
タグ: 火星
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2021年04月04日

天体観望会 中止のお知らせ

本日4月4日、けいはんな記念公園で予定しておりました天体観望会は、雨天のため中止といたします。楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
 次回は5月1日(土)の太陽観望会(昼間)、夜間の天体観望会は8月29日(日)を予定しています。ご参加お待ちしています。
曇天中止
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4月天体観望会のお知らせ

★ 4月4日(日)けいはんな記念公園で天体観望会を開催いたします。
春の夜空に散らばる銀河を中心に、星団や星雲などを天体望遠鏡で観望します。4月の星空案内もします。

★ 新型コロナウイルス感染症対策で接触を避けるため、望遠鏡を直接覗くのではなく、望遠鏡映像をモニターで観望していただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい ★

★ 日時:4月4日(日)19:30〜21:00
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
★ 雨天、曇天時は中止です。(当日17:30までに当ホームページでお知らせします)

2021年は、夜は4/1、8/29、9/26、10/31、11/28、12/12、昼(太陽)は5/1、5/30に天体観望会を予定しています。

イベント用_M81_M82.jpg
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2021年04月03日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ 日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが、昨年11月から搭乗しているISS(国際宇宙ステーション)の上空通過が、4月3日〜6日の夜に見られます。いずれも、北西方向から南東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
 4/03 20:02 → 20:04 (地球の影に入り見えなくなる)
 4/04 19:14 → 19:19
 4/05 20:04 → 20:07 (地球の影に入り見えなくなる)
 4/06 19:16 → 19:22

★ 5日の通過は1等星アルデバランとベテルギウス、6日の通過は1等星カペラとポルックスのすぐそばを通ってゆきます。明るさをくらべてみましょう。

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、街中で肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機かと思うくらい明るい(1等星の数十倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅せず音もしないので、飛行機と区別が付きます。

次回は5月14日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)

ISS上空通過
ISS上空通過
ISS上空通過
ISS上空通過
ISS上空通過
タグ:ISS
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2021年04月01日

4月の星空

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★ 桜の咲く季節となりました。オリオンなど冬の夜空に輝いていた星たちは西に傾き、しし座、おとめ座、うしかい座など春の星座が東から上ってきました。春の南の空に横たわるうみへび座は、全天でいちばん大きく、かつ、いちばん長い星座です。ちょうど4月の22時頃に全体を見渡すことができます。いちばん明るい2等星アルファルド以外は3等星以下の星しかなく、大きい割には街中では見つけにくい星座ですが、あなたはうみへび座の星をいくつ見つけられるでしょうか?

★ 注目の天文現象
星2   3日〜8日:ISS(国際宇宙ステーション)が上空を通過
星2 17日:月と火星が接近
星2 19日:月面Xが見られる
星2 22日〜26日:HST(ハッブル宇宙望遠鏡)が上空を通過

★ 今月の惑星
水星 ★ 太陽に近く観望に適しません。
金星 ★ 太陽に近く観望に適しません。
火星 ★ 日の入り30分後くらいから21時半頃まで、西の空に見えます。
木星 ★ 4時頃から日の出30分前頃まで南東の空に見えます。
土星 ★ 3時半頃から日の出30分前頃まで南東の空に見えます。

★ 日の出・日の入り時刻【奈良市】
  1日 出 5:44 / 入り 18:18
11日 出 5:31 / 入り 18:26
21日 出 5:18 / 入り 18:33

★ 月の満ち欠けと月の出・月の入り時刻【奈良市】
  4日 ★ 下弦(半月)
     出 00:46/入 10:32
12日 ★ 朔 (新月)
     出 05:45/入 18:32
20日 ★ 上弦(半月)
     出 10:55/入 01:43(翌日)
27日 ★ 望 (満月)
     出 18:50/入 05:52(翌日)

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タグ:星空
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