2020年03月31日

月面X

★ 3月31日の22時〜23時頃、月面に「X」の文字が見られます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界部分に、横から太陽光が当たることで「X」の文字が浮かび上がって見える現象です。肉眼では観察できませんので、望遠鏡で見てみましょう。30倍くらいの倍率でも観察することが出来ます。
★ 月面Xは、月が1回満ち欠けする間(約29.5日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間に月が上っていて、昼間でないという条件がつくので、月食ほどではないですが、珍しい現象です。この次に夜間に条件良く月面Xを見られるのは、11ヶ月先の2021年2月19日です。

(画像は、NASA Scientific Visualization Studio より作成)
月面X
タグ:月面X
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2020年03月18日

月と火星・木星・土星が大集合

★ 2月中旬頃から、明け方の空で火星、木星、土星の三惑星が集合していますが、そこに細い月も加わった大集合が、3月18、19日に見られます。
また、3月21日頃には、火星と木星の大接近も見られます。0.8度まで接近するので、肉眼でももちろん、数十倍の望遠鏡でも同じ視野に2つの惑星を見ることが出来ます。
★ 火星、木星、土星は、明け方4時〜5時半頃の南東の空低くに見えます。木星がマイナス2等級で一番明るく、火星と土星は1等級で、木星の1/10くらいの明るさです。
★ 火星は、このあと4月1日頃に土星に大接近し、三惑星の競演は4月中旬頃まで楽しめます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際の3倍の大きさで描いています。)
月と火星・木星・土星の集合
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2020年03月17日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ 3月17日〜21日の夜、ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過が見られます。
 3/17 19:10 南 →19:13 南東(地球の影に入り見えなくなる)
 3/18 19:59 西 →20:02 北西(地球の影に入り見えなくなる)
 3/19 19:11 南西→19:14 真上→19:17 北東
 3/21 19:13 西 →19:16 北西→19:19 北東
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良から遠い所を通過するため観察が難しいものは除いています。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、街中で肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機かと思うくらい明るい(1等星の約10倍〜100倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅せず音もしないので、飛行機と区別が付きます。
ISSは、マイナス2〜マイナス4等級の明るさですので、同じ時間に見えるシリウス(マイナス1.5等級)や金星(マイナス4.4等級)と明るさを比べてみると良いでしょう。

次回は4月5日頃に見られる予定です。

(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より)
ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過ISS上空通過
タグ:ISS
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2020年03月15日

天体観望会 中止のお知らせ

3月15日(日)、けいはんな記念公園で予定しておりました天体観望会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止といたします。楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
 次回は、4月12日(日)を予定しています。


お詫び
タグ:イベント
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2020年03月02日

月とヒアデス星団が接近

★ 3月2日の夜、おうし座の1等星アルデバラン、ヒアデス星団と月が接近します。ヒアデス星団の中の4等星アイン(おうし座イプシロン星)が月に隠される現象(星食)も見られます。
★ ヒアデス星団はおうし座の顔にあたるV字型に星が集まった星団で、右目にあたるのが1等星アルデバラン、左目にあたるのが4等星アイン(おうし座イプシロン星)です。
アルデバランは月に約3度まで近づいて見えます。アインは22:20に月の暗い側(上側)から月の後ろに隠れ、約1時間後の23:26に月の明るい側(下側)から現れます。肉眼では観察が難しいですので、双眼鏡か望遠鏡で観察してみましょう。

(1、2枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium より。1枚目の画像の月は実際の4倍に大きく描いています。3枚目の画像は AstroArts より。)
月とヒアデス星団の接近月とヒアデス星団の接近月とヒアデス星団の接近

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