2019年12月05日

金星が観望好期


★ 日の入り後の西の空に金星が見えるようになってきました。5月中旬頃まで見ることが出来ます。今は、日の入り後2時間ほどしか見られませんが、日の入り後の高さは、この後どんどん高くなってゆき、見える時間も長くなってゆきます。4月になると22時頃まで見えるようになります。また、明るさも次第に増してゆき、4月下旬に最も明るくなります(1等星の約160倍)。
★ 望遠鏡も持っている人は、金星の満ち欠けも観察してみましょう。5月にかけて、だんだん欠けてゆき、大きさが変わる様子が観察できます。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成)
金星【代替テキスト】
タグ:金星
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2019年12月04日

月面X

★ 12月4日の16時〜17時頃、月面に「X」の文字が見られます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界部分に、横から太陽光が当たることで「X」の文字が浮かび上がって見えます。月が1回満ち欠けする間(約29.5日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間に月が上っていて、昼間でないという条件がつくので、月食ほどではないですが、珍しい現象です。
 白昼以外に月面Xが見られるのは、2018年11月15日以来1年ぶり、次に月面Xが見られるのは、来年の2月1日です。

(画像は、NASA Scientific Visualization Studioで作成)

月面X

タグ:月面X
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2019年12月01日

12月の星空


★ ペガスス座やみずがめ座など秋の星座が西の空に移り、代わりに、おうし座、ぎょしゃ座、オリオン座、ふたご座など冬の星座が登場してきました。1等星が多く、華やかな東の空です。ふたご座流星群や日食、金星と土星、月の接近など、年末まで天文現象が目白押しです。
 (今月から360°星図を追加しました)
2019/12星空2019/12星空

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★ 注目の天文現象・暦
星2   4日:月面Xが見える
星2   9日〜13日頃:ISS(国際宇宙ステーション)が上空通過
星2 11日頃:金星と土星が接近
星2 14日頃:ふたご座流星群の活動ピーク
星2 下旬〜来年5月:金星が観望好期
星2 22日:冬至
星2 26日:部分日食
星2 29日:月と金星が接近

★ 日の出・日の入り【奈良市】
  5日 出 6:48/入り16:46
15日 出 6:56/入り16:47
25日 出 7:01/入り16:52

★ 月の満ち欠けと月の出・月の入り【奈良市】
★   4日 上弦(半月)出 12:35/入り23:49
★ 12日 望 (満月)出 16:55/入り07:34(翌日)
★ 19日 下弦(半月)出 23:10(前日)/入り12:16
★ 26日 朔 (新月)出 06:50/入り16:52
タグ:星空
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2019年11月25日

日の出前の水星が観望好期

★ 11月下旬〜12月上旬、日の出前の東の空で水星が観望好期です。
水星は太陽から28度以上離れないので、日の出前1時間くらいにならないと上って来ず、地平線から10度くらい上ると空が明るくなって見えなくなってしまいます。東の方向に見晴らしの良い場所で、6:00頃観察してみましょう。水星の右上には火星、さらにその右上にはスピカ(おとめ座の1等星)も見れます。
★ 日の出前の高さがもっとも高くなるのは11月27日頃です。明るさは0等級なので肉眼で見えますが、双眼鏡があれば探しやすいでしょう。双眼鏡での観察は6時半までには終え、太陽を見ないように注意して下さい。
★ 11月25日には、細い月と水星が3度まで近づいている様子も見ることが出来ます。

日の出が遅いので、日の出前と言っても6時台です。いつもより少し早起きして水星を見てみてはいかがでしょうか。水星の次の観望好期は来年2月上旬の夕方です。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際よりも大きく描いています。)
水星_20190219-0305.png水星
タグ:水星
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2019年11月24日

金星、木星、土星、月の競演


★ 金星(宵の明星)が日没後の南西の空に見えるようになってきました。これから来年3月下旬まで、日没時の高度がどんどん高くなってゆき、その後5月下旬頃まで西の空に見ることが出来ます。
★ その高度を上げている金星と、逆に高度を下げている木星のすれ違う様子が、11月下旬の17時〜17時半頃観察できます。マイナス4等級(1等星の90倍の明るさ)の金星、マイナス2等級(1等星の14倍の明るさ)の木星、とても明るい2つの星の競演を眺めてみましょう。ただし、高さが約10度と低いので、南西方向が見通せる場所で観察しましょう。最も接近するのは11月24日で、1.4度まで接近します。
★ また、11月28日、29日は、その金星・木星と細い月が並びます。左上に光る土星と合わせて、こちらの競演も楽しみましょう。
木星は、この華々しい競演を最後に、来年2月下旬まで(夜半前だと5月上旬まで)しばらく見れなくなります。

(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は実際よりも大きく描いています。)

【代替テキスト】


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