2024年07月08日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ ISS(国際こくさい宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、7月8日〜11日の夜に見られます。特に7月11日は奈良のほぼ真上を通過するので、とても明るく見えます(マイナス3.7等級、1等星の70倍の明るさ)。
いずれも、南西方向から北東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
 7/08 20:39 → 20:45
 7/10 20:40 → 20:46
 7/11 19:51 → 19:58
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からのきょりが遠く、観察かんさつがむずかしいものはのせていません。また、ISSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこく予報よほうから2〜3分ずれることがあります。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の数十倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

★ 次は7月26日ごろに見られる予定です。

ISS_orbit_20240708
ISS_pass_20240708
ISS_orbit_20240710
ISS_pass_20240710
ISS_orbit_20240711
ISS_pass_20240711
(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
タグ:ISS
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2024年07月06日

7月〜8月の月

★ 2024年7月〜8月(旧暦2024年6月)の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、7月8日〜21日の間です。その後、7月22日〜8月6日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
07/06 04:32 19:50 ● 新月
     07 05:36 20:32
     08 06:40 21:07
     09 07:42 21:36
     10 08:41 22:02
     11 09:39 22:25
     12 10:34 22:48
     13 11:30 23:11
     14 12:26 23:35 ◐ 半月(上弦じょうげん
     15 13:25 00:02(翌日よくじつ
     16 14:26 00:35( 〃 )
     17 15:29 01:14( 〃 )
     18 16:34 02:02( 〃 )
     19 17:37 03:00( 〃 )
     20 18:35 04:07( 〃 )
     21 19:25 05:19( 〃 ) ○ 満月
     22 20:08 06:33( 〃 )
     23 20:43 07:46( 〃 )
     24 21:15 08:57( 〃 ) ★ 土星食
     25 21:44 10:07( 〃 )
     26 22:13 11:16( 〃 )
     27 22:42 12:25( 〃 ) ◑ 半月(下弦かげん
     28 23:15 13:35( 〃 )
     29 23:52 14:45( 〃 )
     30(月は上りません)
     31 00:35 15:51
08/01 01:25 16:52
     02 02:23 17:45
     03 03:25 18:29

月の満ち欠け2023.jpg
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2024年07月05日

水星が観望好期

★ 7月5日〜21日ごろ、日の入り後の西のひくい空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上いじょうはなれないので、空が暗くなって1時間もするとしずんでしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。7月5日〜21日ごろは、水星が太陽からはなれていて、日の入り後の高さが高く、観望かんぼう好期こうきです。

★ 水星はとても低くに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、西の方向に見晴らしのよい場所で、夜20時ごろに観察かんさつしてみましょう。日の入り後の高さがもっとも高いのは7月13日ですが、水星は日に日に暗くなるので、期間の前半のほうが見つけやすいでしょう。1等星より明るいので肉眼にくがんで見えますが、双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。7月8日〜9日は細い月が近くにあります。月を目印めじるしに右下地平線近くをさがすとよいでしょう。

★ 水星の次の観望好期は、9月はじめの明け方です。

水星_20240705-21b.jpg
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。背景の星は7月13日の位置。)
タグ:水星
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2024年07月01日

星空観察教室 参加者募集中!

★ 子どもむけ星空観察かんさつ教室を開催かいさいします。
夏から秋にかけての夜空に見える星座やアステリズム(星列せいれつ星群せいぐん)、星団せいだん、二重星などの天体を肉眼にくがん双眼鏡そうがんきょう観察かんさつしてみませんか?
市街地しがいちで星空を観察するコツや星座の見つけ方、双眼鏡の使い方を楽しく学びます。使用する双眼鏡はお持ち帰りいただきますので、お家でもお使いいただけます。

★ 会場:けいはんなオープンイノベーションセンター(京都府精華町精華台6-1)

★ 日時:
 第1回   8月  3日(土)19:00〜20:30
 第2回   8月31日(土)18:30〜20:00
 第3回   9月28日(土)18:00〜19:30
★ 3回連続れんぞくの活動ですので、なるべく全回ご参加さんか下さい。
★ いずれも雨天でも開催

【対象】小学校1〜6年生(1・2年生は保護者同伴、3〜6年生は保護者同伴または送迎をおねがいします)
【定員】20名
【参加費】2,000円

お申し込みはコチラ↓から
https://forms.gle/THjMJWLKJrbedkFJA
(7月21日お申し込み分まで抽選。以後、定員に余裕があれば先着順。)

講師:嶋田理博(奈良学園大学 教授、日本天文教育普及研究会 会員)
主催:けいはんな科学共育デザインラボ
助成:国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」
後援:精華町教育委員会

星空観察教室2024リーフレット.jpg
タグ:星座 双眼鏡
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2024年06月24日

季節の星座案内 〜かんむり座〜

★ うしかい座の左(東)にある星座です。街中まちなかでは肉眼にくがんで見える星は2等星が1つだけですが、5倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見ると、7つくらいの星が「C」の形にまるくならんでいるようすが分かります。20時〜21時ごろの時間だと、4月〜9月ごろに見ることができます。

星図カラー2024_07.png

★ かんむり座の物語
古代ギリシャ時代(今から2000〜2500年くらい前)には、酒の神ディオニュソスがクレタ島の王女アリアドネにおくったかんむりまたはリースとされていました。
かんむり座a.jpg

★ かんむり座の天体
★ かんむり座νニュー
オレンジ色の5等星が2つならんだ二重星です。双眼鏡そうがんきょうで見ることができます。
★ カムイ(HD145457)
7等星で、双眼鏡そうがんきょうで見ることができます。
2010年、日本のすばる望遠鏡ぼうえんきょうを使った観測かんそくで、惑星わくせいがまわっていることが発見されました。2019年に、この星にカムイ(アイヌ語で「神」の意味)、まわっている惑星わくせいにチュラ(沖縄おきなわ方言で「美しい」の意味)という名前がつけられました。日本語の名前がついためずらしい星です。地球から400光年のきょりにあります。
★ かんむり座T星
ふだんは10等星で、望遠鏡ぼうえんきょうを使わないと見れない星ですが、およそ80年ごとにくりかえし爆発ばくはつをおこして2〜3等星まで(約1000倍に)明るくなる星(再帰さいき新星しんせい)です。次の爆発が今年2024年に起こると予想されています。明るくなるのは1〜2日だけなので見のがさないようにしましょう。地球から3000光年のきょりにあります。

かんむり座b.jpg
ν,T-CrB,Kamuy.jpg

むらさき色の大きい円は5倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(10度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜4まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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