2025年01月13日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ ISS(国際こくさい宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、1月13日の夜に見られます。奈良のほぼ真上を通過するので、とても明るく見えます(マイナス3.8等級、1等星の80倍の明るさ)。いずれも、南西方向から北東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
 1/13 18:15 → 18:18

(※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、ISSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこく予報よほうから2〜3分ずれることがあります。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の10倍以上の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

★ 次は1月30日ごろに見られる予定です。

ISS_orbit_20250113
ISS_pass_20250113
(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
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2025年01月11日

「けいはんな科学体験フェスティバル」に出展します

★ 2月15日(土)「けいはんな科学体験たいけんフェスティバル2025」(主催しゅさい:K-Scan(けいはんな科学コミュニケーション推進すいしんネットワーク))内のワークショップの1つとして出展しゅってんします。ぜひご参加さんかください ★

★ 日時:2月15日(土)10:00〜15:00
★ 場所:けいはんなプラザ玄関げんかん前(京都府精華町光台1-7)
★ 太陽表面の水素すいそが放つHαという赤い光だけを通す特殊とくしゅなフィルターをつけた望遠鏡ぼうえんきょうで、太陽を観察かんさつします。太陽の活動は11年周期しゅうき変化へんかしていますが、現在活動のピークをむかえていて、黒点、プロミネンス、ダークフィラメント、プラージュなど、太陽表面のさまざまな活動現象を観察することかできます。

★ 参加お申込もうしこみはコチラから。(〆切:2月3日)
フェスティバル参加のお申し込みは必要ひつようですが、フェスティバル内かくブースは自由参加です。
参加費さんかひ無料むりょうです。
★ 雨・くもりの時は天文シミュレーションソフトの操作そうさ体験たいけんをします。

けいはんな科学体験フェスティバル2025ブース紹介画像.jpg
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2025年01月10日

CSS(中国宇宙ステーション)の上空通過

★ CSS(中国宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、1月10日と12日の夜に見られます。特に1月10日は、奈良のほぼ真上を通過しますので、とても明るく見えます(マイナス2.3等級、1等星の約20倍の明るさ)。いずれも、西〜北西方向から東〜南東方向へ通過つうかしてゆきます。
【見える時間】
 1/10 18:23 → 18:25(地球のかげに入り光らなくなる)
 1/12 17:59 → 18:01
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、CSSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこくが2〜3分ずれることがあります。)

★ CSS(中国宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の10倍以上の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

★ 次は2月18日ごろに見られる予定です。

CSS_orbit_20250110
CSS_pass_20250110
CSS_orbit_20250112
CSS_pass_20250112
(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
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2025年01月04日

しぶんぎ座流星群

★ 1月4日の未明、しぶんぎ座流星群りゅうせいぐんの流れ星が見られます。1月4日1時〜3時ごろにかけて、1時間あたり5くらい、4時〜6時ごろにかけて、1時間あたり10くらいの流れ星が見られると予想されています。
今年は月明かりもなく、ピーク時刻じこくも夜なので、良い条件じょうけんで流れ星を見ることができます。
★ 流れ星は、宇宙うちゅうにある大きさ1ミリ〜数センチメートルくらいの小さなつぶが秒速数十キロメートルの速さで地球にとびこんで来て、大気と衝突しょうとつして光を放つ現象げんしょうです。「しぶんぎ座」というのは、うしかい座とりゅう座の間に昔あった星座で、現在げんざいはありません。昔あったしぶんぎ座の方向(「放射点ほうしゃてん」といいます)からつぶがとびこんでくるので、「しぶんぎ座流星群」という名前がついています。しかし、流れ星はしぶんぎ座にかぎらず、夜空のどこにでもあらわれるので、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうは使わず、肉眼にくがんで夜空全体を観察かんさつしましょう。
★ 街灯がいとうや家のあかりが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。暗い場所に行ってから、暗さになれて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。少なくとも20分間は観察をつづけましょう。また、冬の屋外はとてもひえます。寒くない服装ふくそうで観察しましょう。

しぶんぎ座流星群_20250104.png
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2025年01月01日

1月の月

★ 2025年1月(旧暦2024年12月)の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、1月2日〜17日の間です。その後、1月18日〜2月1日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

   日付 月の出  日付 月の入り
12/31 07:30 → 31 16:57 ● 新月
01/01 08:19 → 01 18:04
     02 09:01 → 02 19:13
     03 09:37 → 03 20:23
     04 10:08 → 04 21:31
     05 10:37 → 05 22:38
     06 11:04 → 06 23:45
     07 11:32 → 08 00:54 ◐ 半月(上弦じょうげん
     08 12:03 → 09 02:04
     09 12:38 → 10 03:16
     10 13:19 → 11 04:28
     11 14:09 → 12 05:35
     12 15:07 → 13 06:35
     13 16:12 → 14 07:25
     14 17:20 → 15 08:06 ○ 満月
     15 18:26 → 16 08:40
     16 19:30 → 17 09:09 ★ レグルスと接近
     17 20:31 → 18 09:34
     18 21:29 → 19 09:57
     19 22:25 → 20 10:20
     20 23:21 → 21 10:43
     21(月は上りません)
     22 00:18 → 22 11:09 ◑ 半月(下弦かげん
     23 01:16 → 23 11:37
     24 02:17 → 24 12:11
     25 03:18 → 25 12:52 ★ アンタレスと接近
     26 04:20 → 26 13:42
     27 05:18 → 27 14:40
     28 06:10 → 28 15:46

月の満ち欠け
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