
春を代表する星座です。20時〜21時頃の時間帯だと、2月〜7月ごろに見ることができます。1等星レグルスの上の「?」を逆さまにしたような星のならび(ししの大がま)がししの頭を表していて、その左側に胴体があります。

しし座の物語ギリシャ神話では、勇者ヘラクレスが退治した、ネメア(ギリシャの地名)の谷にいたライオンの怪物だとされています。

しし座の天体
レグルスしし座の1等星です。
くわしい研究では、16時間で1回転(時速100万km)という高速で自転していることが分かっています。あまりに速く回転しているため、遠心力で回転方向にふくらんだだ円形をしていると考えられています。
しし座の三つ子銀河しし座の後ろ足の根本にあるうずまき銀河です。地球から3,500万光年の距離にあります。
M65、M66、NGC3628という3つのうずまき銀河が集まっていて、「しし座の三つ子銀河」と呼ばれています。
双眼鏡で見るのはむずかしいですが、M65、M66の2つは小さな望遠鏡だとぼんやりと分かります。
しし座タウ星黄色い星と青い星の二重星です。双眼鏡でも2つの星に分かれて見えます。
しし座83番星2つのオレンジ色の星の二重星です。双眼鏡では2つの星に分けるのはむずかしいかも知れません。望遠鏡を使うと2つの星に分かれて見えます。



紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(
国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5枚目の画像はプラネタリウムソフト
Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAの
APOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の画像です。
posted by rihaku at 00:00|
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星空