


17世紀にできた新しい星座です。「たて」はポーランド王ヤン3世の盾のことで、トルコとの戦争に勝った王をたたえて、ポーランドの天文学者ヘヴェリウスが作りました。
17世紀にヘヴェリウスが作った星座には、たて座のほか、こぎつね座、こじし座、とかげ座、やまねこ座、ろくぶんぎ座、りょうけん座があります。



わし座のしっぽからとなりのたて座にかけて、3等星〜5等星がCの字にならんでいます。双眼鏡で観察してみましょう。

3,000個もの星が集まった星団です。わたり鳥のむれのように見えるので、野鴨星団とよばれています。双眼鏡ではにじんだ光のように、望遠鏡ではたくさんの星が見えます。地球から6,000光年のきょりにあります。



紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
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