2024年02月18日

3月天体観望会(その1)のお知らせ

★ 3月2日(土)けいはんな記念公園で天体観望会を開催します。冬から春にかけて見える星座と、木星、銀河、星雲、星団などを天体望遠鏡で観望します。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい ★

★ 日時:3月2日(日)19:00〜20:30
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
★ 雨天、曇天時は中止です。当日17:00までに当ホームページでお知らせします。

2024年は、このあと3/20、4/14、9/22、10/20、11/24、12/8に天体観望会を予定しています。

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タグ:天体観望会
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2024年02月13日

季節の星座案内 〜りゅうこつ座〜

★ もともとはアルゴ座という大きな船の星座でしたが、とても大きな星座だったので、今から100年くらい前に、りゅうこつ座(船底せんてい)、とも座(船尾せんび)、ほ座()の3つの星座に分けられました。天の南極なんきょくに近い星座なので、日本では星座のごく一部分しか見ることができません。20時〜21時ごろの時間だと、2月〜3月ごろに見ることができます。

★ りゅうこつ座の物語
りゅうこつ座の元となったアルゴ座は、巨大きょだい帆船はんせんの星座でした。イオルコス(今のギリシャにあった国)の王子イアーソーンが黄金の羊(おひつじ座)の毛皮をもとめて、コルキス(今のジョージアにあった国)まで冒険ぼうけん航海こうかいをしました。ヘラクレスやふたごのカストルとポルックス、名医アスクレピオス(へびつかい座)も、ともにこの船に乗りこみ旅をしました。

りゅうこつ座a.png

★ りゅうこつ座の天体
★ カノープス
全天で2番目に明るい星(1番はシリウス)ですが、南の地平線すれすれにしか見えず(奈良だと地平線から高さ3度以下いか)、めったに見られない星です。本当は1等星ですが、大気による光の吸収きゅうしゅうで、じっさいには3等星の明るさでしか見えません。
2月後半だと20時〜20時半ごろ、3月前半だと19時〜19時半ごろが観察かんさつのチャンスです。遠くまで雲のない天気のよい夜に、南の方角に見晴らしのよい場所でさがしてみましょう。おおいぬ座の前足の星ミルザムと後ろ足の星フルドをつないだ線を下にのばした先にあります。双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。

りゅうこつ座b.png


むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)です。
図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。
タグ:星座
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2024年02月10日

2月〜3月の月

★ 2024年2月〜3月(旧暦2024年1月)の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察かんさつできるのは、2月12日〜27日の間です。その後、2月28日〜3月12日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。

 日付  月の出 月の入り
02/10 07:11 17:50 ● 新月
     11 07:47 19:06
     12 08:19 20:19
     13 08:49 21:30
     14 09:18 22:40
     15 09:49 23:49 ★ 木星と接近
     16 10:23 00:58(翌日よくじつ◐ 半月(上弦じょうげん
     17 11:02 02:04( 〃 )
     18 11:46 03:06( 〃 )
     19 12:37 04:02( 〃 )
     20 13:33 04:50( 〃 )
     21 14:33 05:30( 〃 )
     22 15:33 06:04( 〃 )
     23 16:33 06:33( 〃 )
     24 17:32 06:59( 〃 ) ○ 満月
     25 18:28 07:22( 〃 )
     26 19:24 07:45( 〃 )
     27 20:19 08:08( 〃 )
     28 21:16 08:32( 〃 )★ スピカと接近
     29 22:14 08:58( 〃 )
03/01 23:14 09:29( 〃 )
     02(月は上りません)
     03 00:17 10:06
     04 01:22 10:52 ◑ 半月(下弦かげん
     05 02:25 11:47
     06 03:24 12:52
     07 04:17 14:04
     08 05:02 15:20
     09 05:40 16:36
     10 06:14 17:51
     11 06:45 19:05
     12 07:15 20:18

月の満ち欠け2023.jpg
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2024年02月01日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ ISS(国際こくさい宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、2月1日〜4日の夜に見られます。
いずれも、北西方向から南東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
 2/01 19:14 → 19:16(地球のかげに入り光らなくなる)
 2/02 18:26 → 18:31
 2/04 18:27 → 18:33
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からのきょりが遠く、観察かんさつがむずかしいものはのせていません。また、ISSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこく予報よほうから2〜3分ずれることがあります。)

★ ISSには、日本人宇宙うちゅう飛行士ひこうし古川さとしさんが、2023年8月から乗りこんでいます。

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の数十倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

★ 次は3月15日ごろに見られる予定です。


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ISS_pass_20240201
ISS_orbit_20240202
ISS_pass_20240202
ISS_orbit_20240204
ISS_pass_20240204
(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
タグ:ISS
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2024年01月27日

季節の星座案内 〜ペルセウス座〜

★ 2等星が2つと3等星が5つ、カタカナの「ト」の形にならんでいて、見つけやすい星座です。20時〜21時ごろの時間だと、10月〜3月ごろに見ることができます。

星図カラー202402.png

★ ペルセウス座の物語
古代バビロニア時代(今から2,500年〜3,000年くらい前)は、老人ろうじんのすがたとされていました。
ギリシャ神話では、大神ゼウスの息子、勇者ゆうしゃペルセウスのすがたとされています。ペルセウスがエチオピアを通りかかったとき、海の怪物かいぶつケートス(くじら座)におそわれようとしていた王女アンドロメダを助け、のちに二人はけっこんしました。

ペルセウス座a.jpg

★ ペルセウス座の天体

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★ 二重星団せいだん
ペルセウス座とカシオペヤ座の境界きょうかい近くに、NGC869、NGC889という2つの星団がならんでいます。地球から7,500光年のきょりにあります。双眼鏡そうがんきょうでも、ぼんやりとした光の集まりが2つみえます。望遠鏡ぼうえんきょうで見るとすばらしいながめです。

★ Melメロッテ20
ペルセウス座の「ト」の字の真ん中の星ミルファクの近くに星が「S」字形に集まっています。地球から600光年のきょりにあります。双眼鏡で見てみましょう。望遠鏡だと視野しやがせまく、全体が見えません。

★ アルゴル
ペルセウス座の「ト」の字の横ぼうの先にあたる星です。ふだんは2.1等級ですが、69時間(2日と21時間)ごとに3.4等級(1/3の暗さ)に暗くなる変光星へんこうせいです。暗い星が明るい星のまわりをまわっていて、暗い星が明るい星をかくすので暗くなる、食変光星しょくへんこうせいというしゅるいの変光星です。地球から90光年のきょりにあります。
このあと2月〜3月にアルゴルが暗くなるのは、2/7 22時ごろ、2/10 19時ごろ、3/1 21時ごろ、3/4 19時ごろ、3/24 19時ごろのそれぞれ前後3時間ほどです。明るい星なので暗くなるようすは肉眼にくがんでも観察かんさつできます。

★ Mメシエ34
アルゴルのそばにある星団せいだんで、地球から1,400光年のきょりにあります。双眼鏡でも10くらいの星が集まっている様子が見えます。

二重星団.jpg
Mel20.jpg
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M34.jpg


むらさき色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡そうがんきょうで見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡ぼうえんきょう国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜7まい目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成さくせいしました。

リンク先は栗田直幸さんのサイトStellar Scenes倉敷科学センターです。
タグ:星座
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