2025年02月15日
2025年02月10日
季節の星座案内 〜とも座〜



もともとはアルゴ座という大きな船の星座でしたが、とても大きな星座だったので、今から100年くらい前に、とも座(船尾)、りゅうこつ座(船底)、ほ座(帆)の3つの星座に分けられました。



おおいぬ座のシリウスから左の方を双眼鏡か望遠鏡でたどってゆくと見える星の集まりです。地球から1600光年のきょりにあります。
M47のすぐ左どなりにはM46というべつの星団がありますが、双眼鏡で見るのはむずかしいでしょう。

M47の左にある二重星で、同じオレンジ色で明るさも同じ2つの6等星がならんで見えます。双眼鏡でも2つの星に分かれて見えます。2つの星はたまたま地球から同じ方向に見えているだけで、左の星は2000光年のきょり、右の星は10000光年のきょりにあって、じっさいには遠くはなれています。

とも座の真ん中あたりにある星の集まりです。星がまばらに集まっている様子が、双眼鏡で見えます。オレンジ色の明るい星が真ん中にあるのがとくちょうです。地球から600光年のきょりにある星の集まりと1200光年のきょりにある星の集まりが重なって、1つの星団に見えています。
NGC2451のすぐ左どなりにはNGC2477というべつの星団がありますが、こちらも、双眼鏡で見るのはむずかしいでしょう。



紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は、栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
2〜5枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先は、栗田直幸さんのサイトStellar Scenesです。
タグ:星座
2025年02月05日
月面X

肉眼では観察できませんので、望遠鏡で見てみましょう。10倍くらいの双眼鏡でも、三脚などでしっかり固定すれば観察することができます。また、月のかけぎわが正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。


2025年01月31日
ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

【見える時間】
1/31 18:15 → 18:18
2/02 18:14 → 18:16
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良の近くを通るものだけをえらんでのせています。また、ISSの軌道変更により、通過時刻が予報から2〜3分ずれることがあります。)


タグ:ISS
2025年01月29日
1月〜2月の月

1月29日は新月で旧暦の正月にあたります。日の入り後〜21時ごろの時間に月が観察できるのは、1月31日〜2月15日の間です。その後、2月16日〜3月2日ごろは、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が観察しやすくなります。
日付 月の出 日付 月の入り
01/29 06:56 → 29 16:56

30 07:35 → 30 18:07
31 08:08 → 31 19:18
02/01 08:38 → 01 20:27

02 09:07 → 02 21:36
03 09:35 → 03 22:45
04 10:05 → 04 23:56
05 10:39 → 06 01:07

06 11:18 → 07 02:18

07 12:04 → 08 03:26
08 12:58 → 09 04:28
09 14:00 → 10 05:20

10 15:05 → 11 06:03
11 16:11 → 12 06:39
12 17:16 → 13 07:09

13 18:18 → 14 07:35
14 19:17 → 15 07:59
15 20:14 → 16 08:22
16 21:11 → 17 08:45
17 22:07 → 18 09:10

18 23:05 → 19 09:37
19(月は上りません)
20 00:04 → 20 10:08
21 01:04 → 21 10:45

22 02:05 → 22 11:30
23 03:04 → 23 12:23
24 03:58 → 24 13:24
25 04:46 → 25 14:32
26 05:28 → 26 15:43
27 06:04 → 27 16:55

タグ:月