2022年05月13日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過が、5月13日〜17日の夜に見られます。
特に、14日は奈良のほぼ真上を通過しますので、とても明るく見えます(マイナス3.9等級、1等星の90倍の明るさ)。
いずれも、南西方向から北東方向へ通過してゆきます。
【見える時間】
 5/13 20:57 → 21:00(地球の影に入り見えなくなる)
 5/14 20:08 → 20:15
 5/15 19:20 → 19:26
 5/16 20:09 → 20:15
 5/17 19:20 → 19:26

(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からの距離が遠く、観察が難しいものは挙げていません。また、ISSの軌道変更により、通過時刻が2〜3分ずれることがあります。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡や双眼鏡を使わなくても、街中で肉眼で見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機かと思うくらい明るい(1等星の数十倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅せず音もしないので、飛行機と区別がつきます。

次回は5月31日頃に見られる予定です。

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(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
タグ:ISS
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2022年05月08日

月面X

★ 5月8日の18時半〜20時ごろ、月面に「X」の文字が現れます。ブランキヌス、ラカイユ、プールバッハの3つのクレーターの境界部分に、真横から太陽光が当たることで「X」の文字が浮かび上がって見える現象です。
肉眼では観察できませんので、望遠鏡で見てみましょう。10倍くらいの双眼鏡でも、三脚などでしっかり固定すれば観察することが出来ます。また、月の欠け際が正面にあって、月正面のクレーターが観察しやすい時期でもありますので、他のクレーターも観察してみましょう。

★ 月面Xは、月が1回満ち欠けする間(約30日)の間に1時間ほどしか見られず、かつ、その時間が夜間で、さらに、月が上っているという条件がつくので、月食ほどではないですが珍しい現象です。前回は昨年12月11日に見られました。次に夜間に月面Xを見られるのは、半年後の11月1日です。

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月面X_20220508b.jpg
(画像は NASA Scientific Visualization Studio より作成。2枚目は翌9日の同じ場所のようす。)
タグ:月面X
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2022年05月06日

みずがめ座η(エータ)流星群

★ みずがめ座η(エータ)流星群が観望好期です。
明け方の2時〜4時頃、1時間に数個程度の流れ星がみずがめ座のあたり(放射点)から流れるのが見られます。今年は月明かりもなく好条件です。

★ 最もたくさん見えると予想されるのは、5月6日未明ですが、前後1〜2日間も同じくらいの数が見えると予想されます。6日は朝から学校や仕事があるという人もいるでしょうし、晴れるとは限りませんので、5日未明や7日未明にも見てみると良いでしょう。
★ 「みずがめ座η流星群」という名前ですが、流れ星はみずがめ座(東の空)に限らず、夜空のどこにでも現れますので、望遠鏡や双眼鏡は使わず、肉眼で夜空全体を観察しましょう。
★ 街灯や家の灯りが目に入らない、なるべく暗い場所で観察しましょう。暗い場所に行ってから、暗さに慣れて流れ星が見えるようになるまで時間がかかります。最低でも20分間は観察を続けましょう。
★ 4時頃になると、東〜南東の空に金星、木星、火星、土星の4惑星が一直線に並んでいるのが見られます。あわせて観察してみましょう。

みずがめ座η流星群5月6日3時.png

みずがめ座η流星群5月6日4時.png
タグ:流星群
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2022年05月01日

5月の月

★ 5月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り〜21時の時間に月が見えるのは、5月2日〜17日の間です。逆に5月18日〜30日の間は、日の入り〜21時の時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出・月の入(奈良市)
05/01 05:17 19:06 ● 新月
     02 05:48 20:06
     03 06:22 21:05
     04 07:01 22:03
     05 07:45 22:56
     06 08:35 23:45
     07 09:30 00:28(翌日)
     08 10:27 01:06( 〃 )
     09 11:27 01:39( 〃 ) ◐ 半月
     10 12:28 02:09( 〃 )
     11 13:29 02:37( 〃 )
     12 14:32 03:05( 〃 )
     13 15:36 03:34( 〃 )
     14 16:44 04:05( 〃 )
     15 17:55 04:41( 〃 )
     16 19:09 05:23( 〃 ) ○ 満月
     17 20:25 06:14( 〃 )
moon.jpg
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2022年04月30日

季節の星座案内 〜しし座〜

★ 春を代表する星座です。20時〜21時頃の時間帯だと、2月〜7月ごろに見ることができます。1等星レグルスの上の「?」を逆さまにしたような星のならび(ししの大がま)がししの頭を表していて、その左側に胴体があります。

星図カラー05月.png

★ しし座の物語
ギリシャ神話では、勇者ヘラクレスが退治した、ネメア(ギリシャの地名)の谷にいたライオンの怪物だとされています。
しし座a.png

★ しし座の天体
★ レグルス
しし座の1等星です。
くわしい研究では、16時間で1回転(時速100万km)という高速で自転していることが分かっています。あまりに速く回転しているため、遠心力で回転方向にふくらんだだ円形をしていると考えられています。
★ しし座の三つ子銀河
しし座の後ろ足の根本にあるうずまき銀河です。地球から3,500万光年の距離にあります。
M65、M66、NGC3628という3つのうずまき銀河が集まっていて、「しし座の三つ子銀河」と呼ばれています。
双眼鏡で見るのはむずかしいですが、M65、M66の2つは小さな望遠鏡だとぼんやりと分かります。
★ しし座タウ星
黄色い星と青い星の二重星です。双眼鏡でも2つの星に分かれて見えます。
★ しし座83番星
2つのオレンジ色の星の二重星です。双眼鏡では2つの星に分けるのはむずかしいかも知れません。望遠鏡を使うと2つの星に分かれて見えます。


しし座b.png

LeoTriplet.png

TauLeo83Leo.png

紫色の大きい円は6〜8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜5枚目の画像はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
リンク先はNASAのAPOD (今日の1枚、Astronomy Picture of the DAY)の画像です。

タグ:星座案内
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