2022年10月08日

十三夜、月と木星が接近

★ 10月8日夜から9日明け方にかけて、月と木星の接近せっきんが見られます。ひとばん中、肉眼にくがんで見ることができます。
8日の20時ごろで5.5度(満月まんげつ11こ分)、9日の朝4時ごろで2度(満月4こ分)に接近して見えます。どの時間でも、双眼鏡そうがんきょうで月と木星を同じ視野しやに見ることができます。
★ 10月8日は十三夜でもあります。十三夜とは旧暦きゅうれき9月13日の夜で、十五夜(旧暦8月15日、中秋の名月、いも名月)に対し、豆名月またはくり名月とよばれ、昔からお月見の風習があります。少しけた名月とひときわ明るい木星の競演きょうえんを楽しんでみましょう。

月・木星、十三夜_20221008.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。月は3倍に拡大して描いています。)
タグ: 木星 十三夜
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CSS(中国宇宙ステーション)の上空通過

★ CSS(中国宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、10月8日、10日の夜に見られます。

いずれも、南西方向から北東方向へ通過つうかしてゆきます。
【見える時間】
 10/08 18:32 → 18:37(地球のかげに入り光らなくなる)
 10/10 18:09 → 18:15
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からのきょりが遠く、観察かんさつがむずかしいものはあげていません。また、CSSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこくが2〜3分ずれることがあります。)

★ CSS(中国宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の数倍〜十数倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

★ CSS(中国宇宙ステーション)は、中国が昨年さくねんから建設けんせつ中の宇宙ステーションです。今年7月に「問天もんてん」という実験じっけんモジュールをドッキングし、今月「夢天むてん」という実験モジュールをドッキング予定です。

次回は10月18日ごろに見られる予定です。

CSS_20221008.png
CSS_20221010.png
CSS_20221010_orbit.jpeg
(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
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2022年10月07日

10月天体観望会のお知らせ

★ 10月16日(日)けいはんな記念公園で天体観望会を開催いたします。秋の星座やアンドロメダ銀河、土星、木星などを観望します。

★ 新型コロナウイルス感染症対策で接触を避けるため、望遠鏡を直接覗くのではなく、望遠鏡映像をモニターで観望していただきます。
みなさまお誘いあわせの上、ぜひお越し下さい ★

★ 日時:10月16日(日)18:30〜20:30
★ 場所:けいはんな記念公園 芝生広場 西入口付近
★ 参加申込不要、参加料無料、時間内自由参加
★ 子どもの方は、かならず大人の方といっしょにお越し下さい。
★ 雨天、曇天時は中止です。当日16:30までに当ホームページでお知らせします。

2022年度は、このあと11/13、12/4、2023/3/5にも天体観望会を予定しています。

2022.08-12チラシ.jpg
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2022年10月06日

水星が観望好期

★ 10月6日〜15日ごろ、日の出前の東のひくい空に水星が見えます。
水星は太陽から28度以上いじょうはなれないので、上ってから1時間もすると空が明るくなってしまい、ごくわずかな時間しか見ることができません。10月6日〜15日は、日の出前の水星の高さが10度近くあり、観望かんぼう好期こうきです。

★ 水星はとてもひくくに(地平線からの高さが5〜10度)見えるので、東の方向に見晴らしのよい場所で、朝5:00〜5:20ごろに観察かんさつしてみましょう。日の出前の高さがもっとも高いのは10月9日ですが、水星は日に日に明るくなるので、期間の後半のほうが見つけやすいでしょう。1等星の数倍の明るさなので肉眼にくがんで見えますが、双眼鏡そうがんきょうがあればさがしやすいでしょう。太陽をあやまって見ないため、観察は太陽が上る5:50ごろまでには終えるようにして下さい。

水星の次の観望好期は、12月上旬の夕方です。

水星_20221006-1015.png
(画像はプラネタリウムソフト Stellarium で作成。背景の星のは10/9の配置。)
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2022年10月04日

ISS(国際宇宙ステーション)の上空通過

★ ISS(国際こくさい宇宙うちゅうステーション)の上空通過つうかが、10月4日〜7日の夜に見られます。

いずれも、北西方向から南東方向へ通過つうかしてゆきます。
【見える時間】
 10/4 19:03 → 19:06(地球のかげに入り見えなくなる)
 10/5 18:15 → 18:21
 10/6 19:03 → 19:08
 10/7 18:15 → 18:22
(※ 他に見られる日時もありますが、奈良からのきょりが遠く、観察かんさつがむずかしいものはあげていません。また、ISSの軌道きどう変更へんこうにより、通過時刻じこくが2〜3分ずれることがあります。)

★ ISS(国際宇宙ステーション)は、望遠鏡ぼうえんきょう双眼鏡そうがんきょうを使わなくても、まちなかで肉眼にくがんで見えます。色はクリーム色っぽい白。飛行機ひこうきかと思うくらい明るい(1等星の十倍〜数十倍の明るさ)ですが、チカチカ点滅てんめつせず音もしないので、飛行機と区別くべつがつきます。

次回は11月16日ごろに見られる予定です。


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ISS_20221004.png
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(画像は「Heavens Above」https://www.heavens-above.com/ より作成)
タグ:ISS
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2022年10月01日

望遠鏡工作教室を開催しました

奈良学園小学校(奈良市)で望遠鏡ぼうえんきょう工作教室を開催かいさいしました。
★ 1時間目は 国立天文台望遠鏡キット を組み立てました。キットのつつの決められた部分に、レンズを種類しゅるいと向きをまちがえないようにはめこんでゆくと完成かんせいです。
★ 2時間目は、望遠鏡を三脚さんきゃくに取りつけて操作そうさ練習をしました。
★ 3時間目は、作った望遠鏡を屋外に持ち出して月を観察かんさつしました。天気は快晴かいせいで月もくっきり見え、組み立てた望遠鏡で月の海やクレーターが観察できました。はじめてだとむずがしい66倍の倍率ばいりつで月を観察できた人もたくさんいて、みなさん満足まんぞくのご様子でした。
参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました★

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2022年09月26日

10月の月

★ 9〜10月の月の満ち欠けと出入り時刻です。
日の入り後〜21時ごろの時間に月が見えるのは、9月30日〜10月14日の間です。その後、10月15日〜11月1日の期間は、日の入り後〜21時ごろの時間、月明かりがなく星が見やすいです。

 日付  月の出 月の入り
09/26 05:47 18:09 ● 新月
     27 06:49 18:37
     28 07:53 19:06
     29 09:00 19:39
     30 10:09 20:18
10/01 11:19 21:04
     02 12:27 22:00
     03 13:31 23:04 ◐ 半月(上弦)
     04 14:26 00:14(翌日)
     05 15:12 01:26( 〃 )
     06 15:51 02:37( 〃 )
     07 16:25 03:46( 〃 )
     08 16:55 04:53( 〃 )
     09 17:23 05:58( 〃 )
     10 17:51 07:02( 〃 ) ○ 満月
     11 18:20 08:06( 〃 )
     12 18:51 09:09( 〃 )
     13 19:26 10:11( 〃 )
     14 20:05 11:10( 〃 )
     15 20:50 12:05( 〃 )
     16 21:40 12:54( 〃 )
     17 22:35 13:37( 〃 )
     18 23:32 14:15( 〃 ) ◑ 半月(下弦)

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タグ:
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2022年09月24日

星空観察教室を開催しました

★ 今年度第3回の星空観察かんさつ教室を、けいはんなオープンイノベーションセンター(精華町/木津川市)で開催かいさいしました。お天気にめぐまれ、外に出て双眼鏡そうがんきょうを使って星座せいざを観察しました。

★ いるか座、や座といった双眼鏡の視野しやにすっぽりおさまるミニ星座や、やぎ座の「しっぽ」、みずがめ座の「三ツ矢」、うお座の「サークレット」など、街中まちなかでは肉眼にくがんで見えない星のならびを双眼鏡で観察しました。

参加さんかいただいたみなさま、ありがとうございました。次回は10月22日(土)17:30〜です ★

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タグ:星座 双眼鏡
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2022年09月20日

季節の星座案内 〜みずがめ座〜

★ 星座せいざうらないにも登場する星座ですが、1等星も2等星もなく、3等星も3つしかない、目立たない星座です。
市街地しがいちでは見つけにくいですが、すぐ下に1等星フォーマルハウト(みなみのうお座)があるので、場所はすぐに分かります。また、2022年秋は木星(うお座)と土星(やぎ座)にはさまれているので、さらに場所が分かりやすいです。20時〜21時ごろの時間だと、9月〜12月ごろに見ることができます。

星図カラー2022年10月.png

★ みずがめ座の物語
古代メソポタミア時代(今から5,000年〜4,000年くらい前)は、水が流れ出るつぼを持った「グラ」という英雄えいゆうのすがたとされていました。みずがめ座の左右にあるうお座、やぎ座もそうですが、太陽がみずがめ座の方向にあるころ(冬〜春)、メソポタミア地域ちいき(今のイラクのあたり)では雨期になり川の水がふえ、めぐみをもたらすことから、水と関係かんけいすると考えられたようです。
ギリシャ神話では、大神ゼウスに不死ふしの酒ネクタールを給仕きゅうじする美少年ガニメデのすがたとされています。

みずがめ座a.png

★ みずがめ座の天体
★ みずがめ座の三ツ矢
4等星と5等星が4つ「三ツ矢」block04_ttl02.png の形にならんでいます。双眼鏡そうがんきょう視野しやにちょうどおさまって分かりやすい形です。みずがめ座の水はここから流れ出る形になっています。

★ みずがめ座プサイ星
青白い星が2つとオレンジ色の星1つが「く」の字にならんだカラフルな3重星です。空の暗い所では、肉眼にくがんで3つに分かれて見える人もいます。双眼鏡を使うとかんたんに3つに分かれて見えます。

★ Mメシエ2
10万以上いじょうの星が丸く集まった球状きゅうじょう星団せいだんというしゅるいの星団です。双眼鏡で見るのはむずかしいですが、望遠鏡ぼうえんきょうだとぼんやりにじんだ星のように見えます。くわしい研究では、地球から4万光年のきょりにあることがわかっています。

みずがめ座b.png
γAqr.png
ψAqr.png
M2.png

紫色の大きい円は8倍くらいの双眼鏡で見えるはんい(7度)、水色の小さい円は16倍の望遠鏡(国立天文台望遠鏡キットなど)で見えるはんい(2.5度)です。
2〜6枚目の図はプラネタリウムソフト Stellarium をもとに作成しました。
タグ:星座案内
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2022年09月18日

天体観望会 中止のお知らせ

本日9月18日、けいはんな記念公園で予定しておりました天体観望会は、曇りのため中止といたします。楽しみにされていたみなさま、申し訳ございません。
 次回は10月16日(日)18:30〜20:30を予定しています。ご参加お待ちしています。
曇天中止
タグ:天体観望会
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